1-5-8【多元宇宙】
この宇宙には「ダークマター」と「ダークエネルギー」が存在する。
しかも、我々の宇宙の全質量の96%が未確認物質である「ダークマター」と「ダークエネルギー」なのだから呆れる他はない。
つまり我々が物質と認識できるものは、全宇宙の4%に過ぎないのである。
しかし、よくよく考えれば、重力波はどの宇宙にも届く。
だから、重力波は他の宇宙にも分散するから検出できない程弱いのである。
と言うことは、他の宇宙からも重力波が届いている事になるから、我々の宇宙の全質量と一致する必然性はないのではないだろうか?
次元が違えば、極端に弱くなるだろうから、近隣の並行宇宙の重力波が影響しているものと思われる。
だから、近隣の宇宙が大きくて質量が大きければ、我々の宇宙に流れ込んでくる重力波も多いはずだ。
それが「ダークマター」や「ダークエネルギー」の正体なのではないだろうか。
この宇宙が、10次元か11次元ならば、四次元方向に三次元宇宙が無限に連なっている。
重力は弱いから近傍の宇宙の影響だけを考えても良いだろう。
宇宙の構造が解ったところで、何をできるはずもないが、知ることは人間だけの楽しみなのだ。
経済はおろか何の役にも立たないから「事業仕分け」で真っ先に切られるのが「知的好奇心」なのである。
そんな世界は殺風景な殺伐とした世界である。