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留年先輩と中二後輩の漫研活動記  作者: 中島ミツキ
3/3

序章 自宅

留年の辛さしみます

 家に帰ってきて、親は騒然だった。

 「なにかの間違いだろう?」

 「他に手はないのか?」

 いろいろ聞かれて無駄だと説明したあと、一気に説教が飛んできた。

 「なぜ余裕を持てなかったのだ。」

 「追認は合格できていただろうが。」etc

 いろいろ言われて、適当に答えていたら聞き捨てならない言葉があった。

 「漫画研究部でうつつを抜かしていたからこうなったんだろう。」

 俺はその言葉にすぐさま反論した。しかし、親は興奮してるのか、聞く耳はもたなかった。

 無駄だと判断した俺は、自室にこもる。親父と同じ部屋なので、乗り込んでくればそれまでだが、突入はしてこなかった。

 理由はわかる。呆れているからだ。

 出てきたらまた説教だろう。そう思った俺は、晩御飯を抜くことにした。

 帰りに買ってきたお菓子を食みながら―

 ―俺は泣いた―

 留年が悔しかったんじゃない。怒られたのが悲しかったんじゃない。

 漫画研究部に入っていることが馬鹿にされたような気がした。

 それが理由だった。

悲しみの〜

向こうへと〜

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