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筆者のお気に入り短編

【短編】勇者パーティから追放された付与術師が有能な剣士に出会った結果

「急に立ち止まってどうしたのよ、リーダー」



 深き森の中。



 ローブを羽織った魔法使い(マジシャン)にリーダーと呼ばれた剣士(ソードマン)は、肩に剣を担ぎながら飄々と答える。



「分かったんだ」


「何が?」



 その質問に、剣士は向き直って答える。



「俺らって田舎から出てきて金持ちになるために、手っ取り早く初められる冒険者を選んだ無学なバカの集まりなわけじゃんか。おまけに、互いに何の面識もないビジネスパートナーからスタートしたお決まりの誓いもない希薄な関係でさ」


「そ、そうですね」



 続けて、聖職者(クレリック)が言いたいことを我慢するように、同意の言葉を絞り出す。



「だから、寄せ集めでやってた俺ら三人の中に、勇者パーティを追放されたこいつを迎えて、とりあえず経験者からクエストのノウハウを学んでから各々で独立する、的な筋書きで仕事してきたわけだけどさ」


「……うん」



 最後に、付与術師(エンチャンター)が静かに頷く。追放された心の傷が癒えていないのか、またしても裏切られると考えたのか。その口調は重そうだった。



「ぶっちゃけ、俺は既に限界感じちゃってるんだよな」


「聖職者と付与術師でリーダーにバフをかけて、私が後方で支援火力を出すやり方のことかしら?」


「きょ、今日まで実績を残している、とても合理的な方法だと思いますけれど」


「そりゃ、俺だって今でも上質だと思ってるよ。曲がりなりにも、ド素人だった俺らが冒険者のボリューム層であるプラチナ級を超えて、ようやっと頭一つ抜けた上位ランクのダイヤ級まで上り詰められた戦法だからな」


「ならば、なぜ?」


「高みを目指す上で色々勉強して分かった。これは、最善じゃなかった。このままやってたら、多分俺らは死ぬ」



 剣士は、剣を地面に突き刺すと近くに転がっていた岩に座り込んでボトルの水を飲み干し肉を囓った。



「ダイヤ級まで来ると、相手するモンスターも頭が良かったりガタイで圧倒してくる桁外れなパワータイプが増えてくる。そうなると、一撃でブチ殺されるどころか、操られて同士討ちさせられるような状況に陥る可能性だってある。そんな中、司令を出す俺が最前線に出ちまうと、相手の戦法に対して後手に回っちまうだろうが。これはよくねぇよ」


「つまり、今までは戦術が通用する相手だったけれど、これからは事前準備やフォーメーションを含めた戦略を重視する戦いになる、と?」


「そういうこった」



 黄昏時。



 クエスト中に突如として始まった剣士の提案に、一同は傾聴し、そして互いに顔を見合わせてから円の形に座った。



 中央に、リーダーは枯れ木を重ねて火をくべる。今日は、ここがキャンプ地となるらしい。



「妙ですね」


「何がだ、聖職者」



 彼らは、互いをジョブ名で呼ぶ。それは、極めて合理的で冷血な剣士の彼が定めた、いざという時に仲間を見捨てやすくするための処世術だった。



「あなたなら、限界を感じた時点で私たちを切り捨てた方がいいでしょう。正直なところ、私はあなたの指示に従っているだけです。私と魔法使い、そして付与術師は、あなたにとって代えの効く人材でしかないのに、まだ私たちを留めておこうとする可能性を残す理由が分からない」


「……まぁ、悔しいけどそうね。一緒にいたから分かる。リーダーは私たちとは根本的に違う。武力だけじゃない。きっと、冒険者という職業に必要な本当の能力は持ち合わせているから」


「気持ち悪いから持ち上げんな。話、戻すぞ」



 炎の中に、二つに折った枯れ枝を放り込む剣士。三人は、静かに燃える炎を虚ろに見つめていた。



「俺、最近になってお前らの力を自分なりに分析してみたんだ。もちろん、曖昧な方法じゃなくて具体的な数値に則ってな」


「具体的な数字?」


「あぁ。その日の俺の体調やモンスターの個体差っつー変数はあるけどよ。お前らのうち、誰か一人と一緒にバトルするパターン。二人と一緒にバトルするパターンを、十体のキメラとガーゴイルを討伐することでデータにした」


「……っ!? あ、あの意味不明なモンスター狩りってそういう意味だったの!?」


「そういえば、意味深に時計を気にしてましたね。なるほど、合理的なあなたがやりそうなことです」



 魔法使いは長い髪をふわりと逆立てて驚き、聖職者は嘆息して感心した。



「そして、実証したんだ。付与術師。お前がチームにいる時だけは、その他のパターンと比べて討伐タイムにほとんど差がない。つまり、お前の付与術ってのは戦闘に何も関与していなかったってことなんだ」



