部活やら遊園地やら
三時間目が終わった頃フアが、こんなことをいった。
「部活を作りましょう!」
ん、今何て言ったんだ?
部活?ファ!?
フロウの話によると、女子と話しているとき、部活の話になり、
一通り聞いたが、皆気にったものがなく、俺と一緒に部活したいから、
一緒に作って、部活をしましょうと言うことらしい。
あちゃー昨日の夜、眠れないと暇潰しに何かないかと来たとき、
ラノベ貸すんじゃなかった。
まあ、勿論俺の答えは、ただひとつ。
「断る!!」
「何する部活にするのにゃ」
「·····未確認生物····捕獲···食べる···」
「食べるんですか!!あ、でもこの世界のそう言うの気になります」
ありゃ、スルーされた。
てか、食べるってなんですか!?絶対美味しくないよね!絶対!
「あれ、この世界ってことは、あっちの世界にもあったのか?そう言うの」
「はい、ありましたよ、ワーウルフ、人魚、ヴァンパイアです」
三つとも、この世界の物語等でも聞いたことのある、名前だった。
そう言えば、居ると思っていたが、見かけなかった
「あれ?三つだけか?」
「え、逆に最も居るんですか?」
他には、そう考えると、どれが未確認生物なのか分からなくなってきた。
「まあ、良いんじゃね」
取りあえずいいといっておいた。
俺とフアで、話してる間に、用紙に二人が記入していた。
ちょっと見せてもらった。
俺は、驚いた、部長が自分になっていることに。
つい二度見した、平部員ならまだフア達の見張りとしては、いいが、
部長は、無いだろ。
俺は、抗議しようと思ったが、楽しそうにしている、三人を見て、
まあいいか、と思った。
~放課後~
「太刀ー!!」
「どうしたフア」
「部活の申請が、通りました」
「良かったな、顧問は誰だ」
「東 木浪先生です」
「ああ、あの理科の」
「何か捕獲ならこの爆弾でとか言ってました」
東 木浪、あの先生は、マッドサイエンティストと言われる位凄い先生である。
昔、一度だけ教室を半分くらい吹き飛ばし掛けたらしい。
モンスター召喚しかけて。
まあ、くびにならなかったのは、教えるのも上手く。
生徒から人気がある先生だからだ。
先生が担任だった生徒からは、有名のとこに受かった人や政治家になり、国を動かしている人も居る。
故に、下手に東先生を、くびにできないのだ。
「明日から活動出来るそうですよ」
「部室は、何処だ?」
「旧棟の二階の、元·PC部の部室だそうです」
「あれ、PC部って無くなったのか?」
「あっち(エンシェント)にいってる間に、ゲーム研究会と合併したそうです」
「そうなのか」
「まあ、明日から活動できると言うことなら、今日は、帰ろうぜ」
「はい」
「フロウとクルアは?」
「疲れたといって、寝てしまったクルアちゃん背負って、先に帰りました」
「そうか、じゃあ俺らも行くか」
「はい」
~家に到着~
「あ、お帰りにゃ」
「·····お帰り···」
「ああ、ただいま」
「ただいまです」
俺とフアは、クルアとフロウをつれて、リビングへ行った。
「ただいま」
「ただいまです」
「あら、お帰り~」
「あ、お兄ちゃん、お帰り」
「ああ」
俺は、挨拶をして、自分の部屋に向かった。
部屋についた俺は、机の椅子に座り。
PCをたちあげた。
そして、最近やっている、ゲームずくりを始めた。
作っている、ゲームの内容は、俺の異世界でのことを、ゲームにしたものだ。
~一時間後~
コンコン、とドアをノックする音がした
「入っていいぞ」
「太刀、ご飯だそうです」
「おお、そうか今行く、先に行っていてくれ」
「分かりました」
俺は、ゲームを作るのを終わりにし、リビングに向かった。
~夕食中~
「お兄ちゃんは、明日用事ある?」
「別に無いけど」
「じゃあ、遊びにいこうよ」
「別にいいけど」
「うん、クルアお姉ちゃん達も一緒に行こう」
「·····いい··」
「やったー」
「そう言えば、二人とも、いつの間にか、仲好くなったな」
「うん、クルアお姉ちゃん、最初は無口で怖い人かと思ってたら、凄くいいひとでさ」
「····そんなふうに···思ってたの?···」
「いや、あのー、最初はね、怖かったけど、今は違うよ!」
「····それならいい··」
そんな会話をしながら、明日の予定は、決まった、
遊園地にGo!!
最後まで読んでいいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
····ゲーム、作ってみたいな~
絵とかほしいな~など欲を持ってくる頃です
誤字などございましたら、お申し付けください。