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俺と不死鳥と異世界トリップ  作者: ネギ抜き
第1章 孤児院編
7/35

4 風呂



 あれから2年。


 マリアたちと本当の意味で家族になったライベルは、正式名をダイキ・ライベル・ピースフルと名乗ることになった。

 マリアがせっかくなんだからどっちの名前も名乗ったらいいという提案で決まったことだ。

 しかし、ダイキはせっかくみんなに考えてもらった名前だからとライベルと呼んでもらうようにしてもらっている。


 あの事件から、魔法の練習に参加させてもらえるようになったダイキは、むやみに魔法を使ったりしないようにと基礎から徹底的に教えてもらっている。

 マリアの話では、ダイキのマナ内包量がすでに全属性を使えるという希有な存在から、マナの使い方と技術を学び努力を怠らなければ大陸でも5本指に入る可能性があるという事だ。

 ダイキは、力があって困る事はないと思っているのでどんどん頑張っていきたいと思っている。

 漫画やアニメ、小説を見ていたおかげか基礎魔法はすぐに出来るようになり、これからどんな魔法を使おうか色々考えている。



   ♦♦♦




 今はお昼過ぎ。

 ダイキ以外の家族は夕御飯の食材を探しに森へ行っている。

 マリア曰く、ダイキは森に入って狩りなどをするにはまだ危険だという事で1人で孤児院で留守番している。

 ダイキはこの暇な時間を有効的に使うために魔法の練習をしようと遊具場に向かった。


「どうしようかな? 昨日は火属性の練習ついでにファルコンパンチの練習したし、今日は氷でも作ってみるかな」


 ダイキは、精神を集中させて目の前に氷の柱をイメージする。

 そして、イメージが固まると周囲のマナを自分の前に集める。


「出でよ、アイスタワー(勝手に命名)!!」


 集まったマナが瞬時に氷に変化し、遊具場に2メートル超の氷の柱が出来上がった。


「魔法の発動速度はいい感じに早くなってきたな。

 後は、イメージを固めるまでのスピードを上げれば実戦でも使えるかな」


 目の前の柱を撫でながら、改善点を挙げていく。


「まあ、魔法は牽制と補助と多対一の時に使いたいだけだし、今はこれでいいか」


 目の前の氷柱を手から炎を出して溶かして行く。

 溶かし終えた後は毎夜にしているトレーニングを始める。

 いつも夜にしているのは、ただ涼しいからっていう理由であまり特別なことはないのだが。

 トレーニングをしていて気づいたのだが、この小さい身体になっても今では向こうにいた時とあまり変わらない運動能力に戻っていた。

 それどころか、前の世界よりも重力が少ないのか軽く動けるようになっているのではないかと思う時さえある位だ。


(こんな小さい子供がこんな運動してたら軽いホラーだな…)


 ダイキはそんな事を考えながら次々にトレーニングを消化していく。

 それから、約40分が経つ位でメニューを全て終え全身から汗を出しながらストレッチをしていた。


「今日もいい汗かいたな! 本当ならここでビックルをクイっと飲むのがいいんだけどこの世界で作れないかな? ……汗臭いし風呂に入りたいな」


(そういえば、こっちに来てから一回も風呂に入ってないな。外国人は余り風呂に入らないらしいしこのの世界も同じなのか?

 母さんに聞いてみるか……)


 そんな事を考えていると、いつの間にか帰ってきたマリアこちらにが近づいてきた。


「外から変な音がすると思ったらあなただったのね。いつもあんな事してるの?」


「いつもは身体を軽く動かす程度ですよ。今日は明るいし気分がノっていたのでいつもよりキツくしただけです」


「全く気がつかなかったわ。確か元の世界では学生だったのよね? そっちの学生はみんなそんな事しているの??」


「いや、流石に学生でこの量をこなせる人は限られますよ。軍人や武術をたしなんでいるなら別ですが基本的に僕の国は平和だったので。

母さんもやってみますか?」


「今日はやめておくわ。外に出てきたのはただの気分転換の為だし、この格好で汗をかきたくないわ」


「それは残念です。ある意味気分転換になると思うんですが……」


 マリアの軽口に対してダイキも冗談で返す。


 そんな感じで話していたが俺は風呂のことについて聞いてみた。


「そういえば母さんにいくつか質問と相談があるんですがいいですか?」


「私が答えられるなら大丈夫よ。どうしたの?」


 マリアの返答を聞いたダイキは先程考えていた事を尋ねる。


「母さんはお風呂または風呂って知ってますか?」


「お風呂?聞いた事無いわね…」


「そしたら、母さんはいつ身体を洗ったりはしますか?」


「近くの川で2~3日に一回位かしら?