 付与術師の顔から血の気が引いていく。そんな彼のことを、魔法使いと聖職者は疑惑の眼差しで見つめた。



「ま、待ってくれ! 僕は、ちゃんと仕事をこなしてる! リーダーのポテンシャルをあげる術を使っているんだ!」


「そう思って、攻撃力以外も検証した。わざと攻撃を受けて耐久力を試したり、走り回ってスタミナの減り具合を調べたよ。

 しかし、結果は変わらなかった。他の味方をバフしてるのかとも思った。だから、二人を連れて行くパターンも調べた。当然、俺一人のタイムや装備強化の可能性もだ。それでも結果は変わらない。

 つまり、お前は今のパーティに対してなんの貢献もしてなかったんだよ。これが、討伐するタイムをまとめたリストだ」



 手渡されたリストを隅から隅まで調べ、付与術師は絶望した。慌てふためいて弁解しようとするが、しかし声が声にならない。それもそのはずだ。勇者に追放された時とは違い、データを突きつけられ、その上で無能さを証明されたのだ。



 これはもう、絶望しない方がおかしかった。



「……あなた、今まで何をやっていたの?」


「仕事だ!! 仕事をしてたんだ!! 本当だよ!! なぁ、リーダー!! 僕はあなたの為に必死になって働いた!! 怠けてなんて決してないんだ!!」


「落ち着け」



 リーダーは、自分のボトルを付与術師に投げた渡して小さく笑った。



「付与術師の使う術は、俺のようなパンピーが扱えるスクロール化された代物とは違うユニークスキルだ。ユニークスキルは、幼少期に経験した絶望と、その時に願った強い思いが合わさることで能力として具現化する。付与術師は、村をモンスターに壊滅させられた過去を持ってるからな。ユニークスキルの発現は当然だったろう」


「しかし、ならばリーダー。付与術師のユニークスキルである〝ネクロの加護〟は、尚更仲間を強化するためのスキルであるべきじゃないかしら。彼曰く、弱い自分が願ったのは『大切な人に死なないで欲しい』ということなのだから。それでいて、リーダーを強化出来ていないというのは、彼からの説明にもユニークスキルの定理にも矛盾するわ」


「だから、俺は疑ったよ。ユニークスキルってヤツをな」



 リーダーのボトルを、付与術師は強く握り締める。



「まず考えられるのは、お前の認識に齟齬があり幼少期の記憶違いをしている説。この場合、お前の認識不足のせいで効果が発動していないことになる。

 しかし、お前は勇者パーティとやらにいたんだろ? だったら、その段階ではお前の認識通りに仲間を強化するスキルだったとしか思えない。却下だ。

 次に、村を壊滅させたモンスターに効く、特攻的な効果を持っている説。これも却下だな。旅をする勇者一行にとっては汎用性が無さ過ぎる。そもそも選出されるわけがねぇ。

 後は、俺のことを仲間と信じられてない説か。まぁ、俺らは分かりやすくビジネスパーティだからな。これも結構ありえるが――」


「きゃ、却下だ。僕は、勇者パーティにいる時だって、最後は半信半疑だった。信じられなかった勇者を強化出来ていたのだから、それはあり得ない」



 付与術師は、自分の感情を押し殺して剣士の言葉に反論を述べる。剣士は、徐ろにタバコを取り出して薪の炎で燃やすと、口に咥えて深く煙を吸い込んだ。



「要するに、だ。俺と魔法使いと聖職者は、ほとんど使い物になってなかった付与術師を抱えながらダイヤ級まで来たことになる。現状、これは紛れもない事実ってわけだ」


「……そうですね」


「ならば、付与術師を追放するの?」


「……っ」


「だぁから、落ちつけよ。なんでお前らは、そうやっていつも答えを急ごうとするかな。それとも、逆にお前らの意見を聞かねぇ勝手な俺が追放されちまうのか?」



 ブラックジョークで笑えるほど、三人の心に余裕はない。自ら気まずい空気にしてしまったことを恥じると、剣士は咳払いをして再び言葉を始める。



「ユニークスキルってのは、本人の意識によって効果が大きく変化する能力だ。まぁ、当然だよな。ユニークスキルはそいつだけの技能なんだから、思い込む力で変化するってメカニズムには、納得はさておき理解はするしかない」


