表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/110

【UFO】

『この宇宙に「知的生命体」がいても交流はできない』

太陽系の模式図が、都合上太陽と惑星がものすごく接近しているように書いてあるのが誤解の原因である。

実際は、ものすごく遠いのだが、それでは教科書の狭い1ページの中に収まり切らないから仕方の無いことなのである。


だから、夜空に輝く星々にも、簡単に行ける気がするので、「宇宙人が来ている」などと騒ぎ出すのである。


アメリカ政府の行った1948年から1969年の調査では、96%が説明がついたが残り4%の約500件が「データ不足」も含め未確認だった。

多分、ほとんどが「データ不足」なのだろうが、それでも数件でも正体不明の現象があれば、頭ごなしに否定するのは科学の正しいやり方ではない。


では、この数件は何なのだろうか?

同じ宇宙の知的生命体でないことは確かだ。

物質である以上「光速を超えることはできない」から、他の恒星系には行けないのである。


もし、ごく近い所に恒星系があれば、その恒星系どうしは互いの重力で衝突してしまうのだ。

実際、そのような現象が発見されているし、銀河系どうしもそこら中で衝突しているし、わが銀河系も、あと数十億年でアンドロメダ銀河と衝突する運命である。


人類は、長くとも数千年、早ければ数十年で自滅するだろうから、ぶつかることを心配するのは、杞憂というものである。


さて、UFOの説明だが、多次元宇宙のほつれか、並行宇宙の亀裂の方が説明がつく。


われわれの宇宙は、最低でも10次元空間である必要がある。

でなければ、この宇宙を支配する4つの力を統一することができない。


次元を落として2次元宇宙を考えれば想像することができる。

2次元宇宙は一枚の紙のようなものだ。

もし、3次元軸に沿ってこの紙を円錐が突き抜けたとすると、初めは「点」であるものが拡がって行き、だんだん大きな円になる。

ところが、底辺が通り過ぎた途端、一瞬で消え失せてしまうのだ。


また、並行宇宙を考えれば「本」を考えればいい。

2次元宇宙であるページは互いに独立しているが、背表紙で連結している。

重力崩壊を起こして互いに背表紙でくっついていると考えればいいのである。

背表紙に近づけば「潮汐力」で原子レベルにまでバラバラにされてしまうから、ページを超えて行き来することはできない。

だから、どうやっても隣のページに行くことはできないが、誰かが千枚通しで本を突き刺せば、隣のページと一体化することもあるのだ。


この千枚通しとは「ミニブラックホール」である。

実際に「ミニブラックホール」が存在するのかどうか解らないが、発生したとしても理論上すぐ蒸発してしまうとされている。


となれば、隣のページで「ミニブラックホール」が発生すれば、我々の宇宙に瞬間的に連結し、4次元空間のほつれとして「もやもやしたもの」が見えるはずである。


UFOとは、この宇宙のものが飛来したと考えるよりも、高次元空間のほつれ、または、時間のほつれである「タイムスリップ」と考えた方が遥かに起こりうるのである。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