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クールな腐男子は好きですか?  作者: 桜坂 月乃
3/5

第二話


一話ぶりです。ゆずるです。

前回俺は全力疾走したわけですが…


今職員室の前にいます。



コンコン


「失礼します」


「…チッ。あと五秒で一分だったのによぉ」


舌打ちー!?

何!?こんのホスト教師は俺に一体何をしようとしてたの!?


「お前が一分以内に来なかったら、犯s「用はなんですか」…。」


少しこわかったから、言葉を遮ってやったよ☆キラッ☆

…キモイとか思ったら負けなんだからねっ!

…はい。すいません。サーセンしたぁぁぁあぁぁぁあ!


全力疾走して酸欠で頭に酸素まわってないわ!



「まぁ、別に用はねーんだけど「じゃあ帰ります。」あー…ウソウソ。ちょっと着いてこい。」


ホスト教師に連れて来られた場所は、『特別室8』。

特別室が8つもあるんだよ、この学園!

さすがお金持ち学園だね!まさに王道!


でもせめて、特別室って言う単純な名前じゃなくて、こうなんか、かっこいい名前にしても良かったと思うんだけど…

ま、逆に王道ぽくていいかもしれない…?


この特別室8は、8つある特別室の中で、全く人が来なく、ほとんど使われていない教室なんだよね…。


「…あの、何のためにここに?」


嫌な予感がするのだが…。


「味見のためだ」


「はぁ?」


暗っ!?

何!?目隠しー!?!?


ちょっ…何してんの!?こいつ!


「…いただきます」


「は?ちょ、んぅ…ャメ…んー!?」


「ぷはっ…ごちそーさん」


するっ…


ニヤ…


今俺何された!?

キ、キキキキキスされたのか!?


「ふ、ふざけんなっ!」


パッチーン


「こういうのは、転校生くんにしてやれよ!バカー!」



俺は電光石火の如く特別室から飛び出した。



だから気付かなかったんだ…。


俺の担任のホスト教師、


(アズマ) 神影(ミカゲ)がニヤリと嫌な笑みを浮かべ呟いていた事を…。


「甘くて美味かったな…。絶対に俺のモノにしてやるよ…。ゆずる」



3話に続く、、


実は私は、ホスト教師受けが好きなんですけど、この時は恐らく、ホスト教師攻めが好きだったんでしょうね…


私の中のホスト教師像と違いすぎて混乱していますが、懐かしいのと恥ずかしいのでいっぱいです!

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