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私に憑いているあなた達は、、、!?

作者: 七瀬



最近、なんだか、、、?

何をやっても上手くいかない、、、!?




丁度、、、1か月前。

あるマンションに引っ越して来てからだ!



私は理由があって直ぐに引っ越す場所を探さなければいけなかった。

不動屋さんに行きいいところがないかと住む場所を探して、、、。


家賃も安く敷金・礼金も無しで、少しぐらいは交通が不便でも仕方がないと

考えていたのだけど、、、?



なかなか? そういう場所が見つからない!


そうすると、、、不動産屋さんが【1つだけいい物件がありますよ】と言った。

いわゆる、、、 『訳あり物件』と言うやつだ!



私はどうしても引っ越したかったのでその訳あり物件のマンションに引っ越す

事に決めた。


その部屋は間取りも、部屋数もあって私は満足していた。


ただ、不動産屋さんから私に一言付け加えて言われた事があった!



『ここで、何があっても一切うちの会社では保証しませんと言う事だけ、、、。

ご理解宜しくお願い致します!』

『ははい、』




私の名前は 『郷田 あさみ』24歳、大型スーパーのレジをしている。


何故、、、? 

引っ越したかったと言えば、付き合っていた彼氏と同棲していて別れたから...。

もともと彼氏の家に私が転がり込んだ形で同棲が始まった。


勿論だけど、、、?

別れたら出て行かなくてはいけない。



私と別れた彼からは、こう言われている。


『住む場所が見つかったら直ぐに出て行ってくれ! それまでは仕方がないから

ここに居てもいいよ!』

『...わかった!』



彼と別れた理由は、、、?


『彼の浮気! だけどお互いの気持ちが冷めてしまった事が原因だったと思う。』



そして私はあの部屋に引っ越してきた。


この部屋の何が訳あり物件なのか、、、?

詳しく不動産屋さんから聞けなかったけど、住んでいるうちに分かるのかなと思う。


部屋自体は、凄くキレイだし問題があるように感じなかった。




でも、引っ越してきたその日の夜、、、。

私が眠っていると、、、?


隣の部屋で、ギシギシと音がする。

バタバタと小さな子供が走り回っているような足音が、、、!?


私は飛び起きて、隣の部屋に行くと、、、?

誰もいないし、音もしない!


そんな事が連日続いていった。





そのうち、何をやっても上手くいかないし!

肩がやたらと重く感じる。


私は思い切って、大家さんに聞いてみる事にした。


『あのう? 以前、ここの部屋で何かあったんですか、、、?』

『やあ! 405号室の郷田さん、元気かな?』

『だから! 405号室で以前何があったんですか、、、?』

『......無理心中だよ、4人家族でね、子供は5歳の男の子と3歳の女の子

が居て、旦那さんの会社が倒産して借金まみれ、奥さんは頑張って夜の仕事も

していたのだけど、到底返せないお金だったから、ここで4人とも亡くなった

んだよ! だから405号室が訳あり物件になったんだよ、郷田さん? また

引っ越すのかい?』

『...うーん、それは、まだ...。』

『まぁ、郷田さんの好きにするといいよ!』

『...ははい、』



でも大家さんは郷田さんを見るなり知っていた!

大家さんはかなりの霊感があり、既に郷田さんの肩には亡くなった4人が

憑いていたからだ!


『あの子、、、もう405号室から引っ越せないねぇ~ あの家族に憑かれて

身動きが取れなくなるよ、可哀想に、、、。』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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