「それが、何だって言うんですか?」


「俺は、こう思ってる。付与術師は、最近になって、幼少期の純粋で多感な時期に受けた絶望より深い絶望を味わった。例えば、『勇者パーティからの理不尽な追放』とかな」



 紫煙が剣士の顔を隠す。雲間から現れた月の光が、多くの傷が刻まれた白髪の彼の顔を妖しく照らす。その中で、彼はただ、不敵に笑みを浮かべていた。



 この時だったという。



 後に冒険者の頂点へ上り詰め、伝説と呼ばれることとなるパーティのメンバーが、自らの命を彼に預けようと誓ったのは。



「……り、リーダーは、僕の〝ネクロの加護〟を疑ってたんじゃないのか?」


「んなこと、一言も言ってねぇだろ。俺はユニークスキルの定理を疑ったんだ。いくら頭のいい連中の考えだっつっても、まだまだ検証も足りてねぇ発展途上の研究だ。そんな仮説をまっすぐ信用するほど、俺ぁ真っ当な生き方してきてねぇのさ」


「だって、あれは王立図書館の最高権威が言ってることなのよ!? 宮廷魔法使いやドラゴンの知恵の結晶なのよ!?」


「だからなんなんだよ、魔法使い。俺は、貧乏人を救う気もねぇ国の貴族なんかより、効いてなかったとしても、必死こいて俺を助けてくれようとしてくれてたこの男を信じてる。なんか文句あんのかよ」



 付与術師は、思わず目を細めた。



 裏切られ絶望し、一人で常闇を渡り、ようやく、ここへ辿り着いた彼にとって、その言葉はあまりにも眩しかったからだ。



「もしも〝ネクロの加護〟の効果が書き換わってしまったのだとすれば、付与術師の主張と効果の矛盾にも説明が付く。何せ、自分も知らねぇうちにそうなってんだからな。

 なんなら、ヤベェのはそれをメンバーの誰にも気が付かせないレベルで上達してきた魔法使いと聖職者。お前らだ。ククッ。戦場を俯瞰してりゃ、普通気付くだろ。えぇ?」


「……だって、あなたが優秀過ぎるから」


「私たち、言うことに従ってるだけですし」



 異常に卑屈なこの二人も、そのうちケアしてやらねばらない。そんなことを、剣士は少しだけ思う。



「とにかく、お前らっつー強力なカードがあるんだから、解散するって選択肢は付与術師の可能性を徹底的に探った後でいい。だから、俺は勉強と検証をした。それだけだ」



 二人は、顔を伏せてモジモジと照れた。普段、滅多に人を褒めない剣士の急なセリフは、剣士と同じように貧乏の出自である彼女たちの、忘れていた自尊心を回復させるのに少しだけ役に立ったようだった。



「で、でもですよ。えへへ、その、リーダー。さっきは限界だって言ってたじゃないですか」


「現状はな。だから、今から〝ネクロの加護〟の効果を暴く」


「ど、どうやって?」



 付与術師は、自らの自己認識の曖昧さを嘆きながら、しかし、それでも剣士に頼ることしか出来ない自分が情けなくて唇を噛み締める。



「単純な話だ。お前、追放された時に何を考えてたんだよ」


「……ごめん、覚えてないんだよ。リーダー。あの時は、ダンジョンの奥深くで唐突に見捨てられてさ。挙げ句、モンスターの坩堝に叩き落された。生き残ることに必死になり過ぎて、あいつらへの怒りは後回しになってしまった」


「そうか」



 再び、タバコを吹かす剣士。煙は、ゆっくりと空へ登っていく。



「だったら、普通はお前。『あのカス共を皆殺しにしたい』とか考えるだろ。そしたら、破れかぶれで使った〝ネクロの加護〟の効果にも気が付くハズだ。目の前のモンスターを惨殺すりゃ、嫌でもな」


「そんなことは出来なかったよ。だって、僕は本当に、命からがら生き残ったんだ。攻撃だって敵の視線を反らすだけに使って、刺激しないために直撃は一切させなかった。

 そうやって、何日もかけて、奴らの死角を縫うようにダンジョンを移動して。蠢く虫みたいに、惨めにだよ。それしか、僕に生き残る方法は無かったから」


「生き残ってその後、俺が声かけるまでどうやって生きてきたんだ?」


「僕、冒険者しかやったことがないから。薬草を集めたり鉱石を集めたり。そんなふうに、日銭を稼いだよ」


「その間、モンスターを討伐はしなかったのか?」


「で、出来るわけないだろ? ゴブリン一体ですら、冒険者一人で勝つのは難しいんだ。本来、モンスターと人間の間にはそれくらいの実力差がある。それを埋めるための魔法や加護やスキルなわけで、そして冒険者がパーティを組む理由なんだ。

 ……ユニークスキル以外ほとんど使えない僕は、長い間一人だった。ずっと、色んなものから逃げ続けてたよ。それくらい、リーダーになら分かるはずだろ」


「ククッ。お前、自分で言ってて気が付かねぇのかよ」


「なにが?」


「モンスターの嗅覚や視覚は、人間とは比べ物にならねぇレベルで鋭敏だ。そんな奴らがウヨウヨすんでる場所に単独で入っていって、毎回見つからないようにクエストを完了するなんてこと、普通は出来ねぇよ。だから、毎年毎年、何人も冒険者が死んじまってるんだろ?」


