エメラダが倒れるの回!
カフェで会いたくない人達に絡まれした。正直いって面倒です。
「なぜ、コイツらの爵位まで知っている?名乗ってないだろう?」
「勉強しましたから。」
「庶民の癖にパル様に話しかけようとかよく思えましたわね。」
いや?王太子様が話しかけてきたぞ?断じて私から話しかけて何ぞおりませんが?お頭に花でも詰まってるのかな?
「まぁまぁクレア様落ち着いて下さい。」
「やだやだ!庶民臭いったらありゃしないわ。クリスタ様行きましょう?」
なんでヒロインがかけられない言葉をかけられないと行けないのかな!?私悪くないよ!
「王太子様に話しかけてなんていませんけど?そもそもあの人が話しかけてきたんですけど?グレゴリア公爵令嬢様のお頭には、大鋸屑でも詰まってるんですか?グレゴリア公爵家も落ちましたね。」
思わず言ってしまった……
「なっ……なんですって!庶民の癖に…… 」
庶民の癖に?庶民のお陰で貴方型貴族が成り立ってるんですけど?
革命でも起こしてやろうか?コンにゃろ!
「庶民のお陰で貴方方貴族は成り立ってるんですけど?革命でも起こして差し上げましょうか?それとも納税を辞めましょうか?あっ!納税を辞めるってイイですね!ジワジワと貴族共が廃れていくのを楽しみましょう!そうと決まれば早速行動に移りましょっと!では、失礼!」
「おぃ。エメラダ。いい加減にしろ。さっきの言葉で確信した。 」
あっ!自ら尻尾を出すような真似を……あっやだぁ~(笑)
「はっ?王太子様も、其処の箒に乗れないどころか魔力すらないグレゴリア公爵令嬢の様にお馬鹿でしたか?とんでもない暴君ですね。あ〜ヤダヤダこの国の未来が思いやられるわ!この私が誇り高きグレゴリア公爵令嬢エメラダ・グリーン・フォン・グレゴリアな訳無いでしょう?」
「なんで……なんで魔力が無いことを知っていまして?」
あぁ~それな。
クレアはエメラダが見世物になった後グレゴリア公爵家に養子にされるグレゴリア家の従姉妹なんだな~これがとんでもない出来損ない!
容姿は悪いわ、高飛車だわ、学力が低いわ、魔力すらない!なんとも残念なんだよな。
「えぇ?この私を誰だと思ってるの?魔術の成績は其処の暴君より、高いエメ・アーロンですよ?魔力のあり無しぐらい簡単に見分けれますし……貴女の周りって全くと言っていい程精霊が飛んでないんですもの!精霊のご加護が受けれないなんてよっぽどの罪人か、魔力が皆無な人ですもの。」
それにゲームの知識があるしな。
「えっ?エメさんは精霊が見えるんですか?素晴らしいですね!」
「ちょっ!?クリスタ様!庶民などに話しかけたら穢れてしまいますわ!」
げぇ……エメラダはハイスペックなだけあって便利な能力沢山ある分変なヤカラにつけ狙われることしばしあったんだっけ?ヤバイな……逃げよ……
「では!失礼!納税の停止という大切な仕事が有りますから!」
「まて!エメラダ!なんで……」
「じゃありません……エメラダ様などではありません!だから、私に構わないで下さい!」
やっぱりパル様に助けて貰おうかな……
「エメラダ……エメラダ……」
「エメラダ様では無いと言っているでしょう?パル・アーロン……兄様に告げ口しますよ?兄様はさぞ優秀な文官になるでしょうけど……王室は優秀な人材を手に入れられませんねぇ……なんならアーロン全ての人達に告げ口しましょうか?アーロンは有名かつ優秀な人が揃ってますのに……惜しければ私に構わないでくださいます?」
そう告げると王太子様はプルプルしてた。無視して部屋に帰ろうかと思ったらクレアに頬を殴られた。
いくら女子供の力とはいえ痛いわ……もし足したら腫れてるかもね。
「パル様に謝ってくださいます?」
「先に私に謝ってくださいます?いくら私が其処の暴君様に庶民にあるまじき口の聞き方をしたとしても、手を出すのは宜しくないですわ。グレゴリア公爵令嬢は野蛮ですわね。幻滅しましたわ。本気で革命を起こそうかしら?では、治療の必要がありそうなので失礼致しますわ。」
面倒なので令嬢スペックを使います。いくら庶民、庶民と言われど、アーロンと名乗っているからには礼儀作法完璧に叩き込まれているので完璧です。なん立ってアーロンを名乗る人は元は貴族なんですから!
ーーーーーーーーーーーーーーーー「おや?痛そうですね。なんで怪我したんですか?」
保健室に入ると……ゲームで、ドジっ子先生として名をせたアクア・クルーブ先生が話しかけてきました。
クルーブ先生は生物の先生だったはず……なぜ保健室にいるのでしょう?そして、何故話しかけて来たのでしょう?
「何方ですか?」
「あぁこりゃ失礼。僕はアクア・クルーブです。一応生物の先生をしているよ。質問があるなら大体生物準備室か、保健室に居るから来てね?」
ふーん。生物準備室か、保健室に大体居るのか。なら生物準備室と保健室はなるべく近寄らない様にしよう。
「そうですか。早く手当をしたいのでのいていただけますか?」
「痛そうですね~手当したげしょうか?」
やだよ。この先生に任せるとろくな事が無さそうだもん!
「結構です。」
「ところで…なんで治癒魔法を使わなかったんですかね?確か、エメさんは王太子様いいえ……エメラダさんに匹敵するほどの魔力をお持ちですよね?」
感づいてやがる!ドイツもコイツもなんで私がエメラダだって言いたいんだよ!過去の天才魔法使いエメラダをどうしてそんなに引っ張りだしたい!
「ええっと……あまり目立ちたくないんですよ。」
「そうですか。そのベール余計目立つと思いますけど?」
ベールに触れるな~!ほっとけよ!
「少し……特殊な髪色をしてるんです……だからです。」
「そうですか……早く手当をしないと頬……腫れてきてますよ?」
あっやべぇ……さっさと手当しよっと。
「目の下って見えずらいから貼りにくい……」
「もう……貸してください!やったげますよ。」
わぁ……ドジっ子先生が意外と器用に手当してくれたわw
「はい。出来ましたよ。あって……」
「ひゃぁぁ……!」
ドジっ子先生はドジっ子先生だ。
それ以外の何者でもないようだ。
最後に爆弾を放り投げるんだから!
ドンッ!
大きな音を立てて倒れてきました。
注目すべきなのは倒れたではなく倒れてきたって点です。私まで巻き込まれます。
「いたたっ……ゴメンね?エメさん大丈夫?って……あ〜!」
はいはい早く上からのいていただけますか?
「先生?早く上からのいていただけますか?」
なんかこのシュチュエーション、似たような体験した事有るわ。
今日は色んなことがあってどうやら私の脳みそはキャパオーバーな様で…………電源の切れたゲーム機の様に目の前が真っ暗になりました……




