ある意味注目を集めてきついっす
とりあえず2話目の前半部分が出来たので投稿しようかなと
1ヶ月に2本を目安に頑張ります
朝だ夜明けだ。潮の息吹という事で、朝起きる。
まず起きたら最初に、トイレに行き、朝ごはんはめんどくさいので食べない。
そして着替えるのだが、昨日のおかげで制服めちゃくちゃ汚くなってしまったので、私服で行くか。
今回に関しても俺は悪くないしな。
制服をまともに使えなくさせたのは、生徒会の誰だっけ?縄で縛ってきたやつだし。
てか教科書とかも貰ってないけど、いつなんだろうか。
何持って行くかもわからないし、鞄いるかな?
要らない気がしてきたが、どうしようもないので、とりあえず、私服に着替えたし行くか。
玄関まで行ったのだが、何か忘れてる気がする。
まぁ良いかとりあえず行くしかないしな。
ガチャ
「先輩おはようございます」
バタン
俺はドアを開けてすぐに閉めた。
なんか奏がいた気がするんだけど。
「俺疲れてるのかな、とりあえずもう一度開けてみるか」
ガチャ
「先輩、何で閉めたんですか?」
バタン
やっぱなんか居るよね。
心霊現象とかじゃないよな。
マジでいつから俺の家のドアはタワー・オブ・テラーになったんだ?
とりあえずもう一回開けてみよう
ガチャ
「先輩、遅刻しますよ?」
「遅刻よりも、何で居るの?」
「先輩の親に家を聞いたので」
「敵は身内にいたか」
「身内に裏切られそうですね」
「そうなったら、エルボー・パッドしに行くから」
「物騒な世の中ですね」
「そうだな。ペチャパイ」
「はぁ?胸がなくて悪いですか?」
「怒らせれば帰ると思ったのに、なんかめんどくさいことになりそう」
「まぁ冗談だと分かってますけどね先輩とは長い付き合いなので」
「京都銀行?」
「ながーーーいお付き合い、京都銀行」
「マジでよく知ってるね」
「何で知ってるんでしょうね」
「マニアックなCM他にあったかな」
「探せばありそうですけどね」
「あ、石丸電気とかサトームセンとかのCM」
「デカイ電気は秋葉原、ばらって奴ですね」
「本当に何で知ってるの」
「カラオケに石丸電気の歌ありましたよ?」
「普通はカラオケでCMソングを調べないんだよ」
「そうなんですね。初めて知りました」
「てかさ、このままだと本当に遅刻するよな」
「大丈夫ですよ。もう遅刻確定なので」
「もう終わりやん、ゲームみたいにセーブデータからやり直したい」
「お気の毒ですが冒険の書1は消えてしまいました」
「ゲーム機を付け直したら復活したりするから」
「そうなんですか?知りませんでした」
「うん、そんな事言ってる場合ではないよね」
「大丈夫です。気合いで何とかなります」
「奏ってそんな脳筋だったっけ?」
「やれば出来る‼︎」
「お前の事だから別の意味で言ってそう」
「私の兄はやっても(子供は)出来なかったらしいですよ?」
「それは…めちゃくちゃ気になるけど、奏の兄って結婚してたっけ?」
「結婚3年目ですよ」
「やっても出来てないじゃん」
「……テヘ」d( ̄  ̄)
「とりあえず行こうか」
「行こう行こう火の国へ?」
「ヴェズヴィアナ鋼索線はもうないから行けないよ」
「このネタ分かるんですね」
「逆に奏は何で知ってるんだよって話」
「そりゃイタリア行きたいからですけど」
「こんな変な奴を国外に出したら、ダメだと思うんだけど」
「パスポート申請が通らなかったら笑えますよね」
奏が家の前まで来て何分もたっているが、まだ学校の方に歩き出していない。
なんならさっきからご近所さんの目が痛い。
ご近所の皆様、大声で話しててすみません、
明日から多分もっと大声出すことになるので覚悟しておいてください。
「てかさ遅刻確定ならコンビニ寄って行こう」
「何か買うんですか?」
「テレフォンカード」
「珍しいもの買いますね」
「まぁとりあえずレッツゴー」
「先輩、歩くの早くないですか?」
「普通だと思うけどな」
「そうですか?」
「じゃあペース落とすよ」
「あ、そういえば、先輩って今身長何センチですか?」
「165センチかな」
「私が158センチなのであと少しですね」
「俺はもう伸びてないからな」
「私も伸びてないですね」
「伸びてないなら、超えるのは無理じゃん」
「キャラデザって変わらないかな」
「現実にそんな機能はありません」
「骨折れば骨が強くなってそのついでに、伸びないかな」
「一回折っても、骨は強くならないからな」
「あ〜現実ってなんで残酷なんでしょうか」
「まぁそれは良いとして、そこのファミマに寄るから」
「了解です」
ちゃるるら ららーん るーらららーどぅーん♪
「ファミマってこの音以外ところ無いのかな」
「私が知らないので、無いと思います」
「世界はお前を中心に回ってるわけじゃ無いぞ」
「どうやったら私が世界の中心になれますか?」
「神にでもなれば?何万年か生きれば神にでもなれるんじゃない」
「何万年も生きることになったら先輩も道連れにしますよ」
