3日目 変身!魔法少女リリカル★しょうた
ま、まほう・・・初級魔法・・・・!!!
よ、よっしゃぁ!なんとわけわからん世界に放り出されて散々だったがこれは嬉しいぞ!
ま、魔法か・・・なるほど・・・
「フッフッフ・・・この俺もとうとう魔法少女になったわけだ」
「いや意味わかんないよというか少女じゃないし頭おかしくなったの?」
まさか、もう魔法少女として覚醒するとは
30才と同時に俺の童貞力が爆発しプリティでスウィーティーなにゃんにゃん生活が始まると思っていたがこれは・・・異世界最高!
まさか異世界チート能力無双ハーレムが始まると思っていたら異世界魔法少女ちょこっとエッチな///ガールズラブストーリーだったとは!
まさかこの俺も想像できまいよ・・・
認めたくないものだな、若さゆえの短慮さというものは
ワリィがこっから先はR-18指定だ、高校生以下のガキンチョは泣きながらママの下着で一人悲しくシコってやがれ!
そして安心してくれ同士、30歳の誕生日に人生最後の希望を見る大きなお友達諸君よ!!!
俺がこの世界で最高にイチャイチャでどちゃくそにえっちなライフをお届けしてやるからな!!
「さっきから急にニヤニヤして気持ちわるいんですけど走りすぎて頭おかしくなったの?」
「フッフッフ・・・実はな初級魔法を覚えたんだ」
「へーまだ初級魔法のスキル持ってなかったんだ、今時珍しいね」
・・・なに!?まだとはどういうことなのか
この世界ではまさか初級魔法は常識なのか
まさか全人類魔法少女化計画が完遂しているとは夢のような地だ
そんな桃源郷があるとは
まったく、宇宙ってやつはスゲェぜ
というかなんでまただんだんと距離が空いていくんだ
あれか心の距離と反比例していくシステムなのかなら仕方ない
「記念にどうだい?試し打ちでもしてみる?」
「いいのか?できればご教授もお願いしたい」
「うーんと、おっけーじゃあ十分な距離もあるし僕に向かってバーンって叫んでみてよ」
なんで一歩も動いていないのに距離が既に十分なんだ?
謎だ・・・異世界では人との距離が勝手に離れるシステムでもあるのかもしれないな
まぁそんなことはどうでもいい
まずは目の前の魔法だ!バーンとか言ったな、名前から想像するに指から空気的なのが出る魔法だな
某青狸の漫画で見たことがあるからそれなら完璧だ
人生初の魔法だ・・・決めるぜ、かっこいい詠唱!
「バーン!!!!」
ふっ完璧だ
どうだこの今にも腕からロックバスターが飛び出そうなポージング
これでテンプレ通り最強の魔法が格好良く飛び出・・・シュボッ
「エウフッ!あっっつ!!!」
にゃんか腕の先から炎が出たぁ・・・めっちゃしょぼいし何これ・・・
このテンプレも知ってるぞ・・・今のはメラではないメラゾーマだってやつだ
だって全力だったもん、完全にメラゾーマ出るときのやつだったもん
何これなんの役に立つのこれ、喫煙所で先輩のタバコに火でもつければいいの?
ふぇぇちゃんと「また俺何かやっちゃいました?」っていう練習しといたのにぃ・・・ガクリ・・・
「そ、そんな膝をつくほど落ち込まなくても・・・初級魔法ってこんなもんなんだって!」
そ、そうだよな・・・初級に期待しすぎてた・・・
「プッwwwンフフwww」
?なんだこのスマホ?見たことねぇスマホだな?炙ったほうがいいか?炙りスマホにしとくか?
「ゴホン、まぁそれはいいとしてアホなことしてないで次です次
チュートリアルはまだ終了してませんからね」
そ、そうだったのか・・・確かにまだ最初の無料ガチャ引いてないし
おらさっさとチートガチャ初回サービスで無料にしろや
おっおっ?次のスキルもクソ雑魚だったら転生リセマラ案件やぞ?もっかいトラック呼んでくっぞ?
