1-4-6【VICS】
「VICS」とは、“Vehicle Information & Comunication System”の略で、いろんなセンサーが道路に付いていて、その状況をリアルタイムでカーナビに送信してくれるシステムを言う。
一昨日から、妻の実家(東北の山奥)にお彼岸で帰ったのだが、高速道路が渋滞で酷い目にあった。
カーナビを見ると真っ赤に点滅していて、渋滞していることが判る。
こうなると高速道路では何ともし難い。
方向転換もできないし、降りることもできないからだ。
時々、路肩に車を停めて、幼児におしっこをさせている人もいたが、実に危険である。
高速道路では、事故以外降りてはならないし、緊急電話で基地に連絡したら速やかに車に戻って中で待っていなくてはならないのだ。
とにかく、高速道路は危険だ。
100km/hでぶつかられても致命傷になるのに、実勢速度は120km/hだろう。
しかも、携帯電話を使っている人もかなりの確立でいる。
だから、渋滞しているほうが死亡事故が少ないのだから皮肉なものである。
しかし、こんなに渋滞するとは思わなかった。
昼間は渋滞するので、夜中に帰ってきたが、もう懲り懲りである。
家に帰って来たら、愛犬が「グルルルゥ~」と嫌気な声を出した。
きっと一晩散歩に行かなかったので不満なのだろう。
早速、明け方に散歩に行って、愛犬の機嫌を直したらこの時間になってしまった。
今、電車で行くよりも車を使った方が燃料代や維持費を含めても若干安い。
だから、車で墓参りに行ったのだが、電車のほうがはるかに楽だ。
しかし、田舎だと駅に着いてから、迎えに来て貰わないと動きようがないから大変でも車で行かざるを得ないのである。
それよりナビでは道路が幅の無い線でしか表示されないし、渋滞情報など全く必要が無い。
というより、行っても行っても対向車が無いし、一本道なのだからナビさえいらない。
妻の実家は「人が住むのに適した」田舎である。