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俺と元·奴隷の学園生活  作者: 天命
第一章 一年生編
13/18

13話

「初めまして、鈴木国光です、よろしくお願いします(キラッ」

「キャーイケメン!」

「カッコいい!」

女子から声が上がった

こう言う時の女子はホントに五月蝿い

それとは裏腹に

「ちっ」

「ちっ」

「ちっ」

「ちっ」

男子ほぼ全員が舌打ちをした

(あれ~男子がスッゴい冷たい気が?)

「それじゃ~国光君は~」

(あ、あそこにいるのは朝の)

国光は、フアを見つけてそう思った

フアは魔力を朝から使いだらけている太刀を起こすのに夢中で

全く国光にはきずいていない

「太刀さん起きてくださいよ~ほら~」

(何だ?アイツ、俺の獲物といちゃつきやがって)

国光が心の中で太刀に文句をいっていると

「あ、朝の」

フアが国光にきずいた

「やあ、あの時はゴメンね」

「あ、いえ」

(あれ、この人ですよね?あさぶつかったの?)

フアはめちゃくちゃ焦っていたため

顔を覚えていなかった

しかし、国光がそう言っていたためそうだと分かった

「……?フア知り合い?」

クルアが聞いた

「ええ、朝のぶつかってしまって」

「遅刻しなかった?」

「ええ、何とか」

「えっと~、二人とも知り合い、なら席はフアさんのとなりで」

「分かりました」

フアのとなりに国光が座った

「朝の嫌な感じはこいつか」

太刀が呟くと

「お前もか、奴だな」

隣の西城がそう言ってきた

「ああ、岡を感じたみたいだ」

「久々だな」

『センサーに(イケメン)がかかるのは!』

「そこ静かにね~」

「あ、すいません」

二人とも怒られた


~昼休み~

国光は、フアを昼食に誘った

しかし

「ごめんなさい、私太刀と一緒に食べるので」

と断られたが

「じゃあ、一緒に食べてもいい?」

と何とか交渉した

「じゃあ、太刀に聞いてみます」

「わかった」


「太刀、国光さんがお昼一緒にいいかって言うのですが」

「ん?」

(めんどくせーアイツ嫌いだけど)

「フアはどうしたい?」

太刀が聞くと

「私は太刀と食べられるなら別に」

少し照れながらフアそう言った

「ならいいんじゃね、もしかしたらあいつもアニメ好きかもしれないからな」

「そうですね」

「あと、そう言うのは、好きな人にいえ」

「………好きだからいってるんです」

「ん?」

「国光さんのこと待たせてるので読んできます、先に屋上に行っていて下さい」

「あ、おお」

(フアはあいつのこと好きだったりするのか?エロゲ的出会いもしたっぽいし)

そんな事を好きと言われたあと考えるのであった


~屋上~

「フアちゃんの手作りなんだースゴいねー」

「それほどでも」

フアと国光がそんな会話をしていると

「さっさと食おうぜ」

と少し不機嫌そうに太刀が言った

「す、すみません」

太刀が少しムスっとしているのを見て

「もしかして君嫉妬してるの~フアちゃんと俺が仲良く話してるのみて」

そう挑発すると

「別に、あ!クルアお前俺のハンバーグ食ったな!」

「……知らない」モグモグ

「そこのケチャップが証拠だ」

「……それでも私は食べていない」

「なにいってんだよ」

「私のあげますから」

「お、すまん」


食べ終わり片付けた

「あ、フアちゃんたち先に帰ってて」

「え?わかりました」

「……授業には遅れないように」

「早く帰ってこいよ」

太刀も一緒に帰ろうとすると

「お前は残るんだよ」

太刀は捕まった


「何のようだ」

太刀が聞くと

「お前、フアちゃんの何なんだ?」

「別に~」

太刀がそう答えると

「正直ウザいんだよね~このクズオタクやろうが」

「あっそう、んじゃ」

太刀が帰ろうとすると

襟を掴んできた

「てめぇ逃げてんじゃねえよ」

「いやいや、もう授業だし」

太刀が余裕をもって答えると

「あ?てめぇ調子のってんじゃねえよ」

「まっさか~」

「フアちゃんに近づくんじゃねぇよ、てめぇ見てぇなキモオタが、あれは俺の獲物だ」

「……」ギリッ

「大体、オタクがキモいんだよね~アニメとか見ちゃってさ、ほんとお子ちゃま見たいに」

「あっそう」

「ホントにアニメ何かこの世から消えればいいんだよ、キモいから」

国光がそう言った瞬間、太刀は国光の腕を振りほどき

殴った

「っ!てめぇ何しやがる!」

「お前…今…アニメをバカにしたな…」

「へ…へへ…悪いかあんなもんクズだろうが!」

「悪いんだよ!ど畜生が!」

また国光の顔面をぶん殴った

「ぐぇ!!てめぇ糞がー!」

国光は隠し持っていたナイフを取りだし太刀に切りかかった

「クズが!」

太刀はすぐさま回避しみぞにパンチを打ち込んだ

「ぐぼえ!」

「一生そこで寝てろ」

太刀はそのまま服を整えながら教室に向かおうとした

その時

「うおりゃぁぁぁぁぁ」

国光がナイフを構え突進してきた

「声出すとかwwwこいつバカだわwww」

太刀は笑いながら国光の腕を叩きナイフを叩き落とした

「ぐぅえ」

国光その場に下手りこんだ

「消え失せろ」

太刀がそう言った

すると、国光になんとも言えない感覚が体を流れた

野性的本能のような、絶対的な強者の命令

生物としての本能に直接命令された感じだった

「うっ」

国光は走って逃げるようの

屋上から去っていった

パチパチパチ

「スゴいね~太刀くん~ここまで強くなるとは~」

突然後ろから声がした

「誰だ!?」

太刀が振り向くと

そこには一人の男が立っていた

「やあ太刀くん久しぶりだね~」

葉称(はや)先……輩……」

誤字や感想コメントよろしくお願いします

今回の国光の発言で気を悪くしたかたは申し訳ございませんでした

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