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【ひょっこりひょうたん島】

ちょうど私が子供の頃、国営放送でやっていた番組である。

ひょうたん島の大統領で「摂政関白太政大臣藤原朝臣あそん ドンガバチョゴム長」と言うキャラが面白くて欠かさずに見ていた。

確か声は「藤村有弘」だったと思う。


あと一人「ダンディ」が、黒尽くめにサングラスといった格好で、子供心にも「カッコいい!」と思ったものである。


作者の「井上ひさし」が肺がんで逝ってしまった。

天才の一人だと思うので、実に残念である。


しかし、この原因は「喫煙」にある。

作家は、構想や言い回しを考える時、手持ち無沙汰だし、格好が付かないのでタバコを吸う人が多い。

井上氏の場合は、一日二箱吸っていたようだ。


喫煙は肺がんだけでなく、他のがんの可能性を決定的に上げてしまうのだ。

絶対にやめた方が良い。


かく言う私は、一日五箱を20年間続けた。

幸い「がん」の家系ではなかったので、肺がんにはならなかったが、「慢性気管支炎」になってしまい、最近、喘息の発作が起きると心臓が締め付けられるようになってきてしまった。


私の場合は、決して辞めた訳ではない。

吸えなくなったのである。


15年前、タバコを吸おうと火をつけると、いきなり喘息の発作が起きて呼吸困難になった。

それ以来、人のタバコの煙でも発作が起き、それどころか、外でタバコを吸って来た人が入って来ても、発作が起きた。


花粉症と同じで、服に着いたタバコ粒子にもアレルギー反応を起こすのである。


医者には『タバコの煙で気管支を傷つけたから、タバコの煙に過剰反応する、これは良くなることはないから、悪くなるのを抑えるしか無い』と宣告されてしまった。


この頃から「死」を実感するようになり、人生を見直す切っ掛けになったのだから、「不幸中の幸い」だったと言えないこともない。


とにかく、長生きしようとするなら、絶対にタバコは辞めるべきだ。

百害あって一利なしだからである。

金を掛けて、健康を害するほど馬鹿らしいことは無い。





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