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このスマホどうやら神様製らしいですよ  作者: 童貞スナギツネ
第1章 れ:ぜろからはじめるいせかいせいかつ
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プロローグ

小学生の頃ずーっと考えてた

ドラえもんのひみつ道具で一つだけもらえるなら何がいいかって

それなら勿論もしもボックスでしょ

自分の好きなように世界を作り変えれるんだ

それってもう神様じゃね?

中学生の頃ずーっと考えてた

デスノート拾ったらなんて書き込むかって

それなら勿論自分の名前書き込んで幸せな人生とその最後を書いてやろうって

自分の運命を操れるんだ

それってもう神様じゃね?

でも現実じゃそれは不可能らしい

どうやらもしもボックスは願った世界に一番近いパラレルワールドに飛ぶだけで世界を作るマシンじゃないらしい

俺が超イケメンで才能の塊でとなりに世話焼きお姉ちゃん系巨乳幼馴染がいるパラレルワールドなんてあるわけないし

デスノートに至っては名前を書いたら一週間いないでしか運命を操れない上に不可能な願い事は叶わないらしい

じゃあ巨乳の母性たっぷりなうえに合法なロリとの結婚なんて不可能だから一週間でただ犬死するだけだ

だから高校生になって異世界転生系のラノベに夢見るのは当たり前だろ?

俺だったら魔法を自由自在に作ることのできるチートスキルを神に願うね

いやいや待てよ・・・魔法の魔の字も知らぬ今のままそのスキルをもらったって自在に使いこなせないか?

なら俺のこの愛用のスマホをあっちの世界でも使えるようにしてくれないかな

そしたらアマゾンもあるから基本的に物で困ることもないしマップやらウィキやら困ったらグーグル先生に、いやいやsiriに質問すれば無敵やん

だから頼むぜ

キキイィィィと音を鳴らし迫るトラックよ

きっとそのブレーキじゃ間に合わない

「あ、このテンプレ知ってる異世界に飛ぶやつだ」

しっかりと異世界にお届けしてくれよな――――――グチャリ

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