作家の皆さま、なぜ漫画ではなく、小説を書くんですか?
作家の皆さまがなぜ漫画ではなく、小説を書くのか。
底辺作家の私ごとではありますが、考えを述べさせていただきたい。
以下、想定しうる考えを3つに切り分けて述べてます。
<小説を選択した理由>
①楽だから
正直、多いのではないのでしょうか。
かくいう私も創作活動をしたい。ただ絵はほぼ描いたことないと思ったときに、まるで逃げ道のように小説を選択しました。
それは創作活動に本気ではないという裏返しなのではないか。そういわれてしまうと耳が痛い。
②漫画では描けない仕掛けがあるから
こちらの例としては叙述トリックが一番わかりやすい例ですね。
文章によってミスリードを誘い、実際はこうでしたとどんでん返しをする手法。こちらは小説でしかできないパターンも多く、小説の方が秀でていると思います。
③読者として読んだ”あの本”の感動を、今度は作者として提供したいから
他のことすべてを忘れるように没頭してページをめくる。読み終わったあともその作品を想いながら、余韻に浸ったり、考察をしたり、二次創作をしてみる。
このエッセイを読んでいる方はきっと、こういう体験をしたことがある。そうでなければこのエッセイを読むことはない。
子どものころに夢中になった”あの本”。
大人になってからふと読んで虜になった”あの本”。
人生のどん底の中で希望を与えた”あの本”。
他にも様々な状況で読んで夢中になって、寝る間も惜しんで読み続けた”あの本”。
そんな本を今度は作者として提供したい。そういった熱意が、”あの本”と同等の、否、それ以上の作品を作り上げることができる。私は最近、そう思い始めてきました。
そして”あの本”は漫画ではなく小説だった。
<私が小説を書いている意味>
小説を書く入口としては最初は①(楽だから)の考えでしたが、書いてくうちに③(読者として読んだ”あの本”の感動を、今度は作者として提供したいから)のような考えになりました。
その過程で②(漫画では描けない仕掛けがあるから)の小説であれば優位であるものも書きましたが、結局、私は小説で読んだ”あの本”以上の感動ある物語を紡いでいきたい。そんな高尚な想いがあるわけです。
想いは勝手なだけで、それを自作に反映することは自作への冒涜なため、こういったエッセイで想いを皆さんに提供します。
<最後に>
良ければ皆さんの考えも感想等で教えていただきたいです。私もいろんな人の考えを知りたいです。
漫画の方がいいじゃんと世の中には一蹴されようが、作家の皆さまは小説で実現したい想いがあるわけです。
そんな想いを述べていただけると、作家同士、良い相乗効果を生み出せるのではないかと思います。




