マヤ
○アストロガール
異次元から来た数匹の怪物と超能力を持つアーマーを身につけて戦う少女。
----
ある港町の海の上に空間を破って宇宙船のような:船が落ちてきた。
その空間は大きくひびわれ、街は破壊されその県全体をおおった。
いつしか空間のさけ目からい次元からの怪物が入り込み、人々を襲った。
人々はその事件を地震による災害と考え、避難生活をおくった。
被災キャンプにいたマヤは自分の家から思い出の写真を撮りにキャンプから
友達いっしょに出て半壊した家に行った、(そのとき一度地震がおこる)
その帰り道、紫色のアーマーを着た人が宙を飛んで行くのを見たマヤは、
友達を置いてその人物を追いかけて、ビルの中に入る、そのビルの中でマヤは
怪物に襲われる、別次元に帰ろうとしていたアーマーの人物がとび出し、
その怪物を撃退する、マヤを救ったそのアーマーの人は女性だった。
マヤはその人、ジェミーに自分たちを怪物から守ってほしいとたのむが断られる
ジェミーはかわりにもう一つの白いアーマーをマヤに渡し、自分で守るように言って
帰っていった。△怪物はジェミーの次元から来たものではないらしい
次の日、マヤはアーマーのヘルメットの側面にスプレーで青い星印を塗り、
それが乾いた後、アーマーを着て空を飛行した、そのとき突然、ロケット弾が
飛んできてマヤを撃墜した、墜落したマヤの前に武装した少年が現れる。
その少年、ゲンキの言い分ではマヤを怪物を誤って撃ち落としたらしい、
ゲンキはミリタリーマニアで兵器を非合法で所持していた、怪物に両親を殺されて
から戦うようになったという。その後、マヤは帰宅した。
次の日、飛行していたマヤは大規模な火災を見つけて降り立つ、そこの避難民を
救助していたマヤの前に灼熱の怪物(F・H)が出現する、マヤは戦おうにも
熱くて近寄ることができない。ジェミーが来るが、心当たりがあると言って去って
しまう、マヤは避難民とともにビルに逃げ込むがバリケードがF・Hの炎で燃や
される。裏口から脱出するマヤたちの前にアーマーを着たゲンキが降りてくる、
火事は爆風で消せばいいと言ってゲンキは現れたF・Hにパンツァークラフト
を発射した、爆発でガラスや壁がふきとび、それでも倒れないF・Hに
ゲンキは対戦車ライフルを連射し、撃退する。その後マヤとゲンキは
避難民を安全な場所に避難させた。
次の日、マヤはアーマーのバッテリーが切れたため、充電する、ゲンキは自分のアーマーに
緑の塗装をほどこす、ジェミーは自分の次元から長剣の武器を持ってくる。
マヤのもとに新たな怪物の情報が入ってくる、ゲンキが代わりに怪物の偵察に
行く、怪物(H・B)は蜂のような姿でゲンキに尻から卵のようなものを
射出した、卵はくだけて小型のブラックホールが発生し、ゲンキのアーマーのバッテリー
は消耗した、ゲンキは逃げかえる。
次の日、マヤも偵察しに行き、卵を確認した後、作戦を立てるために帰る、マヤは友達の
ユキに相談するとテニスラケットで卵を打ち返すことになった、練習のため二人で
テニスをする。
次の日、マヤはアーマーのバッテリーを消耗しないよう、バイクでH・Bの所へ移動、
テニスラケットを持ってH・Bに挑んだ、マヤが打ち返した卵はH・Bによけられ、
苦戦する、そのこぼれた卵をマヤを追いかけてきたユキがラケットでH・Bに打ち返し、
H・Bは卵のブラックホールに吸い込まれて消滅する。
次の日マヤたちは新たな怪物退治に出かける、そのときマヤに片思いの少年、ケンが
がマヤを追いかける途中に怪物につかまり、地下につれてゆかれ、大型の怪物(J・F)
にのみこまれ、怪物(M・K)に変身する。
そのころ数匹の怪物(H・J)を追いつめたマヤたちの前にアーマーを付けた部隊が
現れ、H・Jを一掃し、マヤ、ジェミーを捕まえる、ゲンキはその手を逃れて、いったん
