表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

温もり(200文字小説)

作者: 日下部良介

 僕の腕を枕代わりに眠っている彼女の髪から心地良い香りが漂ってくる。

 彼女を起こさないように僕はそっとベッドを出る。

 少しだけカーテンを開けて窓の外を眺める。

 遠くに見える山では紅葉が始まろうとしている。

 窓を開けると秋の空気が流れ込んできた。

「気持のいい朝ね」

 振り向くと素肌にブランケットを巻きつけた彼女が微笑している。

「ごめん、起こしちゃったね。寒くはない?」

「大丈夫。まだあなたの温もりが残っているから」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 彼を…彼方と自分を置き換えて読んでしまって (〃∇〃)←ってなっちゃいました!
2014/10/02 20:19 退会済み
管理
[一言] 拝読致しました。 実話シリーズ、絶好調ですね、鉄人(ムフ) ご馳走様。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