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このスマホどうやら神様製らしいですよ  作者: 童貞スナギツネ
第1章 れ:ぜろからはじめるいせかいせいかつ
25/42

24日目 そして伝説へ・・・

「ふわぁ~。」


「おはようございます、マスター。」


4日目も同じように朝が訪れました! んぅ~違いがあるといえば・・・なんというかいつもより清々しい朝ってことぐらいだね!


あ、そうだ。 ログインボーナス。


ほい、カシャンっと。 さぁ何だ何だ。 基礎弓術Lv1を獲得しました。


おお! いいですね! これで魔法、剣、弓の異世界三種の神器が揃ったというわけだ!


FOO!FOOOO! こいつぁ俺が一流冒険者になるのもそう遅くないぞ! どれ、一度ステータスの確認をしておくか。


名前:わたなべ しょうた Lv3 ↑1

年:17歳

種族:人

状態:なし

体力:43    ↑5  スタミナ:28   ↑4

力:6     ↑ 3  魔力:8    ↑1

知恵:5    ↑1  魔力量:28   ↑3

物理防御:7  ↑ 4  魔法防御:2   

素早さ:12   ↑3  運:72     ↑5


スキル:初級魔法Lv1、スライム召喚Lv3 、基礎剣術Lv2 ↑1、基礎弓術Lv1、初級釣りLv2


称号:冒険者


お、気づかないうちにレベル上がってた! たぶんゴブリン戦の後だろうなー。 いっぱいいっぱいで気がつかなかった!


なかなか伸びがいいなぁ! これが若さか・・・。


「アニキおはようっス!ちゃちゃっと食べて今日もクエストに行くっスよ!」


「りょうかぁ~い。 いただきま~す。」


用意された料理を食べ、濃厚なミルクをズズズとすする。 うぅむ。 今まさに今日が始まった。


欲望に任せてかぶりつけば直ぐになくなっちゃう。 これは悲しい、うますぎるってのも罪ですね。


まぁそんなわけできましたよギルド。 相変わらずうるさいところです、まったくぅ!


なんとも安心する場所だぜ!


「今日はこれっス、これがだけっス!」


ん? 薬草の採取・・・? 


「これだけだったらすぐ終わっちゃわないか?」


「ふっふっふ、それでいいんスよ! それじゃあ行くっスよ!」


ほほう! 問答無用、オレッチについて来いってやつだな! 了解だぜ! お前のキューティーなお尻を今日は追っかけるぜ!




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――




「クエスト完了っス!」


ううむ、まだお昼じゃまいか。 ちょっとというかだいぶ早いぞ! なんで今日はクエストを一つしか、しかも簡単なのしか受けなかったんだろう?


「ふっふっふ、アニキ! それは不思議に思ってる顔っすね! 今日は買い物に行くっスよ!」


「おおおおお! さすがフーリル! つまり今日はムフフデイって事だな!」


「それよりも・・・もっといいことっス・・・。」


もっと・・・ムフフなぱふぱふよりもっといい事だなんて///


「ワクワクしますね、マスター!」


一体どんなのが飛び出してくるんだ・・・。 期待で胸が膨らんじゃう・・・。 まさか! この膨らんだ胸でセルフパフパフをするということなのか!?


なんというハイレベル! なんという永久機関! 自らの胸でパフパフできるようになるだなんて・・・もはや夢だな。


ふお~~~思えばちゃんと町を見てなかったなー。 いろいろあるな~当たり前だけど気がつかなかったぜ!


うーむ・・・なんてことだ・・・俺としたことが・・・。


そうだ! 異世界的要素は町の中にあったんだ・・・うひょおおおおお素晴らしい!


見てこれ見てこれ! あの魚屋! めっちゃでかい魚捌いてるよ! 俺の2倍はあるよあれ!


魔法具店とかある! すごいよ! ポッターのやつだよ! 行ってみたいな! あっ!今日は行かない感じフォイか? 悲しいフォイね。


「ベーコンと干し肉を下さいっス!」


おおお、なんと壮観! めっちゃでかい肉が吊るしてある・・・待て! あの看板にくっついてる顔・・・本物の剥製だ!


なにあれ!なにあれ! ベヒーモスってやつですか!? あーるぴーじーで見たやつまんまだよ!


「今日は買い出しって事?」


「そういうことっす! アニキまだこの町で買い物したことなかったっスから!」


ううむ、なんて心遣い! まったくぅ・・・どこまで行っても優しい子だよぉ。


なんてったってもう違うよね! お店がね! 便利なスーパーを歩いてフードコートでご飯を食べる・・・それもいいけどさ!


町に溶け込んだいろんな、そして異世界の不思議なお店を外から見る! それだけで楽しい!


なんて幸福なショッピング! 異世界ショッピング最高だぜ!


そしてっ!


「うんめぇぇ・・・・。」


「うぅぅ、いつ食っても最高っすぅ。」


「異世界・・・おそるべしです!おそるべしです、マスター!!!」


そうです・・・お昼にはせっかく出てきたんだもの・・・いつもと違うの食べるよねぇ!


買ったのは葉っぱで包まれたお肉のお饅頭?みたいなやつ! やばくないですか? だって普通お肉が中じゃん! なんでお肉で包んでるんだよ! 天才じゃん!

