空に穴が空いた
掲載日:2017/06/11
空に穴が開いた
空に穴が開いた
それに気づいたのは
風のないある午後のことだった
墓地の芝生はきれいに刈られ
青々と美しかった
永遠の眠りについた人々の抜け殻が
大地を冷たくしていた
氷のようにすべすべと光る新しい墓が
青い空をくすぶらせて映していた
白く色あせた丸い穴が月を装って
晴れた空に白い影を作っていた
だれもが抜け殻を残して飛び立っていく
その円い青い空にできた穴を通って
向こうの世界に流れていく、そして
魂は透明になる
空に穴が開いた
空に穴が開いた
それに気づいたのは
風のないある午後のことだった
墓地の芝生はきれいに刈られ
青々と美しかった
永遠の眠りについた人々の抜け殻が
大地を冷たくしていた
氷のようにすべすべと光る新しい墓が
青い空をくすぶらせて映していた
白く色あせた丸い穴が月を装って
晴れた空に白い影を作っていた
だれもが抜け殻を残して飛び立っていく
その円い青い空にできた穴を通って
向こうの世界に流れていく、そして
魂は透明になる
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