2カケラ目
森の中を歩いて数分後
女性「此処が狐霊荘よ。」
木造の3階建てと思われる建物。
そこそこ広そうで、古い印象はするが
汚い、という感じはなかった
?「ここが…」
女性「貴方のこれからの家よ(*´˘`*)。」
?「…えっΣ(゜д゜;)」
いきなりの展開だな…
扉を開くと、カウンター席に男の人がいた
男性「お?新入りか?」
……人…のような者が。
私は衝動的に聞きたくなった
?「…すみません。失礼だと思いますが…」
男性「ん?なんだ?」
?「あなたって…人ではないですよね?」
男性「当たり前だろ、ここにいる時点で人じゃねーよ」
この人は分かりやすいほど人間ではない
何故なら…下半身が“無い”
腰から下が千切れている。
その男は腕二本で立っている
てけてけさん(以下て)「まあおじちゃんはてけてけの男版ってとこだ。」
うん。てけてけさんでいいや。
て「で、お前さんは何だ?“目が刳り抜かれてる”だけか?」
?「えっ」
て「えっ」
女性「えっ……あっどうぞ(鏡)」
*・゜゜・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。
少女確認中。
*・゜゜・*:.。..。.:*'・*:.。. .。.:
?「目が…片方無い…」
女性「気づいてなかったのね…」
鏡に映ったのは自分だ。しかしどういう訳か左目があるはずの場所が空洞になっている。
グロさはなく、空洞の中は黒く塗りつぶされている
て「まあ、それぐらい大丈夫だ。うん。」
?「ならいいですけど…」
ガチャッ
誰かが来たようだ