そしてなかに包まれた野菜と不思議な穀物・・・。

穀物がプチッと潰れてジューシな旨みと甘味がこぼれ落ちる・・・。 そして野菜はスパイシーで香り高い・・・。 なんでこの世界の野菜ってこんなうまいんだ・・・。 こいつら!肉汁をこれまたよく吸っててもはやこの世のものとは思えない・・・。


「俺・・・今なら、いい人生だったなって思いながら死ねる気がする・・・。」


「まさに完璧な最後ですね、マスター・・・・取り込んだ写真でうまさが分かるはずなのに・・・ダメです・・・実体が欲しくなってしまいます!」


聞いたところケバブ的な感じらしい。 屋台とかである別のところの食べ物。 デリジュウだとか。 


・・・広めてくれた人ありがとう! お前はたぶんこの世界で最も素晴らしい功績を残した人間だ・・・。 きっと石碑とかに刻まれて何億年も受け継がれるだろう・・・。


「はぁ~幸せだ~~。」


「オレッチもアニキが楽しめてるみたいで嬉しいっス! 最近忙しかったっスから!」


オイラ感動! 休息の意味もこもってただなんてなぁ。 最近は確かに忙しかったからなぁ・・・。 こういう一緒に買い物するのも楽しいのう。 どっかのAIさんも見習って欲しいなー。


(むむっ! 失礼な! 私だっていつもマスターのこと気にかけてます! もはや四六時中、気にかけすぎて逆に忘れてるんです! だからもっと私に感謝してください、マスター。)


ん・・・? ・・・ありがとう? ありがとうでいいの? 本当にありがとうでいいのこれ?


「まだまだ買い物はあるっス! 行くっスよぉ!」


「「おー!」」




いやぁ、いろいろあって楽しかったぁ。 冒険者ギルド以外のギルドを見れたし、スキル獲得のための道場とかもあった! モンスター屋もあった! あとは八百屋さんなんて不思議なもので溢れすぎててびっくりだったし・・・。


まだまだ見切れない・・・また買い物に・・・何度でも買い物に来ないと堪能しきれないほどにいろいろあった!


「じゃあ、最後に。」


ん? どうしたんだ?


「ここっス!」


こ、ここは!? そうだ! 確かにまだ来ていなかった・・・。 ここは異世界で最も重要なお店・・・そう! 武器屋!


「ゴブリンのお金、実はまだ残ってるっスよ。 ここで、また冒険できるように、力に変えるっスよ。」


そっか・・・そうだったかぁ。


冒険者だからね! 武器や防具やらきっといろんなものが必要でしょう!


本格的な戦闘もこれからどんどん増えていくかも知れない・・・。


「こ、これは!?」


「しょうたはひのきのぼうを手に入れた。」


なんというテンプレ! なんで棒が売ってるんだよ! おかしくない!? 何用!? うどんの生地とかこねればいいの!?


ううむ、なんともいろいろある。 俺の背丈よりでかい剣。 やけに細くて長いランス。 命を刈り取る形をしている鎌。 超でかい盾。 お! よく見るロングソードってやつだ!


ううむ。 実用的なものからどう使えばいいのかわからない物まで様々だ。


「おっ・・・すみませんオジさん!ここのやつって?」


「おーそれはほぼ売り物にならない奴らだよ。 欲しいなら安くするぞ。」


へー、売り物にならないって言ってもそれなりに使えそう・・・。


見てこの漆黒の剣! 絶対これ強いじゃん! ぐっ!!!おもっ・・・ピクリともしない・・・。 空間に固定でもされてるのかよ・・・。


「アニキ、大して金はないっすけど安いのならそこのじゃなくても買えるっすよ?」


うーむ、そうなのだが・・・こういう場所って何か掘り出し物がいそうだよね。


スーパーの安売りワゴンとかで宝探ししちゃう性格なのよさ、アタチ。


おっ・・・これ・・・。




「それじゃあ・・・、ご飯を作ってくれたフーリルに、食材たちに、ゴブリンさんに・・・。」


「いただきます!(っス!)」


ごめんね、ありがとうゴブリンさん。 お前の命は無駄にはしないぞ! 俺を捨てて先に行けっ!


(なんかいろいろ間違ってますよ、マスター。)


今、机に立てかけてあるこの無駄に大きい物。


ガラクタコーナーで眠っててホコリをかぶってた弓です。 結局買っちゃいました。


確かにちょっとボロいけどそれでもちゃんと射れそう。 なんでか、わからないけどコイツがいいなって思っちゃった。


ん?何か光ってる? なんというか弓の狙う部分?にはめ込めれているっぽい。


サッサっと汚れを払えば・・・魔石?


「コラッ!行儀が悪いですよ、マスター!」


「ちょっとまって。 そうなんだけどなんか気になっちゃって・・・?」


なんでこんなところに魔石がはめ込んであるんだろ。


ん? なに? 地震? グラッときたぁ・・・。


「アニキっ! アニキっ!!!」


なんだなんだ・・・? みんな何処へ行くんだ? 遠く遠くに・・・。


「マス・・・・。 ・・・・タァァー・・・・。」


バタン? 一体何の音だ? あれ? 俺? ぶっ倒れて・・・ま・・・す?

20日目です! 見切り発車でとりあえずなんかひと段落着いたんで章分けしてみました!

今回の話はなんというか余談みたいな感じですね!

また明日からも頑張っていきましょう!

(追記)投稿時間の設定がまたちゃんと出来てませんでした・・・orz

みなかったことにしといてつかぁさい・・・。

ということで再投稿です。ごめんなさい!

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