3-10-1【未成熟】
最近の「クックルー総理」の言動は、見るに耐えない。
「朝令暮改」なんてものじゃなく、一時間後には手のひらを返している。
思うに「お金持ち」だから、小さい時から何でも思い通りになったのだろう。
ただ、それを自分の実力だと勘違いしたところが、「クックルー総理」の悲劇の始まりである。
野党で無責任に言いたいことを言っていれば済んだのだが、嘘をついて与党になってみると実際に実行しなければならない。
ところが、今度は国民相手である。
今までの利害関係者ではない。
利害関係があれば『そんなこと言っていいの?取引止めちゃうよ!』とでも言えば、どんなことも言う事をきかせられたろう。
ところが、国民一人ひとりを札束で頬を張る訳には行かないから、総スカンである。
今、「クックルー総理」は狼狽しているのだと思う。
『なぜ、ぼくちゃんの言う事を聴かないの?』
子どもの時から、逆らわれたことが無いのだろう。
合う人合う人、良く思われようとするから「八方美人」になってしまうのだ。
「クックルー総理」の愚かな点は、今まで金の力によって閉鎖社会では思い通りにできたが、国民相手には通用しないことに、今頃気づいたことである。
過保護は、こんなにも人間をダメにしてしまうのだ。