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このスマホどうやら神様製らしいですよ  作者: 童貞スナギツネ
第二章 このすばらしいぼうけんしゃにしゅくふくを!
36/42

35日目 君の名は。

「えっっと・・・あの・・・。私なんかでいいですか?」


「もちのろん! というか君がいいんだ!!!」


あっ・・・めっちゃ顔赤くなってる。 どうしたんだい。


「マスター、急に女性の手を握るのはセクハラですよ。というか急に告白しないでください。彼女は将来私の伴侶になる予定なんですからね。」


あっ、喜びのあまり体が飛び出していた・・・ごめんなさい。悪気は無いんです! やめて! 駅員に突き出さないで! それでもボクはやってない!


(いや、もろやってましたけどね、マスター。)


「・・・うぉっほん。気を取り直して、どうか俺たちチキンヘッズの仲間になってくれませんか?」


「オレッチからもお願いっス!」


「不甲斐ないマスターに変わって、私からもお願いします!」


不甲斐ない!? 不甲斐ないとは何事かね! 甲斐性しかないよ俺は! 甲斐性ありすぎて元の世界じゃ100人あまりを養っていたからね! 蟻だけど・・・。


「じゃ、じゃあ! よろしくお願いします・・・。 ショタさんと・・・えっと。」


お、おおおう! やったああああああ! 俺たちこれで4人、いやわらび餅ちゃんも合わせて5人パーティーよ!


もう怖いもんなしだね!


「自分はフーリルっス!」


「私はπです! お姉様でもハニーでも何とでもお呼びください!」


お、おう。 願望がすごい人じゃん。 ほら見て! 急にそんなグイグイ行くから若干引き気味だよ!


「え、えっと・・・ショタさんたちは普段何をしてるんですか?」


「ショタさん・・・?」


「あ・・・すみません・・・。違いましたか・・・?」


「おしいけど・・・本当の名前はしょうた! これから仲間になるんだから呼び捨てで大丈夫!」


「じゃ、じゃあ・・・しょうた・・・くん?で・・・。」


ん? というか思い返せばずっと俺のことショタって呼んでたような・・・。


「ショタって名前はどこで聞いたの?」


「あの・・・昨日冒険者の登録に来て・・・ほかにも彼らも駆け出し冒険者だよって紹介されて・・・。すみません・・・。」


なるほど! つまり最初から俺のことを狙っていたというわけか・・・。まったく、こんないたいけな少女の心を奪ってしまうだなんて罪な男だ・・・


「もしかしてそれで朝助けてくれたの?」


「あ、あの・・・ハイ。本当は、私の方から仲間にしてもらおうって思ってて・・・。」


あっ、そうか。一人だとやっぱり不安だし大変だもんな・・・。こんな自信なさそうな子なのに頑張って話しかけてきてくれてたんだ!


なんて健気な子! んんんん! もうすでに好き! 結婚しよ!


「えっと・・・それで・・・見ての通りの駆け出し魔法使いです・・・すみません・・・。」


ほほう、やはりか・・・。その長く動きにくそうなローブは正しくであるな!


なんで魔法使いってみんなそんな恰好なんじゃろ。ファッションかな。


まぁ可愛いからオッケー!


「今日見せてくれた魔法以外にも使える魔法とかあるの?」


「あの・・・初級魔法はマックスで・・・その後はパーティーに合わせて覚えようって思ってて・・・。」


「あわせて覚える・・・?」


というか初級魔法マックスなの!!! フーリルも隠密マックスだったし・・・みんななかなかやるのぅ・・・。


俺も負けてられないぜ! いつか俺も魔法と剣術をマックスにして・・・魔法剣士になるのさ! 最強の前衛! 皆の顎がれさ・・・。 いつか、炎に燃えるマントを翻して俺は言うのさ。言っとくが俺はソロだ・・・ってね。


(いや、いまパーティー組んだばっかでしょ、マスター。)


「あ、あの・・・魔法使いで冒険者を目指す子はみんな初級魔法を覚えたら・・・パーティーの役割に合わせて魔法を発展させていくっていうか・・・。」


ほほう・・・つまり色々と方向があるってことなだ! 何とも魔法使いって職業は夢がひろがりんぐだね!


でも、発展って言ってもどんな魔法が・・・。


「おっほん、私が解説しましょう!マスター! 初級魔法にはそれぞれその特性があり、その似た、もしくは同系統の特性を持った上位の魔法が存在するのです!」


「ふむふむ・・・つまり?」


「掻い摘んで言うと・・・火属性とか水属性とかがあるって感じです!


おお!わかりやすい! なるほどなぁ・・・。確かにゲームとかでもいろいろあるものな。結構使っててイメージするのが違ったりしてたし重点的にそれを覚えたりするって感じか!


なんとも楽しいな! 異世界魔法! ディスイズロマン!


「え、えと・・・それで・・・ふだんって・・・。」


「おっとそうだった! えっと・・・特に決まってなくて・・・結構適当に面白そうなクエストを受けたり・・・?」


「そうっすねー、薬草とったりスライム倒したり・・・。」


意外とその日暮しだからな我々・・・。なにをしてるかといわれると・・・。


「あっ!そだ、最近はランクアップを目標にしてるんだ!」


「ランク・・・アップ・・・。」


ふっふっふ・・・我らが大いなる意思に感動しているのだな! そうだろう、そうだろう! 我々はかっこいいからな!


「ランクアップですね・・・頑張りましょう!」


おおっ!! やる気だな! 魔法使いちゃんもやる気だな! 目指せ新たなるステージだよ!


「えっと魔法使いちゃんの名前は・・・。」


「あっ・・・すみません・・・。私はサンカ・・・です・・・。」


あ、また声が消えて言っちゃった。まだあまり心を開ききってないのかもしれな・・・。これから仲間になっていくわけだからね! 頑張って仲良くなろう!


「えっと・・・じゃあ今日のこのあとの予定って・・・。」


むむっ! 確かに・・・。決めてなかったな・・・。新しいミッションが急だったからすっかり忘れていたぜ!


「ピロンっミッション達成しました。」


むふぅー。ちゃんと仲間が増えたってわけだ。


なんというか実感・・・。さぁさぁ・・・報酬は?新たなミッションはいかがなものかな?


「えっと・・・ホブゴブリンの・・・討伐?」


31日目!とりあえず一ヶ月は毎日投稿したってことか・・・

あたい感動したよ!!!

すみませんん・・・・!またも間違えて投稿していました・・・。

これが書きダメの悪いところ・・・(自分のせい

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