帰るが、ケンからの手紙がとどき、手紙の文面に導かれて地下へと潜入、
そこでJ・Fを発見し、爆薬で撃破する。
マヤ、ジェミーを捕らえた部隊はジェミーの国の特殊部隊だった、次元のさけ目が
バレてジェミーを補導し、アーマーを回収しに来たのだった、そこへM・Kが襲撃し、
部隊を倒してマヤを連れ去った、それをユキが追いかけて、M・Kに攻撃する、
M・Kはユキに光線をあびせる、ユキは倒れ、怒ったマヤがM・Kを殴る、M・Kは
ショックをうけ、そのすきにマヤはユキを連れて逃げ出す。
キャンプに戻るとジェミーがマヤにM・Kの光線の正体を説明する、M・Kが光線を
はなつと周りの金属が吸い寄せられる、つまり、M・Kの光線は回折しない超磁力で
その光は磁力によって発生したプラズマであり、この光線に当たった物体の内部には
電流が発生し、生物は感電死する。ユキは感電と脳死で倒れたのだ
激怒したマヤはアーマーを装着してM・Kに挑もうとする、ゲンキも到着し、
作戦が立てられる。
次の日、マヤ達はM・Kに挑んだ、ゲンキはM・Kの光線をよけようと物陰に隠れる
が光線は壁を通り抜ける、ジェミーもなかなか近づけない、マヤにだけはM・Kは
光線を使用せず話し合おうとするがマヤは聞き入れない、M・Kがはなった光線に
ジェミーが鉄クギをバラまき、引き寄せられたクギがM・Kの光線の銃光に突き刺さって
ふさぎ、ゲンキの機関銃の銃撃でM・Kは四肢がもげ、ジェミーの長剣で
首を切断された、M・Kの首はしばらく動いたがマヤを見つめたまま動かなくなった
その後、ジェミーがマヤにユキを蘇生する方法が別次元の世界にあるかもしれないと
さそい、マヤとジェミーはユキをつれて別世界に旅立った。
それから:何日かして、ゲンキは特殊部隊が残したアーマーを集め、志願をつのって
人を集め、新しい部隊を編成した。
部隊が活動を始めたある日、多国籍軍が住民に県から退くよう通告する。
避災者らは県から去りはじめ、ゲンキの部隊の人数も減っていく、
ある日、強力な怪物、髑髏満月が現れ、ゲンキの部隊が応戦するが、数人が死亡、消滅し、
ゲンキも片足を失ってしまう。
3メーターの球体で空中浮遊、真中から割れて回転する手裏剣を発射する、移動が速い、
髑髏の模様は正面ではない、くす玉の隙間から血肉を吸い込み、回転する手裏剣で粉砕する。
手裏剣にアーマーの防御機能が通用しない。
多国籍軍が髑髏満月を専用に開発したEMPミサイル兵器で金縛りにしつつ爆撃で撃退し、
ゲンキの部隊の隊員を救助する。
その後、県から被災者はいなくなり、ゲンキの部隊は解散した、市内には国連の研究機関が
入り、市外地に軍が駐屯し、施設が立てられた。
それから10年後、街は様変わりし、様々な国の研究機関が隣接し、次元の亀裂を
観測、研究していた。
ゲンキは街に残りマヤたちの帰りを待ち続けていた。
10年前に部隊に志願して入れてもらえなかった子供、ユウタが成長して中学生になり、
たまにゲンキの手伝いをしていた。
ある日研究所が次元の亀裂からの信号をとらえ、マヤとユキの家族とゲンキを招集する。
夜、次元の亀裂がさけ、異次元人の飛行船が現れる、着陸し、タラップに現れたのは
マヤだった、そのかたわらにマヤの息子がいる。
マヤは家族と再会し、ユキの両親にユキが死んだことを告げる、そしてゲンキにジェミーは
故郷に帰ったことを告げる。
ゲンキとマヤ二人きりになったとき、ゲンキはマヤに恋い焦がれていたことを打ち明けた。
告白しても手遅れで、マヤには別次元で家族ができていた。
次の日、マヤとその子供は飛行船に乗り、次元の亀裂の向こうの別世界に飛び去った。
その後、別世界からの力で次元の亀裂は仮の結い籠めで閉じられた。
次の日、ゲンキはユウタと共に街を去っていった。
----
終り
(caro mio ben /The Eccentric Opera)