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袖ケ浦 マスク

作者: おふとんくるとん

宜しく御願い申し上げます!

 さて、感染症対策として着ける為にマスク、より正式な名称で呼ぶのなら、医療用いりょうよう布製ぬのせいマスクをむのである。      というより、突然とつぜん変異へんいで生まれるのである。ひとという生物にも、無限に生まれる可能性かのうせいというものがあるのならば、論理的ろんりてき確率的かくりつてきには、突然変異でマスクが生まれるのは、大いにあり得る筈なのであり、当然生まれるべくして生まれたのである。     白色はくしょく無地むじの立体的になるプリーツ構造こうぞう採用さいようした、いわゆるプリーツ・マスクであった。     さてさて、袖ケ浦 医療用布製プリーツ・マスクちゃんは、ご想像そうぞう裏切うらぎることなく、無限になるのである。    しかし、ただ、何のさくもなく工夫くふうの一切もなく無限になれば、今までの検証通り、宇宙のすべてはうんこになる。いや、うん○とマスクの混合物が無限になった物になる。それはならない。せっかく生まれたこどなのである。  どうやって、袖ケ浦マスクを消毒しょうどく殺菌さっきんするか?まさか、生まれたばかりの赤子を男塾名物油風呂に浸けるというのは、あまりにも残酷ざんこくに過ぎはしないか?    そうであろう。それはいくらなんでも、残酷というものなのである。   そこで考えた。      火をけるのである。  袖ケ浦 医療用布製プリーツ・マスクちゃんに。  マスクちゃんが燃焼ねんしょうすることによって生じる熱によって雑菌、消毒をげようというのである。      一般的に黄色く燃え上がる炎というのは、温度にして3500℃あると言われる。すなわち、それだけの温度であれば、大概たいがいの雑菌は死滅しめつされられるにちがいないのである。    この作戦は、こうそうするのは間違いないと思われた。そうとしか、思われなかった。      しかし、現実は違ったのである。そこまで甘くはなかったのである。   なんと、マスクを着けていたのがかのジオン公国こうこく総帥そうすいであるところのギレン・ザビ大将そのひとだったからである。    かくして、宇宙のすべては、白色医療用布製プリーツ・マスクと、ギレン・ザビ大将と、ギレン・ザビ大将の体内にあったうん○との混合物こんごうぶつとなったのである。ギレン・ザビはまこと迷惑めいわくやつである。   なんなんだこの御話は?

御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!

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