表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

その他の宗教について

*ヤオヨロズ教以外に宗教はあるのか

 『ゼナン』の世界観の場合は


・ヤオヨロズ教

(多神教。好きな神様を信仰してもOK。それなりに戒律もあるが基本的に現実世界の日本に一番近い)


・クルス教

(現実世界のキリスト教に近い。光と秩序、安寧の男神を祭る一神教)

のほかにも下記の物が目立つ。


・世界樹信仰

 世界のどこかにある世界樹を主と考え、全ての命は最終的にそこへ還る、という信仰。

 自然を敬う考え方で、ある種の自然信仰である。


 世界樹信仰者は基本おおらかで自然と共に生きる考えを持つ。

 故に街から離れ集落を作って暮らしている傾向がある。


 世界樹はヤオヨロズの神々と協力関係にある。

 両者は『共にニンゲンを見守っていく』スタンスである。


・冥宮信仰

 ヤオヨロズの神々とはまた違う神々。

 強力な力やたくさんの財宝などと引き換えに血等を求めると言われている。

 彼らはヤオヨロズの神々を『人間に媚びた偽神』と見ている。

 因みに世界樹に関しては『傍観者』という位置づけで見ており、ヤオヨロズの神々のように罵ったりはしない。


 冥宮信仰者の場合街から離れた場所に集落を作っている事が殆どで、

 しかも、隠れるように暮らしている。

 過激な者たちはいつか『ヤオヨロズ』の神々を打ち倒し冥宮の神々が世界を

 捕ると信じている。

 大半は『ヤオヨロズ』の神々とは相容れないと見ている。

 だが、穏健派の人々はヤオヨロズの神々を『意見を違えた神』と見、ただの信仰の違いという認識にしている。


 また、生贄を要求する神が多く、集落外から生贄を攫ってくる事も多い。

 故に周辺の地域との壁がある他、奴隷にする事もあると言われている。

(穏健派の人々は生贄を動物などにし、奴隷をまったくもっておかない)


・冒険者について

 ヤオヨロズの神々が異能力を与える事で『冒険者』の資格を得る。

 これは世界樹信仰にも言える事で、彼らの場合は『世界樹からの詔』を経て

 『冒険者』の資格を得る。


 一方、冥宮信仰者の中にもヤオヨロズの神から異能力を与えられる者はいる。

 彼らの大半は『偽神の僕に選ばれた』とされ、追われる。だが、穏健派の集落ではヤオヨロズと冥宮の神々の間を取り持つ役目を持つといわれ、重宝される故そこを通じて冒険者ギルドへの登録を行う。信仰を明かさない『冒険者』の殆どは冥宮信仰者の冒険者である、と考えても過言ではない。


・ヤオヨロズ信仰者たちはどうみているのか?

 世界樹は大地と神の世界を繋ぐ大切な物として敬っている。

 冥宮の神々については生贄や奴隷という風習に関しては恥ずべきこととしてみている。

 信仰者についても特別視する事はないものの、やはり生贄や奴隷に関してはよく思っておらず冒険者が救出に向かうという事もよくある事である。


・クルス教の信仰者たちはどうみているのか?

 世界樹は神木とみられ、神が座す場所としている。世界樹信仰者をその守り人とみている(穏健派は独立した信仰を持つ人々と見ている)。

 冥宮の神々については『悪魔信仰』と位置づけ、特に過激派はこの人たちに対し攻撃的である。信仰を変えさせない限り殺害も辞さない。

 『冥宮の穏健派』は『騙されている人々』という見方がされており、クルス教の人々が自分達が信仰する教えを説きに集落を訪れることも少なくは無い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


世界樹はゲームでおなじみですよね。

冥宮に関してはまぁ、ファンタジーによくあるダークな宗教のあれこれがモチーフ。


まだまだ続きます。

のんびりやりますのでお楽しみに。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