どーでもいいことが気になるのは、書き手体質だからでしょうか?
仕事として、いろんな場所に顔を出します。
そして、いろんなコロナ対策を目にします。
イヤイヤ、文句はない。
文句ではない。
ただ、何か考えてみたくなることが、時々、あります。
先日の出向いた先には、やはり他と同じく、手を消毒する除菌剤がありました。
イヤ、良いのです。
反論はありません。
ただ、ただ、文面がね?
除菌剤のボトルの。
詳しく覚えていないので、主旨だけ……
『人に優しく地球に優しく、食品添加物を使用した除菌剤』。
……。
んー……。
文句を言うほどではない。
ツッコんで笑うほどのネタでもない。
ただ、ただ、なんとなく。
いや、健康志向の食品とか、『食品添加物は無添加です』とか宣伝するじゃないですか?
いや、言ーたいことはわかる。
『口に入れてもいいと国が定めてるもので作ってるぐらいだから、手への負担は少なくて安全だよ?』って主旨でしょう。
わかる。
わかるのです。
でも、世の中には『食品添加物を使用していません』を売り文句にする食品がある状況で、この除菌剤のボトルに書いてあるセールスポイントは、購入者の購入決定の判断材料として、どのくらい力が有るのだろう?とね。
別に文句じゃないんです。
実際、ボクも使わさせていただきましたし。
ただ、“言葉の力”って、世の人にどれぐらいの影響力があったのかなぁと、言葉を扱う趣味の人間として興味があるなぁと。
それだけです。
それだけなんです。
こんな、どーでもいいこと、この連載じゃないと書けないし。




