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第4話 ツインテールな出会い

だからタイトル

夕方。蜘蛛の子亭のカウンターにタイチョーがしーくんを背負って立っていた。



「アンナちゃん。宿泊したいんだけど」



カウンターに立っているアンナに対してタイチョーがそう答える。その背にいるしーくんは寝ている上に色々と疲れたため、とっとと降ろして休みたいのが本音なのだが。それを見たアンナが不快そうに顔を歪ませる。



「うちの宿はホモお断りです」

「ホモじゃないよ!! そういう誤解されるような言い方止めて!!」

「だって。いつも女の子としか一緒にいないし」

「そうだけど! 男友達もいるから!!」

「♂友達もいるんだね」

「男友達だよ!! それと敬語止めて!! 気を遣われてるようで胸が痛くなるから!!」



どうしてこういうことになるのだろうか。女と一緒に来たらきたで鬼畜だの糞野郎だの散々言われるのに。こんな気の遣われ方をするぐらいなら女の子とくればよかったと後悔する。



「それで。1人部屋でいいな」

「2人いるのが見えないの!? 2人部屋でいいよ!!」

「♂なんだから1つの布団に2人で寝ればいいだろ」

「嫌だよ!! ホモホモしいから!!」



ホモホモしいかはともかく。タイチョーだって友達だからといって、男と一緒の布団に身を包むことは避けたい。というより嫌だ。しかも、しーくんならば朝起きた際に絶対、このことをネタにするだろうことが見えているために余計なのだろう。



「それで。別々でいいんだな」

「いいよ。それで」

「部屋はお前のとこと隣同士だ。ほら鍵」



鍵を受け取って部屋に行こうかと考えたところでふと、ここまでやられたのだからちょっとぐらい悪戯をしてもいいのではないかと考えてアンナの方へと向き直る。



「アンナちゃん。彼が寝てるからって襲っちゃだ――あっ。ごめんなさい調子に乗りました。だから暴漢撃退用の木刀を仕舞ってくださいお願いします」

「――チッ」



舌打ちをしながらカウンターの下に木刀を戻すアンナ。ここで調子に乗って謝るのを遅れたものなら、ここら一帯が血の海になっていたことが容易に想像できたのでタイチョーは脇目も振らずに自分の部屋へと向かった。





翌日。



「タイチョーおはようございます」

「体はもう大丈夫?」

「おかげさまで」

「そう」



蜘蛛の子亭1階。部屋にあった手紙に下に降りて来てと書いてあり、テーブルに座っていたタイチョーと合流して。しーくんは周りを見てソワソワしている。それを見たタイチョーがしーくんの心境を察してしまい、呆れ顔となる。



「料理なら奢ってあげるから」

「そうですか! 店員さーん!! 店員さんてててててててんいんさーん!!」



注文をとるために店員を呼び出すが、店員は聞こえていないのか……明らかに意図的に無視しているのだろうが、しーくんたちのいる机には近づこうとしなかった。しかし、あまりにもしーくんがうるさかったので、不機嫌そうな顔をしながらも注文をとりに来る。



「なんでしょうか?」

「定食的なものを10人前で!!」

「……チッ。わかりました」

「早くしてねー!!」


(いやいや。どう見ても不機嫌そうな顔してるよね。どうして彼はそんなテンションアゲで話してるの? 気付けよ)



不機嫌な顔で注文をとるアンナに対して、しーくんは1㎜もその様子に気付かずにサラッと人の奢りで大量注文をする。それを横で見ていたタイチョーが腹をおさえているのも知らずに。



「タイチョー。あの店員さん、どうして不機嫌だったんです?」

「気付いてたなら少しは空気を読んでよ。理不尽な暴力受けるの僕なんだからさ」



ちなみに不機嫌な理由はわかっていても答えない。どうせホモと関わるのが嫌だとかそんな理由だろうなどということは口が裂けても話せないし、だからといって露骨に態度を変えている彼女を突っつく気にもならない。



「とにかく。彼女はこちらが喋るより早くに手が出るような猛獣だからあまり関わらないよう――というのは冗談で。この店の素晴らしい看板娘だからね!! その投げる態勢をとってるスープをお下げくださいどうぞ!!」

「くだらないこと言うなよ。……ん? なんか用?」



手に持っていた料理を机に叩き付けたアンナは、タイチョーの隣にいる座っている男が自分の顔を見ているのに気付いて喧嘩腰で答える。この男のツレだ。どうせナンパ目的だろうと思っていた上での喧嘩腰だったのだが。



「名は体を表すっていうけど。タイチョー! 確かにこの子、看板みたいな体つきしてますよ――げふっ!?」



最後まで言い終わらない内にしーくんはアンナの持っていたトレイで思い切り顔面を殴打される。鼻血を出しながら椅子から転げ落ちて後頭部を強打。その痛みで地面に倒れこんで悶絶しているしーくんと、どこかのアニメみたいに顔の形にめり込んだトレイを交互に見ながら、アンナはもう1度振りかぶる。



