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俺と元·奴隷の学園生活  作者: 天命
第一章 一年生編
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2話

俺はあの後、無事に引っ越し先まで着いた

「ここがお前らの新しい家じゃ」

そこは、和風のかなり大きなお屋敷のような家だった

「す、すげぇ」

「ねぇ、おじいちゃん、こんなお金持だったの?」

「まあの、船作ってる小次郎とは、ここが違う」

そう言って、じいちゃんは頭を指さした

小次郎とは、海で船を造ってい母のほうの祖父だ(「海」で登場したおじいさん)

二人は、なぜかロマンと現実のような

対称的な考えを持っているためライバル同士のような関係である


「とりあえず、荷物は全部部屋にあるぞ」

「んで、その部屋はどこ」

「二階じゃ、部屋にそれぞれ名札がつている」

じいちゃんはそのまま、家に入って行ってしまった

「俺らも行くか」

「うん」

中は旅館のようだった

廊下がとてつもなく長い

たくさんの部屋があり、道に迷いそうなくらいだ

「ひろいなー」

「うん」

小雪は元気無く返事した

「どうした、元気ないな」

心配になって聞いてみた

小雪は俯いたまま小さく言った

「お兄ちゃんは心配じゃないの」

「心配ってあの人か?」

「うん、葉弥さん、さすがにあんなに大勢相手じゃ」

「いや、きっと大丈夫だ」

太刀はそう言って笑った

「なんでそう思うの?」

「なんとなくなんだよな、保証は無いけど、記憶の残りカスみたいなのがさ」

「そうだよね、葉弥さんなら大丈夫だよね」

「ああ」

小雪は笑顔になった



それから、数ヶ月たった

新しく入った学校は皆優しく、記憶喪失の俺に気をつかってくれた

小雪も新しい中学でもしっかりモテモテらしい

お兄ちゃん焼きもちやいちゃうぞー


そして、2月またもやことが起きた

日本の20歳以下の人間に、特殊な能力がつくと言う

世界が変わる事件が

それは、とてもいきなりだった

朝起きたら俺は一本の剣を持っていた

黄金に輝く鞘に銀色にそれでいて薄く黒っぽく光る刃

ひとつだけついた宝石のような装飾

「なんで俺こんなのもってんだ?」

そう考えていると

「お兄ちゃん!大変だよ!」

物凄い足音と共に小雪が部屋に突っ込んできた

「大変なのは、お前の行動だ!」

「そんなこといいから、早く来て!」

あっ、スルーですか

小雪に言われて、のそのそと一階に降りていく

そう言えばあの剣、いつの間にか消えたな

もしかすると、自分の意思で消せるのか?

一階につくと小雪はテレビを食らいつくように見ていた

「おい小雪、そんな近くで見てると目悪くすんぞ」

「あっ、お兄ちゃん、これ!!」

小雪は必死にテレビを指差した

しかし、小雪で隠れてしまい全く見えない

「お前のせいで見えないんだが」

「あ、ごめん」

そう言って、小雪はテレビの前から退いて俺のとなりに座った


「んで、何が大変だって?」

「そうそう、これこれ!」

ニュースではニュースキャスターがとても焦ったように喋っていた

“昨日、9時20分頃あった爆発事故により、教団組織が壊滅

その際実験で使われていた物質が外に流れだし、人体に特殊な影響を与えることが判明

現在政府は対策会議を開いているもよう。

専門家によると、20歳以下の人間に影響を及ぼし、特殊な能力が身に付くものだと言うことです

これを、破力と呼び世界にこの破力が広がらないようにどうするかが求められるとされています„

「それでねお兄ちゃん、私魔法使えるようになっちゃた」

正直、理解できないはずが完璧に理解できている自分がとても怖い

普通だった、気が狂う、おかしくなるはずだ

しかし、何か忘れていたことを思い出すように

元より、知っていたかのように理解できた

自分の能力すらも


3月、政府は対策として三ヶ所に能力者管理も含めて

急速に学校をたてた

そして俺もそこに通うことになった

勿論小雪も、その為に俺らは寮に入ることになり

じいちゃんに別れをいった


世界はどんどん代わり始めた

それも、おかしな方向に





能力について現在分かること


1、能力は事件当時の20歳以下のものに付与された

2、能力には種類がある

(魔法·超能力·召喚·創造·強化)

3、能力者同士の子供も能力を持っている

4、能力者は全員日本にいる

5、大人になっても能力はそのまま

6、能力を使うには未知の体内エネルギーを消費する


その他

爆発の原因は教団の実験により、実験用死体が暴走し爆発が起こった


東京湾に突然二つのもんが出現

中を調べたところ、二つとも異世界であることが判明


教団は全滅、情報は得られず


学園では教育費は普通科の学力の部、能力の部、優秀者は免除とする

一般の生徒も最低値として利益は求めない事にする

建設場所は北海道、京都、東京、としているが、面積等の問題により、福島や茨城、更に来たに行き

宮城などに移る可能性もあり


外国からの関与は今のところ未確認の事態のため一切なし

研究にはかなりの資金提供をしてもらえている

しかし、一歩も違えると戦争になる可能性も高い


一体何がしたかったんだろう

そう考えた結果こうなりました

かなり変わっていますが、初めての作品なので、いろいろな事に挑戦してみます

これからも、よろしくお願いします

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