表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/26

エメラダ婚約するの回

「あーそうそう!エメラダ。

貴女王太子様と婚約したから。」

はぁ?何勝手に婚約してるの?

「えっ?エメおーたいしさまにおよめさんにしたげるっ!っていわれたときことわったのに?」

いつの間にか外堀埋めてやがる。

「まぁ。今日会いに行きましょうね。王妃様からお茶会のお誘いが来てるの。前みたいに人が多くないからゆっくり出来るわよ。」

えっ?やだ。会いたくない。

「えっ?エメおーたいしさまあんまりすきくないからやだ。」

ほんとほんと真面目に王太子様に会いたくない。

「つべこべ言わないで。貴女が行かなかったらお母様の面目丸つぶれよ。」

えぇ……それは、困るので行きますよ!二度とお母様のいう事はききませんからね!

お母様の趣味の、ふりふりドレスも着ませんからね!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「突然ごめんね。セシリア。

2人の婚約の事なんだけども……本格的にいいかしら?」

えぇ……お母様と王妃様って友達ですか?面倒ですね。

「えぇ……こんなに変わった子ですが娶ってくれるなら喜んで。」

お母様……娘を売るのね。

王太子様嫌いったじゃん!

「えぇ……うちの子がセシリアの娘の額に傷を付けてしまった様で……申し訳なくてね?」

えぇ……その話お母様に、話してないのに……

「えっ?怪我を?うちの子そんな事一言も言ってないわ。エメラダ見せてごらん?」

うん。言うつもりなかったしね。

それに今は綺麗さっぱり消えました。

大好きなパル兄様と一緒に治しました。

「えぇ……べつにきえたし……パルにいさまとちゆまほうをためしてみたらきれーになったよ!」

「…………!なんで!?結構深い傷だったのに!それに……消えないように呪文をかけておいたはず……」

おぉ?最後聞き捨てならない事をボソって言ってるよ?どうする?後でシメとく?

「まぁ……でも、心の傷は消えないわ。なんだって……うちの子が押し倒しんですってね」

別に押し倒されてない王太子様が降ってきただけだし!

「べつにおしたおされてなんかないです。おーたいしさまがふってきたんです。エメがわるいんです。」

「降ってきた?また、エメラダは木に登ったの?あれだけ駄目って言ったじゃない!しも王太子様も一緒に?馬鹿じゃないの。」

馬鹿言うなーー!

エメラダはハイスペック悪役令嬢だし!

「まぁ……あの子が外で遊んだの!?」

えっ?王太子様って外で遊ばない子なの!?背が伸びないよ!欝になっちゃうよ!?

「是非うちの子と婚約してくれないかしら?」

嫌だよ。

「えぇ。どうぞエメラダを貰ってください。」

娘の意見は!?

「大丈夫だよ。エメラダ大切にする。」

うわぁー!信用なんない!

決定の方向で話を進めないで!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