「あれ? なんでもう1度振りかぶってるの。っていうか僕はなんにもいっ――ぎゃぁああああああああ!?」

「直ったな。じゃあゆっくりせずとっとと消えろよ糞共」



今度は逆の面でタイチョーの顔面を殴打して。トレイの形は当然のように元に戻らず更に歪な形になったのだが、なにかしら満足した顔でアンナは後ろへ下がっていってしまった。



「な、なんなんだよあの店員!! 俺はなにも悪いことしてないのに殴ってきてさ!!」

「まあ君の冗談はともかく。わかったんならこれ以上は刺激しないでね。僕まで被害を受けるからさ」



理不尽な暴力に晒されたタイチョーはため息をつきながら机に立てかけてあった袋から1本の剣を取り出す。



「これは……」

「昨日言ったでしょ。僕に一撃を加えたらプレゼントをあげるって。貰い物だけど、君の能力を加味して選んでみたんだ。刀っていう武器らしいし、使い方も僕にはイマイチわからないから説明書を読んでから使ってね」



刀の中でも刀身が100cm近い大太刀と呼ばれる種類である。重さが5kgもあり、その重さと刀身の長さから当時の武将もそれを腰から引き抜くのには相当の技術を要したとされる一品である。その重さを手に持って感じたのか、しーくんの顔は深い悲壮に変わっていき……



「俺。女の子の方がいいです」

「ぶっ飛ばすぞ糞野郎」



そこにはキャラを崩すぐらいに笑顔でキレているタイチョーがいた。





「それで!! 女の子の紹介はどうしたんですか!!」

「ちょっと黙れよ……はぁ。その前に1つ。いいかな」

「なんですかうっひょーーーー!!」

「黙れって言ってんだろ。これで最後にするけど。どの街にも街の中心に行くと大きな神殿があるんだけど。その神殿にある泉にお金を入れれば、自分が生前所有していた道具を取り寄せることが出来るんだ」



どうやら重要な話だと思ったのか、テンションアゲだったしーくんも黙って話を聞く。



「生き物以外ならお金さえ払えば取り寄せることが出来るんだよ。街の設備や食べ物なんかは輸入物が多いしね。前は戦車とかミサイルを取り寄せた人もいたっけ。まあそういう物はお金も天文学的な数字がいるけど。その刀も輸入物なんだよ」

「じゃあ女の子も輸入できるんですか?」

「そういう催促するなよホントいい加減にしろよ」



ちょっと本気でキレてるタイチョーは置いておいて……5分ぐらい必死に心を落ち着ける時間を置いて。笑顔に戻ったタイチョーが外に出ようと促す。



「それで外に出て……もしかして!! 女の子は罠で俺を誘拐しようと……」

「それは前、君が騙されたあれでしょ。ちゃんと紹介するよ」

「俺、初めてタイチョーのこと好きになれそうです」

「僕は現在進行形で君のことが苦手になってるよ」



期待に胸を躍らせている青年と、頭を抱えながら歩く青年の2人。ここでタイチョーは少し意地悪をしてやろうと考える。いや、今までの仕打ちを省みれば一発ぶん殴ってもおつりがくるだろうが。



「これから紹介する子と一緒に、君には迷宮探索して欲しいんだけど。君はコミュニケーション能力に難がありそうだから渡りに船でしょ」

「はあ? なに言ってるのさ。俺は初対面の女の子に3サイズ聞けるぐらいのコミュ力はあるんですけど」

「それは変態の行動だよ」



思わぬ反撃を受けてしまったタイチョーは、もう彼とは必要以上に会話をするのは止めようと心に決めた。



「そういえばタイチョーに聞きたいことがあったんだけど」

「なに?」



まさかあちらから会話を振られるとは予想外だったようだが。神妙な顔つきをしているしーくんに大して、既にロクな質問が来ないだろうなという予感はしている。どうせ下らない話だろうと。



「ただの世間話なんだけど。タイチョーが好きな胸のサイズって幾つですか? 俺はもちろん! 85cm!!」

「……さあ、先を急ごうか」



予想以上に下らない質問過ぎて歩を早めるタイチョー。その間もしーくんが答えを迫ってきたが、そのこと如くを完璧に無視した。





街の中心。先程タイチョーが話した大神殿前。街の中心ということで待ち合わせなどにも良く使われる施設。そこの神殿前に一際目立つ女が立っていた。タイチョーは彼女を見ると、スタスタと歩きながら近づいていく。



