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1-7-1【四駆】

英語で言えば「4weel-drive」で4WDと略される。

日本では4輪が主流だが、世界には6輪とか8輪の車もあるので「All-weel-drive」の略で「AWD」と言われることもある。



また駆動輪と総輪の状態を表すのに「4×4(フォーバイフォー)」とも言う。

これで行けば6輪駆動車は「6×6」である。


ここでは悪路ツーリングのための「クロカン」とも「SUV」とも言われるジープタイプだけ取り上げる。

4輪駆動車の利点は、平均に駆動力が分散される事にあり、悪路で道路でその威力を発揮するが、舗装道路では空転する車輪が無いために走行抵抗が大きく燃費が悪い。


そのためデフレンシャルギアから前輪の駆動を切り離すためにトランスファーがあり、4輪駆動か後輪駆動かを切り替えるのである。


それでもタイヤと車軸は一緒に廻るので抵抗が大きく、車軸とタイヤを切り離すために「フリーホイールハブ」がある。

昔はいちいち車から降りて、前輪の車軸部分を切り替えていたので、豪雨や大雪の時は地獄だった。


今は、車から降りずに切り離すことができる「オートフリーホイールハブ」が主流となっている。

また、この機構のお陰で、小さい回転半径でも内輪差によるロックを気にせずに走行できるようになったが、4輪を廻す機構が複雑で車重が重くなりどうしても燃費は悪い。


クロカンタイプは車高が高いので段差が激しい悪路でも、いちいち徐行しなくてもいいので林道ツーリング向きである。

最低地上高は18cm以上欲しい。


いまフルタイム四駆といって「トランスファー機構」を持たない車が増えている。

これは、全輪が駆動することで、オーバステアやアンダーステアが無くなり安定して回転できるからである。


ただ、四駆だからといって過信は禁物である。

ブラックバーンでは、どんな車も制御を失ってしまうから、四駆だからと言って飛ばしていると大事故に繋がってしまうのだ。

これで一台潰した…


また、CMのようにコブを飛んでいると、デフをやられてしまって廃車することになるから厳禁である。

走行中に急に「ガラガラ!」とデフが鳴った後、「バン!」と言って動かなくなった時にはしばらく呆然としてしまった。

これでも一台潰した…


その後、廃車代と新車購入で泣きをみるハメになり、二度と馬鹿な運転はやめた…




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