「な、何が言いたいんだよ。リーダー。教えてくれよ」


「お前が生き残れたのは、〝ネクロの加護〟のお陰。そう考えるのが最も合理的だ。そして、お前が経験してきたサバイバルに符号する新しい効果は――」



 対象は、決して敵に見つからなくなる。



「これは、とんでもなく強力なスキルだぜ。使い方によっちゃ、天下取れたって不思議じゃねぇ。おまけに、数多のモンスターの五感や能力を突破する代物だ。俺の予想じゃ、瞬間的に記憶から対象の存在を抹消するレベルで優れてる。俺が最前線にいても司令が後手に回らないなんて、考えるだけでゾクゾクしちまうよ」


「強化の期間は無限に近く、対象も複数選択出来る敵の認知を歪める操作スキル。改めて言葉にすると、壊れてますね。流石にユニーク過ぎます」


「ば、バカげてる。チートじゃないの」



 一瞬で命を失いかねない戦闘中、戦っている相手が記憶の中からごっそりと消滅する。



 その恐ろしさは、『戦い』という仕事に身を置く魔法使いと聖職者を戦慄させるには、充分過ぎる仮説であった。



「ただ、効果は永続じゃねぇ。もしもそうなら、モンスターはかけられた瞬間に俺でなく後衛のお前らを襲っているハズだからな」


「……なるほど、私には読めましたよ。リーダー」



 褒められて少し調子に乗り始めたのか、さっきまで俯いていた聖職者はウキウキで鼻を鳴らした。



「効果の持続を遮断するのは、対象が敵を攻撃すること。だから、絶え間なく攻撃を続けるリーダーには効果がなく、モンスターの視線を反らすためだけに攻撃を放った付与術師は見つからなかったんです」


「ほう。鋭いな、聖職者。俺も、お前と同じ考えだ」



 聖職者は、ニヤニヤと笑う。



「面白いのは、対象が『敵』にだけ見つからないってことだ。知ってるか、付与術師。勇者一行は、俺たちと同じ街に滞在してるんだぜ?」


「そ、そうなのか?」


「それだけじゃない。お前は、勇者パーティを追放された自分を蔑み、攻撃してこようとする人間もまとめて『敵』と認識してる。さっき、自分で『色んなものから逃げ続けている』と言ったろ。

 要するに、お前は気が付いていたんだ。自分の追放と劣等感を咎める人間が、一向に現れないことに」


「……その理由は、僕がダンジョンで自分に〝ネクロの加護〟をかけて以来、一度も攻撃を敵に当てていないからってことなのか?」


「そうだ。不自然だと思わなかったのか? 俺は、お前と二人でキメラを狩ったんだ。それなのに、討伐するタイムは俺一人のパターンと差がなかったんだぞ?」


「……あ、そうよ!! 普通、モンスターのヘイトは分散するはずよ!? キメラレベルの知能を持つモンスターなら、弱そうな方から殺そうと考えるのだから、バフが無いのならば付与術師を守るためにリーダーのタイムは遅くなるのが普通なんだわ!! つまり、付与術師は未だに敵に見つかっていない!!」


「御名答だ、魔法使い。なんだ、お前ら今日は妙に冴えてるな」



 ご満悦な魔法使いを見てから、自分の手を強く握る付与術師。



 彼は、今、自らの力を掴んだことを確信した。仮に剣士の仮説が間違っていたとしても、それは大した問題ではなかったからだ。



 なぜなら、彼は、追放された絶望よりも深い、希望という名の衝撃を味わったのだから。



「ごめん、リーダー。俺、自分のことすら分かってなかった。自分の力なのに、ユニークスキルのことも知らなかったんだ。だから……ごめん」


「本当、そういう部分が足りてねぇよな。お前は。そんなんだから、追放されっちまうんだよ」


「ぐ……っ。そ、それを言われると、結構キツイな」


「だったら、その握った拳どうすんだ?」



 剣士は、タバコを薪の中へ放り込んで立ち上がった。



「明日、俺たちは街へ戻る。同じ街に、勇者パーティはいる。お前のこと、ヒデェ目に合わせた連中なんだろ?」



 言われ、付与術師は笑う。



「もちろん、届けてくるよ。あいつの顔面に、キツイのを一発」



 剣士は満足そうに微笑み返すと、突き刺した剣にベルトをひっかけて仕事の表情をやめた。

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― 新着の感想 ―
世の中の上司がみんなこんなだったらねえ。 でもそうしたらそもそも勇者パーティーを追放されてないか。 転職がうまくいってハッピー、ということになるのね。
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