勇者について
もしかしたら途中で色々書き換えるかも……。
勇者
何らかの巨大な敵を打ち倒し、人々を救ったものに与えられる称号。
そして、名誉職的な物である。
偉業を成し遂げた彼らを人々は敬い、時に恐れたりもする。この称号を持つ者の戦闘能力は大抵ニンゲンのレベルを軽く越える。
また、死後は神々によって魂が祝福され功績によっては神格化する事もある。
中には後に国を作ったものも存在する。
『冒険者の街 ゼナン』の主な舞台となる国、カルチュアの北に隣接する国(現在ネーミング考え中)がまさにそれである。
現在、物語の舞台となっている世界では幾つもの勇者の話が残っている。
また、現在も数名の勇者と勇者候補生が存在している。
虹を越えた者
異界から来た化け物を退治するべく虹を超えて異界へと渡り、無事に戻ってきた者。この時に戦った3人の戦士をこう呼ぶ。
竜戦士
13の竜を打ち倒すべく戦ううちに竜の力を身につけた者。
この力を使い、異界から来た化け物を倒した7人の戦士をこう呼ぶ。
そのリーダー格であるマサト・ファーフナーが特に有名で『双牙』の二つ名を持つ。
現存する勇者たちは、今も現役の冒険者として活動している者、引退し後進の育成に尽力する者、別の形で世界に貢献する者、と様々である。
勇者に対しての法
勇者には功績を認めて幾らかの特権と義務が与えられる。
勇者の血族は多いほうが良いという考えから『重婚』が認められる点が有名であり、その為に勇者を目指す者も少なくは無いらしい。
義務としては、魔竜など人々の平和を脅かす危険生物等との戦い。そして、国と国の戦争への不参加である。
(兵器としての勇者の使用は硬く禁じられている。その代わり、平和の使者として国家間の会議に参加することはある)。
これらは1冊の本に纏められ『勇者規定法』と呼ばれる。
勇者候補生
冒険者が現れた頃から、時にこう呼ばれる存在がちらほら現れる。神々が勇者の素質を見出した冒険者たちに宝と試練を与えふるいにかけ、有事に活躍したものが後に勇者としての称号を得る。先に紹介した竜戦士の中には若手時代に勇者候補生となっていた者もいる。
現在、特に活躍が見られる者は神剣に認められたヴァルター・ロウ、ゾンビドラゴンを単独で打ち倒したイデア・バグナがよく知られている。
勇者候補生から勇者となった時、人々は彼もしくは彼女を祝福し、尊敬する。勇者候補生から落伍した者たちの行方は、誰も知らない。
紫紺の勇者達
これは、死亡後勇者として認められた者達のことである。
生前には認められなかった成果がのちに認められ、勇者と呼ばれるようになった者たちは、神々に祝福を受け、紫紺の組紐細工を与えられると言われている。
事実、ヤオヨロズの神々の中には死後勇者として認められ神格化した存在がいる。
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……と、入り組んだ事情を汲んで自分を追い込んでみる。
矛盾点修正しました。
勇者ってファンタジー小説の王道すぎる気がします。
まぁ、冒険者の街シリーズでの設定と言う事で……。