デッド4章「本当の気持ち。」(脱出編)
前回のあらすじ、無事にみんなと合流できた雄真達二人
今夜の寝床をどうするかを話し合いをしていると
山城先生から友達の家で休ませて貰おうと提案が
ありみんなが喜んでお願いをした。
なんとか、先生の友達の家に着くことが出来た。
先生の友達は、陸上自衛隊の人らしく家に銃があると
雄真達は先生の許可を得て地下へ行くことにした。
そこで、目にしたのは残された銃が思いの他あった。
三人は、喜んでその銃を借り銃弾を込め準備をしていた時
電話で今すぐに戻って来るようにとの連絡だった。
三人は、何かあったと思い急いで上に戻るのだった。
レイ「何かあったのか、急に電話来て戻って来い何て。」
雄真「分からん、多分上で何かあったに違いない。」
なおと「もしかして、ゾンビ共に囲まれているとか?」
雄真「最終確認した、時はゾンビ共はいなかったはず。」
レイ「まぁ、とにかく急ごう。」
なおと「そうだな。」
俺達は、急いで上に上がった。
雄真「おい、何かあったのか?」
上がって来たら、すごい光景がそこにはあった。
何と、風呂上がりの女子がタオルを巻いていた。
レイ「やっべ、何てタイミングが悪いんだ。」
なおと「まさか、風呂上がりだったなんて。」
雄真「何が、どうなっている。」
里奈「あー、雄真だ。」
ダッタタタタ。
里奈が走って来る。
里奈「雄真~。」
そして、勢いよく抱きついて来た。
雄真「急にどうした、ん?何か顔が赤いぞ?」
里奈「寂しいから、呼び出してだしたの。」
レイ「雄真、これが原因じゃないか?」
レイの方を見ると、そこにはチョコレートがあった。
雄真「チョコレートで、こんな事になっているのか?」
レイ「これ、ただのチョコレートじゃない。」
雄真「じゃない?ならどんなチョコレートなんだよ。」
なおと「お酒が、入っているみたい。」
雄真「はぁ?お酒が入っている!?」
なおと「うん。」
雄真「誰だよ、そんなの未成年に食べさせたのは?」
レイ「多分、先生だよ。」
雄真「先生が、あげたのか?」
レイ「だって、先生もこんな事になっているから間違いない。」
レイが指さす方を、見ると同じように酔っぱらっている先生が
そこにいた。
雄真「そうだ、ルリカと萌香先輩は?」
なおと「二人も、同じ状態。」
雄真「どんだけ、強い酒のチョコレートだよ!!!」
レイ「度数、25%だって。」
雄真「めっちゃ、高いやんそれはこうなるって。」
レイ「高いか?」
雄真「高いだろ?」
レイ「酒飲んだ事ないから分からん。」
雄真「俺も無い。」
レイ「無いのかよ。」
なおと「あのさ、コントみたいな感じな事してないでさぁどうするんだ?」
雄真「レイは萌香先輩を、なおとはルリカを部屋に
連れて行ってくれ。」
レイ「わかった。」
なおと「了解。」
雄真「俺は、里奈を連れて行く。」
雄真「ほら、里奈部屋に行くぞ。」
里奈「お姫様抱っこして。」
雄真「仕方ない、よっと。」
里奈を持ち上げる。
里奈「きゃあ。」
雄真「うん?どうした、びっくりした声出して。」
里奈「急に、持ち上げるだもん声ぐらい出るわよ。」
雄真「まぁいい、部屋に行くぞ。」
里奈「うん。」
俺は、里奈を連れて部屋に移動した。
雄真「ベッドに、下ろすぞ。」
里奈「うん。」
雄真「今日は、疲れただろゆっくり休め。」
里奈「うん。」
雄真「俺は明日の、準備があるから戻る。」
里奈「待ってこっちに来て。」
雄真「なんだよ、うわぁ。」
ベッドに、引っ張られる。
雄真「どうした、急に引っ張るなよ危ないだろ?」
里奈「雄真は、私の事どう思っているの?」
雄真「急に、どうしたまだ酔っぱらっているのか?」
里奈「ねぇ、教えて雄真の本当の気持ち。」
雄真「俺の、本当の気持ち?」
里奈「そう、雄真は私の事どう思っているの?」
雄真「そう言う、お前はどうなんだよ?」
里奈「私は、す・・・・き。」
レイ「雄真、いいか聞きたい事がある。」
雄真「おう、わかった今向かう。」
雄真「そう言えば、何て言ったんだ聞き取れなかった悪い。」
里奈「もういい、早く行けば?」
雄真「何、怒っているんだ?」
里奈「うるさい、早く部屋から出ていけ。」
雄真「わかった、わかったからそんなに怒るな。」
バタン。
雄真の心の声(あ~、ドキドキしたあいつきゅうに押し倒すから
びっくりした最後のあれは告白かもしかして?)
雄真「まぁいい、今度時間がある時にもう一度話そう。」
雄真「その時に、俺の気持ちを伝えよう。」
その頃、里奈は。
里奈「もー、最悪もう少しで雄真への気持ち伝えきれたと
思ったのにレイのやつめ。」
里奈の心の声(いつからだろう、雄真の事好きになっていたの
はあれはたしか・・・。)
次回、デッド5章「里奈の過去」