「久しぶり。それで彼女が今回君の旅に同行してくれるんだけど」

「よろしくお願いします」



ニコリと笑う女。どこか妖艶な笑顔を見せ、そのボディもしーくんの好みにベストマッチ。顔は……まあ普通にしーくんを誘拐した奴隷商の女魔法使いなのだが。あの後、彼女の処遇を決めかけたタイチョーはすべてしーくんに押し付けようと考えた。現在、彼女の肩に手を置いているのは暗に

『余分なことを言ったり、暴力を振るったらどうなるかわかってるよね?』という無言の圧力だった。


そもそも、しーくんと一緒に鉄の森を抜けられなかったり途中で逃げたりした場合、容赦なく制裁を加えられることが確定しているので、どっちにしろ彼女に拒否権などないのだが。



「あのタイチョー」

「うん? どうした」

「普通に嫌なんですけど」



これは予想できた回答だ。普通の神経ならば元誘拐犯と一緒に冒険など正気の沙汰ではないだろう。それが好みの女だとしてもだ。しかし、そこは口先八丁で生きてきたタイチョー。説得する言葉も既に――



「だってババアじゃん。こんなの嫌だよ」

「「…………」」



まさかの回答に場が一瞬で凍る。ババアと呼ばれた当人は固まった笑顔で突っ立っているし、タイチョーは頭を抱えながら自分がもしかして、なにかしら聞き間違えたのではないかと思い質問をする。



「あのさ。別に自分を誘拐した当人だから嫌だとか。そんな理由じゃないの?」

「誘拐……? 俺こんなババアに誘拐されたんですっけ」

「そ、それすら覚えてないの?」



っていうか牢屋でババア言って煽ってたじゃんと言おうとするも、それをしたら更に彼女に追い討ちをかけることになるので、喉まで出掛かった言葉を抑える……が、更に爆弾は投下される。



「もしかして! あの場にいたの!? ごめんなさいババア。ババアになんて死んでも謝りたくないけど過ちは素直に認めて謝罪しないといけないから。ババアを忘れててどうもすいませんでした」

「…………」



もはや彼はわざと煽っているのではないのだろうか。というよりタイチョーは自分よりも彼女がヤバイと思っていた。ここまで煽られたらしーくんが殴られようと仕方がないだろう。自分に止める意思はない。ただ……



(耐えている……だと……?)



彼女は耐えていた。その笑顔は引きつり、拳を血が出んばかりに握って。それでも彼女は必死に我慢をしていた。タイチョーもここはすかさずフォローを入れる。



「ババアって。彼女普通に美人でしょ。顔もスタイルもいいしさ」



前まで殺そうとしていた相手に対して、必死に褒めてフォローしている自分を客観的に見て死にたくなったが、それ以上に彼女が可哀想に見えたのでフォローをすることにした。



「はあ? いくら全部が満点でもババアなお陰で全マイナスになってるでしょ。頭大丈夫?」



一瞬。本気でブチ殺してやろうかと考えるも、やはり自分は大人だと諌めて頑張る。それと自分以上に彼女は辛いのだと考えて。そして落ち着くべきだと考えて彼女を一旦、彼から離す。



「落ち着いてる?」

「おおおおおおちついてますわよ」

「OK。落ち着き過ぎて口調が変になってるから」



とはいえ。この状況を一体、どうしたらいいのだろうか。あの訳のわからないしーくんを説得するのは骨が折れるだろうし、適当にやると彼女の心を更に傷つけるだろう。少し悩んだタイチョーは彼女に後ろを向くように促す。



「あの……なにを?」

「服装や髪型。外見を少し変えるだけでも若く見えるっていうし……出来た」



篭手をつけた手で器用に彼女の髪を弄り、髪留めを止めて”ツインテール”と呼ばれる髪形が完成した。確かに若く見える髪型なのだが、案外やってみると2つに分かれた髪が邪魔になるため、あまりお見かけすることもない髪型でもある。



「……」

「ごめん。気持ちはわかるけど。取りあえずこれで頑張って」



呆れている彼女に、こんな手しか出せなかった自分を恥じるタイチョー。彼女もこんな髪型は初めてなのか、少し照れながら彼の目の前までやってくる。



「どうでしょうか……」

「…………」



やっぱり駄目かと思ったその時だった。しーくんの顔が今までにないぐらいの輝かしい笑顔に包まれたのは。



「つつつつついんてーさんじゃないですか!! 本当に彼女と一緒でいいんですか!?」

「いいけど気持ち悪いから近づかないで。後、”ついんてー”ってなんだよ。突然、僕も知らない謎の単語出すなよ怒るよ」

「ツインテーはツインテーですよ!! ツインテーツインテー!!」



テンションを上げながら女の周りをぐるぐる回るしーくんにドン引きする2人。でもこれはこれでしーくんが気持ち悪いだけで問題は解決したのかもしれない。でも後でごねられても嫌なので、一刻も早くこの場から立ち去りたい衝動を抑えながら質問を続ける。



