登場人物紹介2 〈セカンドシーズン〉
◆登場人物紹介◆
セカンドシーズン(学園編、真白編、星野家三姉妹編、千歳編、伝承編)
●鳴海朔也(なるみ さくや) 23歳。
美浜町の高校教師として2年目を迎えた。性格は温厚な方で、生徒からも慕われる兄貴的な立場の若手教師。千歳の想いを吹っ切りつつあり、再び女性に対しての軟派な性格が戻ってきている。教え子の茉莉に懐かれて困惑気味。真白とはバイク仲間であり、雫には畏怖しながらも年上のお姉さんとして接している。
●一色千歳(いしき ちとせ) 23歳。
〈千歳編〉ヒロイン。
大学時代の同級生で、かつて朔也と交際していた。翻訳家になる夢を抱き、大学在籍時に海外留学へ。しかし、一年後、日本への帰国の際に飛行機事故にあい、両足を負傷して障害を負い、車いす生活をよぎなくなされる。現在は軽井沢の別荘で翻訳家として活動中。まだ朔也への未練を残している。
●村瀬真白(むらせ ましろ) 24歳。
〈真白編〉ヒロイン。
朔也の同僚の教師であり、担任と副担任の関係でもある。朔也とは趣味のバイクで遊びに出かける事も。お酒が弱いのに好き。酔うと子供のような性格になり、一人称が「真白ちゃん」になる。本人がその事を後悔するのも多々あり。朔也に恋愛感情を抱き始めているが、その恋愛観にはある問題点があった。
●北沢結衣(きたざわ ゆい) 25歳。
美浜高校に赴任してきた美人教師。真白の幼馴染であり姉的存在。美帆や雫の親友でもある。容姿端麗で妖艶な魅力に生徒から憧れられる。高校に入学したばかりの弟、八尋がいる。彼女には、とある疑惑があり……。
●北沢八尋(きたざわ やひろ) 15歳。
高校1年生。結衣の弟であり、天文部に入部する。偶然、知り合った望月要に対して恋心を抱いてる。ブラコン気味な姉に対しては嫌いではないが、そろそろ卒業してもらいたいと切に願う。
●望月要(もちづき かなめ) 17歳。
高校3年生。天文部の部長であり、星が何よりも好きな女の子。過去の出来事で男が苦手であったが、八尋と触れ合う事で慣れ始める。
●星野茉莉(ほしの まつり)。15歳。
星野家の三女。通称、星野家の小悪魔。明るく積極的な性格。偶然にも入学式の日に朔也に助けられて、一目惚れをしてしまう。それ以降、猛アピール中だが報われていない。星野家は地元の大地主で、けっこうなお嬢様でもある。
●星野雫(ほしの しずく) 25歳。
〈星野家三姉妹編〉ヒロイン。
星野家の長女。通称、星野家の魔女。町役場で働いている。美浜町の大地主、星野家の権力者。口を開けば罵詈雑言、朔也の天敵。常に相手を恫喝するような物言いで恐怖に陥れる。趣味はひとり花火、ひとり温泉、ひとりカラオケ、ひとり(以下略)。
●星野由愛(ほしの ゆめ) 19歳。
〈星野家三姉妹編〉ヒロイン。
星野家の次女。通称、星野家の天使。天然系な性格で物腰が柔らかく、常に笑顔の美少女。誰からも愛される存在。海沿いのカフェでバイトをしている。飼い猫のショコラを溺愛する。生粋の箱入り娘であることを気にしている。
●相坂美帆(あいさか みほ) 25歳。
神奈の姉で居酒屋の店長。昨年、結婚して女の子の子供も生まれた。学生時代はモテていたらしく、真白の憧れの存在でもあった。同級生である雫とはかつて犬猿の仲だったが、ある出来事を境に和解し、親友になった過去がある。
●鳴海彩音(なるみ あやね) 19歳。
〈伝承編〉ヒロイン。
朔也の従妹。大学1年生。昔から朔也を兄のように慕っており、学生時代には家庭教師もしてもらっていた。アウトドア系が趣味で、大学では民間伝承などを研究するサークルに所属している。フィールドワークの一環で、美浜町にやってきた。