「さっきはソシャゲはやめろと言っていたのに今度はソシャゲ的要素を要求とは、
とんだモンスタークレーマーですね、これにはさすがの神様もびっくり」
神様だったのかお前・・・どおりで変にいろいろ出来るわけだ
(厳密に言えば私は神様じゃないですけど神様お手製なので実質神です)
こいつ!直接脳内に!?
「ていうかさぁ・・・さっきからしゃっべってるやつなんだい?僕ちょっときになるかなーなんて」
なんだこいつ急に首とかかしげ込みやがって可愛いじゃねぇかよ・・・結婚しよ・・・
「私のことは超補助系アーティファクトとでも認識してください
元来普及している戦闘系とは違い私は健康、行動はたまたステータスに至るまでマスターの全てをサポートさせていただいてます」
いただいてますってなんだこいつ
俺はいついただかれておったんだ
走らされただけだぞまだ
ルームランナーの音声ガイドの方がまだましな働きをするぞ
「うっそ!?激レアどころじゃないじゃんか!どこで手に入れたのそれ????ねぇねぇねぇねぇ」
うっわ急に距離縮めてくんなよ、フットワークが武器のインファイターかよ
ちょ・・・やめろよっ・・・いい匂いがすんだろうがっ////
そんなヨダレ垂らして息荒くしやがって///初対面なのに妙に親切だと思ったら体が目当てだったってわけね///
魔法少女の伝統に従ってレズバトルしようってんなら負けないんだから♥
「補足ですが私の使用権限はマスターのみです。
それに伴い敵性反応への最低限の迎撃機能やマスターの元より一定距離離れた際の自動帰還機能、そしてマスターより所有権が破棄された場合では直ちに自消機能が発動します。」
「なんだいそのビックリな抑止力は
アーティファクトトレジャーを生業としてる身としては絶対に欲しい一品なのに・・・」
え、なに
よくわからないけど本当に俺の体が目当てだったってこと?
えっちなケモ耳美少女なボクっ娘・・・アリだと思います・・・
「違いますマスター、あなたではなく私の体が目当てなのです」
「!?!?!?・・・へんたい・・・・」
「あれぇ!?そういう感じぃ!?否定はできないかもだけど語弊があるよ!
というか君に言われるのは非常に心外なんだけど!!!」
「さぁマスター次のチュートリアルは初めての町ってやつですよ!
RPGでよくあるでしょう!ファイトっ!」
ファイトっじゃないが
どうした急にテンション上がりやがって気持ち悪!
俺の学習能力なめんなよ
お前が調子いい時は大抵いいことがおきないって知ってんだからな
ていうかそもそも場所もよくわかんないしぃーマジありえないんですけどぉー
・・・チラッ
「あれぇ?僕が案内する感じ??いやそんな捨てられた子犬みたいな目で見つめられても・・・」
「くぅーん」
なんだと!?俺の母性くすぐる捨て犬ムーブが効かないだというのか!?
俺はこの技を使って町一番のヤンキーすら落とし首輪さえつけてもらったというのに!
(いやどういう状況ですかそれ)
っていうか天才的なヒラメキなんですけどマップ見て街まで行けばよくないですか?
(良くないです)
ちくわ大明神
「言い忘れておりましたが私にはなんと複製機能もついておりまして・・・オリジナルのコピーとまでいかないのであれば・・・」
「さぁお姉さんが案内してあげるから街まで一緒に行こうね!!!」ジリジリ
いや怖いよ
顔が陰ってるよ
そんな笑顔でにじり寄ってこないでよ
まぁでもひとり旅も寂しいもんだしラッキーだラッキー
ボクっ娘って正直けっこう好みじゃなくないこともなくなくないし/////
「「「それじゃあ街までレッツゴー!」」です」
よっしゃ、このテンプレも知ってるぜ!俺たちの戦いはここからだ!!!!!!!!!
(翔大先生の次回作にご期待下さい)
終わりません
てゆうか今気づいたんですけど主人公の名前でたのここが初めて?これはやばい