ハクガ様、お疲れ様です!
説明回、だな。
次は俺の内側について発表なんだが……
肥えたオッサンに仕えていた中で、まともな人達は、俺が引き取る事になり、本人達から話を聞いて希望にそって振り分けたよ。
俺の領地でスローライフを送る人達や、夢を叶える為に契約魔法を掛けて旅立った人達も居たんだけど、当然、残った人達も居る訳で……
それで残った人達の中に、俺を暗殺に来たレディ達と、その家族が居た訳だ。
しかも、レディ達だけじゃなくて、その家族も暗殺業務に関わっていて、裏からも情報収集する強者だった。
勿論、表向きは「ただのメイドと、その家族。」なんだけどね。
まあ、こちらから何かするつもりは無いけど、自衛目的で裏側でも頑張って貰おう。
王家に対して面子的な理由もあって、レディ達と家族には奴隷になって貰っている。
後、屋敷のキャパ的に無理なので、暗殺一家達には引っ越し先が完成するまでは、宿屋で心身の休養を取って貰った。
次に残った普通のメイド達3人と、その家族は、ヤーザク伯父さんの所で鍛え直しをお願いした。
この人達も奴隷になって貰っている。
本人達がどうであれ、外から見たら、犯罪者の仲間だからね。
最後は、オークションで購入した奴隷達はメイド服等が揃ったから普通に働いている。
その中で、商人家族の旦那は我が家の執事ゴハスの補佐役を、農家家族には、庭師になって貰った。
次に、自国と他国の元伯爵令嬢の2人には、メイドとして働きながら、メイド長アンナの補佐役に入って貰い、メイド達の教養面の向上に努めて貰った。
次に、他国の将軍を夫に持っていた未亡人には、同じくメイドとして働きながら、アンナの補佐役に入って貰い屋敷の防衛面の強化に努めて貰った。
そして、残りの1人である黒猫の獣人族なんだが、かなり重症で、最近になってやっと安心して眠れる様になったみたいだと、添い寝の特権を手に入れたアンナから聞いた。
蛇足だが、婚約破棄され奴隷にまで堕ちた伯爵令嬢の婚約者が、なんと、肥えたオッサンの嫡男だった!
意図せずに、彼女の仇を討った俺達に凄い感謝されたよ。
それに合わせて、彼女の実家も貴族として息を返したらしくて、凄い感謝の気持ちが込められた手紙が来た。
ただ、奴隷になった為に、貴族令嬢に戻るのは、ほぼ不可能な為に、このままメイドとして生きると握り拳を胸の前に持って来て彼女は言っていた。
それと、彼女を守る為に実家から追放されたのだが、両親は彼女を遠縁に預ける予定だったみたいで、移動中に行方不明になって探して、見つけた先のオークションになんとか参加出来たが、軍資金が足らず諦めた所に、肥えたオッサンの侯爵家の消滅の情報を入手して、俺の所に手紙が来た訳で、直接我が家にも来て、感動の対面とお礼をされた。
良かった良かった。
それと、背中の傷は、奴隷にされる時に隙をついて逃げようとして失敗した時に負った傷で、家族の虐待では無かった。
1ヶ月後、王家とライロード公爵家が資金提供した為、最優先で建築された新しい我が家が完成した。
速いよな。
過剰な人数を雇い、休日無しの日の出から日暮れまでやると、この日数で出来るみたいで、異世界もスゲーと思ったよ。
そして、俺とヒナの我が儘が満載の屋敷になりました。
日本の田舎だったら、宮殿とか王城とか言われそうな規模と外見を持つ屋敷は、俺の希望で、地下に訓練所を作って貰い、ヒナの希望で、庭の一部が果樹園になった。
そして、俺は何も言っていないのに、俺の部屋はかなり広く、ベッドがキングサイズ2つ分の規模になっていて、ヒナに睨まれたが俺が必死に説明すると分かって貰えた。
仕返しに、国王とライロード公爵の出来ればバレて欲しくないプライベートな秘密を調べて、知らなかった王妃とライロード公爵夫人に密告者が俺だとバレない様に密告した。
ハクガ様、お疲れ様です!
引っ越しも終わって、部屋割りも無事に終わり、やっと落ち着いたと思ったら、ザーナク伯父さんが訪れて、衝撃的な話を聞いた。
先ずは、貴族としての義務として、俺は、約1年後に社交界デビューをしないといけないんだけど、社交界デビューするまでは、貴族としては認められない子供扱いになる。
しかし、どんな事にも例外が存在する。
それが、貴族の当主になった場合だ。
そうなると年齢に関係なく大人扱いになり、貴族の当主としての義務が発生する。
ザーナク伯父さんは、今回、それを伝えに来た訳だ。
それで、何を伝えに来たかというと、貴族の当主が住む屋敷を新築した場合は、「お披露目会」を開かないといけない、と言われた。
期限は、2ヶ月以内らしい……
とりあえず、ザーナク伯父さんに手伝って貰い、お披露目会の日付けを可能な限り後にした。
理由は、故郷に居るお祖父様を呼ぶ為だ。
爺孝行をしろ、という事だろうな。
それで、貴族の当主として招待しないといけない上位貴族達に先に招待状を送って、2日後に、それ以外の貴族達に招待状を送った。
後、学園に通っていた時のクラスメートに在籍していた平民達には、お披露目会の次の日に、「良ければ、食事会みたいなのをするから来ないか?」と手紙を送った。
4日後までには、クラスメートの平民達も含めて、送った招待状の全てから「参加する。」という返事を貰った。
ザーナク伯父さんと相談しながら、お披露目会の準備を進めていき、あっという間にお披露目会の当日になった。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




