1-6-2【死後の世界】
仏教やヒンドゥ教では、人間は死ぬと7日ごとに、それぞれの善行・悪行についての審判を受けるとされている。
○初七日には、泰広王(不動明王)が「五戒」の達成度について審査
○二七日には、初江王(釈迦如来)が「殺生」の行為について審査
○三七日には、宗帝王 (文殊菩薩)が「邪淫」の行為について審査
○四七日には、五官王(普賢菩薩)が「妄語」の行為について審査
○五七日には、閻魔王(地蔵菩薩)が「浄玻璃の鏡」で生前全般について審査
○六七日には、変成王(弥勒菩薩)が、五官王の罪の軽重を計る「業の秤」と「浄玻璃の鏡」で生前の功徳をさらに審査
○七七日に、泰山王(薬師如来)が、輪廻先(天道:天上界 人道:人間界 修羅道 畜生道 餓鬼道 地獄道)を決定
しかし、輪廻先が決定し六道に堕ちてからでも、再審査があるとされている。
●百日には、平等王(観世音菩薩)による再審査
●一周忌には、都市王(勢至菩薩)による再審査
●三回忌には、輪転王(阿弥陀如来)による再審査
●七回忌には、華花王による再審査
●十三回忌には、祇園王による再審査
●三十三回忌には、法界王による再審査が行われる。
「人道」とは我々が住んでいる世界であり、たとえ人間に何度生まれ変わっても、卒業ができず落第を繰り返していることには変わりないのであり、毘沙門天や帝釈天がいる「天道」に輪廻しても、煩悩に囚われた亡者であることに変わりはないのだ。
「輪廻転生」とは解脱できずに転生を繰返すことを言い、悟りを開いて「輪廻」から解脱することで、初めて「極楽浄土」の仏の世界に行けるのである。