「あのさ。一応、ベースはババアだけどいいの?」

「……?」

「いやね。そんなこいつ何言ってんの? みたいな顔じゃなくてさ」

「タイチョー。ババアってなに言ってるんですか? これはツインテーさんだよ。ねーーー?」



なぜか”ツインテール”に同意を求めているしーくん。この時点でタイチョーはある1つの可能性に思い至ってしまった。しかし、これ以上この問題に踏み込んでもいいのか? これがマジなら自分が出会った変人の中でもトップを独走することになる。


だが、聞かなかったら更に面倒なことになることが予想される。ならばと既に瀕死寸前の胃を鼓舞して、爆破寸前の爆弾を触れるように優しくその問題を提起してみる。



「ねえ。この子って人間だよね」

「なに言ってるんですか。この子はツインテーでしょ」

「いやいや。髪型のことじゃなくてさ。髪を辿ると人間がいるでしょ?」

「いやいやいやいや! タイチョーこそなにを言っているので? これはツインテーさんだよ!!」



タイチョーはその答えに頭を抱え。しばらくした後、スッキリした顔になりながら踵を返した。



「じゃあ後はがんばっ――」

「ちょっと待てよ」



流れに乗って帰ろうとしていたのだが、その首根っこをババアに掴まれる。



「どういうことだよ」

「素が出てるよ。っていうか僕も色々信じたくないんだけど」

「早く説明しろ」



タイチョーは少し悩む仕草をする。正直に伝えると目の前の女は確実に傷つく。っていうかヤバイ。自分ですら心に変なダメージを負っているのに……だがいつかはわかることだろう。ならば自分が言った方が傷は少なくて済むのではないかと思い直す。



「恐らく……なんだけど。さっきから彼。君と1度も目を合わせてないよね」

「それが?」

「ちょっといい?」



彼女をしーくんの方に向き合わせて、そのツインテールを掴む。



「ねえ。これってなに?」

「ツインテーでしょ」

「じゃあツインテールをしている彼女は誰?」

「……? ツインテーはツインテーじゃないですか。なにを言っているんです?」



そっと優しく。タイチョーは彼女をしーくんから離れさせる。まだわかっていないのか、彼女は不思議そうな顔をしているが、それも無理はないだろう。



「心して聞いて欲しいんだけど。彼はツインテールが大好きらしい」

「見ればわかる」

「で、彼の大嫌いなババアがツインテールにする。という二律相反な2つを兼ね備えた人間を目の当たりにした結果、”彼はババアをいないこととし、本体をツインテールと思うようになっている!!”」

「…………は?」



始めはなにを言っているかわからなかった。だがその意味を咀嚼し、割と回転が速い頭で考えた結果。



「なにそれ気持ち悪い」

「僕もそう思う。でも彼の視線から言って、さっきからツインテールにしか話しかけてないし」

「冗談ですよね。ちょっと聞いてきます!!」

「あっ! 行っちゃった」



あまりにも現実とかけ離れた行動だったためか。彼女は確認のために彼の元へと戻る。そしてこう質問する。



「あの……私って綺麗ですよね」

「……なに言ってるの。俺好みの超絶美人さんに決まってるじゃない」

「そうですよね」

「特にこのブロンドの流れるような身体。素晴らしいよね。あっ!? 勝手に触っちゃってごめんなさい」

「…………」



現実を目の当たりにしてしまい、今度は彼女の胃にクリーンヒットした。今まで、彼女の容姿や髪を褒めてくれる人間は星の数ほどいたが、まさか”髪にしか興味がない人間”がいるとは。それだけならまだいい。”容姿を否定した上での逃避”という事実がなにより、彼女の心を傷つけた。それも深く鋭利に。


彼女は無言で踵を返し、タイチョーの元に歩いていき彼の胸倉を掴む。



「絶対に無理! なんとかしろよ金色」

「いや僕に言われても。罰ゲームと考えれば丁度いいんじゃない。っていうか君が引き取ってくれなかった場合、彼の被害を僕が被ることになるので」

「なんとかしろよぉおおおおおおおおお!!」



この日。始まりの街の一角で1人の女の悲痛なる叫びが聞こえたという。



Tips

その⑥ 鉄の森 5―20

始まりの街を出て直ぐの迷宮 鉄に近い成分を持つ樹木が生い茂り 昼になると太陽の熱を吸い非常に高温となる 

最初の迷宮だが それでも難易度は高い


その⑦ 始まりの街

天獄に来た人が最初に落とされる街 総人口が一番多いのだが それ以上に治安も悪い

鉄の森前にあるテント通りは有名で 金稼ぎの冒険者たちも多い


書いててあまりの気持ち悪さと、これが主人公という事実に愕然としました。

どうでもいいけどツインテールをしている人って本当に希少だよね。知り合いにいたら自分に教えてあげてくださいお願いします

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