「辞めてくれ、奏とは、1週間一緒にいるのが限界だ」
「は?手足もぎ取りますよ?」
「一回誰がこんな子に育てたんでしょうか。あ、ファンタ買おっと」
「先輩は、私の親見たことありましたよね?」
「見たことあったね」
「そういう事です」
「人の親を悪く言ったりするのも、あまりよろしく無いけどさ、奏の親も変人だったよね」
「私を育てた親ですよ?そういう事です」
「良いのかそれで」
「良いんですよ」
「そうか、とりあえずレジに行くぞ」
「ファミチキ奢ってください」
「奢っても良いけどさ」
「なら私の人生あげるんで、奢ってください」
「そんなもん要らんわ」
そんな話をしていると
「お次のお客様どうぞ」
「とりあえず買うから、何も渡してくるな」
「ち、残念です」
「あ、すいませんファミチキとテレフォンカードください」
「ファミチキと?テレフォンカード?」
「そうです」
「50度と105度がありますがどうされますか?」
「105度の方で」
「お会計が1331円になります」
「1331円ちょうどでお願いします」
「はい、ちょうどお預かりします」
「レシートご利用になりますか?」
「要らないです。奏、ファミチキ自分でとって」
「やった〜ありがとう先輩」
「なんでこんな後輩を持ってしまったのだろうか」
「こんな先輩思いな後輩は居ないですよ」
「束縛してきそうな後輩は要らないです」
ちゃるるら ららーん るーらららーどぅーん♪
この音を永遠に聴いてる店員ってノイローゼにならないのかな。
俺はなりそう。てか今から学校行くのめんどくさいな
「よし帰ろうかな」
「学校行きますよ」
「なんかめんどくさくなってきたんだけど」
「後5分ぐらいで着きますよ」
「今何時だっけ」
「9時12分です」
「2時間目から行った方が良い気がしてきた」
「学校着いたら図書室でも行きますか?」
「良いね、そうしよう」
「こうやって成績って減っていくんですね」
「大丈夫、0をどんなに割っても引いても0だ」
「成績にマイナスが無くて良かったです」
「テストでマイナス100点はとったことあるぞ」
「たしかに先輩取ってましたね。あれは流石に回答ふざけすぎです」
「まぁ内申点は取れてたからセーフ」
「あれ?ここいつの間にか家の解体が始まってますね」
「俺はほぼ来たことないから知らない」
「そういえば日本ブレイク工業ってありましたよね」
「ブレイクブレイクあなたの街の〜って奴な」
「あの歌個人的には好きです」
「そうか、まず奏は頭を解体してもろて」
「私の頭は正常ですよ」
「なら今何考えてる?」
「電車の窓から頭を出した時に対向列車が来た時にどちらに頭と体を吹っ飛ぶかを考えていました」
「拘束しようとするし、サイコパスだしマジで終わってる」
「そんなにおかしいですか?」
「自覚無いのが一番ヤバいんだからな」
「大丈夫です。人生何とかなります」
「周りに迷惑かけないなら良いけど、今は俺が迷惑してるんだよな」
「先輩は、対象外なので」
「何言っても話通じなさそうだな」
「今更じゃないですか。後学校につきましたよ」
「やっと学校に着いたのか」
現在、正門の前に居るのだが、なんか居るだけで学校という気分になって嫌になってきた。
本当に学校って単語だけでも嫌な気分になるし、校舎を見ても嫌な気分になる。
これはもう呪いですね。
「まずどこに行きますか?」
「勝手に校舎内の見学でもするか」
「一応来たってこと言いに職員室も寄った方が良いです」
「なら職員室も寄るか」
キーンコーンカーンコーンとチャイムが響き渡る。
嫌な音だね
「時間的に授業終わりのチャイムですね」
「変な奴が来たら大変だな」
「私達のことですか?」
「自覚はあるんだ」
「私より革新的な人は居ないですよ?」
「革新的すぎて時代がついていけない」
「大丈夫です。いつかはついてくるので」
「何万年後の話だ?」
「新世界の神になった時です」
「アニメの見過ぎだな。収容所でも行ってこい」
「私のお爺さんがシベリア収容所に居ましたよ」
「家族揃ってそこかぁ」
「太って帰ってきたらしいですよ」
「お前のお爺さん大丈夫なのか?」
「まぁ…お爺さんはロシア語が出来たらしいので、重宝されたらしいです」
「そんな事言ってたら職員室に着いたな」
「とりあえず来たことだけ言いますか」
「誰も居ない感じだけどな」
「この学校終わってますね」
「生徒数の割に教師が足りないのか?」
「それはあるかも知れないですね」
職員室に来たのに、誰も居ないしどうしようかな。
クラスに行くか?でもさ、4階まで登るのめんどくさく無い?
一番めんどくさいのは、職員室で担任に報告しろって言われた時もう一度したまで降りないといけない。
めんどくさいのは嫌いなので嫌なんだが、
古いネタばかりになりますが、そんな事を気にせず私はやります。
こんな作品でも面白いと思ってもらえたら、評価でも感想でもなんでも良いです。