表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『白河院、実季の引き出物の速記シャープを召すこと』速記談1078

作者: 成城速記部

 白河院が、方違えのために、予告なしに藤原実季邸にお立ち寄りになられた。実季は、院への引き出物として、実季の家に古くから伝わり大切にしてきた役行者の独鈷型速記シャープを、最高級の唐錦に包んで進呈したところ、院は、お受け取りになってお帰りになられた。これを聞いた世の人は、普通、このような形で立ち寄ったときの引き出物は、形ばかりのものであるから、受け取らないものなのではないかと、快く思わなかったという。



教訓:役行者の独鈷型シャープが「役行者の独鈷」型速記シャープなのか、役行者の「独鈷型速記シャープ」なのかは不明であるが、不思議な力で速く書けそうである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