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1-14-1【オーラ】

オーラを感じる人と感じない人がいる。

例えば「近寄り難い」高貴な雰囲気をプンプン匂わせている人がいると思えば、「先祖は忍者じゃないの?」と思わせるほど見事に存在を消している人もいる。


と言っても、このオーラは「空気が読める人」にしか伝わらない。

自分中心の人には、何をやっても無駄だから、何か理由を付けてそこから離れなければならない。

いくら『今話したい気分じゃない』と「会話拒否」のオーラを出しても、「いや、それでさ」とか「その後どうなったと思う」とか、自分の世界にどっぷり浸ってしまうのである。


一人で妄想していれば誰にも迷惑は掛からないのだが、この手の人間は他人からの同意を必要とするので扱いが大変である。


そういう時は、ひたすら「ああ、そうだね」と「柳に風」と受け流すことがポイントである。

もし、否定でもしようものなら自分の考えがいかに正しいかを滔々(とうとう)と話し続けるのだ。


暇な時には、相手ができるのだが忙しい時に狙われたら最後である。

こんな時には丁重に「今、忙しいので、これ手伝ってくれる?」と言えば、次の獲物を探すためにどこかに行ってくれる。


まあ、ラジオを点けっ放しにしていると思えば、腹も立たない。

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