1-5-1【時空】
時間と空間の連続体のこと。
この世は、ユークリッド空間(3次元)+時間で、4次元時空体である。
ちなみに
0次元=点
1次元=線(x軸)
2次元=平面(xy軸)
3次元=立体(xyz軸)
である。
2次元の住人には高さ方向を認識できない。
だから、高さ(z軸)方向に、同じような2次元宇宙が連続しているのが解らない。
我々は3次元空間にいるから、4次元方向に無数の3次元宇宙が連続していても認識できないと言うことになる。
実際、この宇宙は半径420億光年の四次元空間であるとされているのだ。
「超ひも理論」によれば、宇宙は少なくとも10次元無ければ、4つの力(電磁力、弱い力、強い力、重力)を統一できない。
では、残りの6次元空間はどこに行ったのかと言うと、量子レベルの大きさに丸まって閉じ込められてしまったとされている。
この状態は、4つの力が統一されれば元に戻るから、ブラックホールの中では10次元空間が拡がっているはずだ。
「超ひも理論」以前は「0」という概念が存在したために、0で割る必要が出てきて理論に破綻を来たしてしまい、「繰り込み」という方便で間に合わせていた。
考えてみれば「0」なんて概念だけでしか有り得ない。
物質が存在しているのに占有する空間が無いということは考えられないのだ。
物質はプランクの長さの「紐」でできているという「超ひも理論」が考え出されて、「繰り込み」が必要なくなった。
つまり、プランクの長さ(小数点の下に0が35個付く)があるので「0」ではない。
こうして、4つの力が統一される可能性が強くなったのである。
この世は4次元方向に我々と同じような宇宙が連続しているはずであり、パラレルワールドもあながち夢ではないかも知れない。
しかし、ブラックホールに入ろうとすれば、その前に潮汐力で素粒子に分解されてしまう。
人間の想像力だけが、時空を超越して自由に行き来できるのである。