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第一話 神様は俺が嫌いなようだ・・・

ヘタレチート誕生。



・・・暗い 。



何も見えない ・・・。



ここはどこだ?



辺りを確認しようと体を動かそうとする。



・・・あれ?動けない??



ああ・・・そういえば俺死んだじゃん・・・。



ってことはここが死後の世界?



なんかイメージと全然違うなぁ・・・。



暗いし狭いし動けない。



それになんか水の中にいるような感覚。



こんなところでどうしろと?



転生するのでも待つのかなぁ・・・。



あぁ~!退屈だぁぁ!!



んっ?なんか急に息苦しく!?



く、苦しい!!ここから出せ!!



突然息ができなくなりあせる俺。



動けない体を必死に動かそうとしていると突然何かすごい力で押し出されるような感覚を感じた。



うおっ!!なんだこれ!?押し出される!!



すると今度は頭かどこか広い空間に出たような感覚を感じた。



で、出れたぁ・・・。まあ頭だけだけど・・・それにまだ息苦しいし目も開かない。



んっ?今度はなんだ??



どうやら誰かが俺の頭を掴んでいるみたいだ。



えっ?なに!?なにすんの!!



その手は俺の頭をしっかり掴み。頭が千切れるんじゃないかという力で引っ張った。



あたたたたたぁ!!痛い!千切れる頭と体が離婚の危機だよ!?



どこぞの世紀末の救世主の掛け声がとっさに出てくるくらいの痛さだった。



おお!!なんか出れたぞ!!



体が完全に出たことを感じ喜ぶ俺。



しかし何が起こったんだろうなぁ?なんとか目を開けられないかなぁ?



俺は状況確認をしたい為に廚二病ばりに開眼的なノリで目を開く。



するとまるであり得ないものを見たような白衣のおっさんや驚きすぎて持っていたものをすべて落としている看護師さん?やすべてを出し尽くしたように荒い呼吸をしている女性がいる。



あれ?なにこの状況??



白衣のおっさんが「バカな生まれてすぐに目を開くだと!?あり得ない!!」とか看護師がふらふらと床に倒れこんで「私、夢でも見てるんだわ・・・。早く夢から覚めなくちゃ」とか。



・・・なにこのカオス?



俺はこの光景を見て薄々感づいていた。



先程から俺を抱き抱えている唯一動じずにこの空間でもニコニコと笑顔を維持し続けている看護師の女性。



女性が俺を持ち上げている。成人男性だった俺を?軽々と?



・・・つまり俺は・・・。



「オギャア!!オギャア!!」



赤ちゃんと言うことだ。



しかも人間の・・・。



またかよおい・・・。



おお、神よ。



・・・そんなに俺が嫌いか?












どうやら転生はあるようです。









一話一話が長くなってしまう…。



もう少し短くまとめられるよう努力します。



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