 泥を使って髪の毛を洗ったりはしているわね。

 後は、汗をかいた時も川に行って流すようにはしてるわ」


「そうですか……」


(身体を洗うという文化?はあるけど、今の話を聞くと風呂は無さそうだな)


 マリアの返答にダイキが考えをまとめていると、マリアが逆に聞いてきた。


「なんでそんな事聞いたの? それにお風呂って何かしら? それは今の質問に関係あるのかしら?」


「そうですね。まずマリアさんの話だと身体を洗いたい時はわざわざ川まで行くみたいですね?」



「騎士団の時は専用の水浴び場があってそこでしてたわね」


「それって効率悪くないですか?

 騎士団の時はいいかもしれませんけど、今は屋外だから誰かいるか警戒しながらですよね?

 それで気持ち良く水浴び出来ますか?」


「それは……」


 ダイキの意見は的を射ていたため言い淀んでしまう。


 確かに子供達(女の子)達を連れて川に汗を流しに行く。

 その時は、マリアが周りに男や危険がないか確認しながら水浴びするため、精神的に疲れてしまう。


「そこで、先程僕が言ったお風呂が出てきます。

 お風呂とは、水を溜められる場所に体温より少し高いお湯を入れてそこに浸かる事を指します。

 確かに冷水も夏場は気持ちいいかもしれないけど、お風呂なら何時でも身体を洗う事ができるし、お湯につかることで疲れをとったりする事が出来ます。

 もちろん、お風呂は脱衣場から男と女分けるし、脱衣場にも仕切りなどをつければお互いに見られる心配もありません」


「なるほどね……」


「それで一番大事な事なんですけど、地属性の魔法で地面の形状を変えるようなものってあります?」


「あるわよ。

一応アリスには教えてあるし、私も使えるわよ」


「本当ですか!?」


「ええ。記録上ではその魔法で砦を作ったって記録も残っているわ」


「なるほど。

それで、相談なんですが、孤児院の空いてる所にそのお風呂を作っていいですか?

 その魔法がどんなものか教えてもらえれば後は何とかしますので」


「何とかって……

 地形変化の魔法は地属性の上級魔法に設定されるくらい高度な技術と魔法力が必要な魔法よ?

 すぐに使えるわけないじゃない!」


 上級魔法を説明を聞いただけで使うというと怒りを見せるマリア。


「そうなんですか? 

 出来なかったらまた別の方法を考えるのでとりあえず、説明だけでもして貰えませんか?」


「はあ~、分かったわ。

 この魔法は少し特別で、普通なら魔法は自分の身体の一部とかに集中させて発動させていたけど、この魔法はマナを地面に同化させて発動させるの。

 規模にもよるけど、使う時はマナを同化させる時に高い技術ないと、同化しないか、あるいはきちんと範囲を設定出来なかったりするわ。また、大量のマナを消費するからリスクも高いの。

 説明はこれで終わりだけどそれでもやる?」


「なるほど…

 大まかには分かったと思います。

 すみませんが、狭い範囲でいいんで使う所を見せて貰えませんか?」


 そう言ってダイキは頭を下げた



   ♦♦♦



「なるほど… 

 大まかには分かったと思います。

 すみませんが、狭い範囲でいいんで使う所を見せて貰えませんか?」

 

(そんなふうに頭下げられたらたら断れる訳ないじゃないの。まあ狭い範囲だし見せるだけならいいかしら?)


「それじゃあ一回だけよ?」


 マリアは身体からマナを作り出し、それを足から地面に移動させる。

 移動させたマナを地面に定着させて自分の一部となるように考え、完成形を頭の中に作り出し、現実と一体化させる。

 すると、地面が緑色に発光しながら盛り上がり、髪の毛を丸めた女性の形になった。


「これでいいかしら?」


「ありがとうございます。この方はどなたですか?」


「これは、私の元上官で今はピースフルの学校にいる人よ。まあこの話はオイオイしていくから今は置いておいて。それで出来そうなの?」


(私だって厳しい練習の末に会得した魔法なんだからそう簡単にできてもらっても困るんだけどね…)


「やってみないと分かりませんがイメージはでました。1回、やってみますね」


 そういうと、ダイキは集中し身体が緑色に光りだした。


(うん、ちゃんと、使う魔法ごとにマナの属性を変えてやってるわね。この確認ができただけでも使って見せた意味はあったわね)


 ダイキから出たマナは地面の中に融けていき、地面が緑色になった。


(えっ? マナがしっかり地面と同化している!?)


 私が驚いている間にも地面は光り続けながら地面が盛り上がり少し若い髪の長い女性の姿になった。


「本当に1回で出来るなんて……

 この前の魔法といい、初めての技術を一回でできる才能≪センス≫といい、あなたには驚かされてばかりね」


 私はこの結果に苦笑いするしかなかった。


「こうやって成功できたのも母さんがちゃんと基礎を教えてくれて、一度手本も見せてくれたからだよ。母さんの教え方が良かった結果です。ありがとうございます」


 ダイキは、謙虚にお礼を言ってまた頭を下げた。


(本当にこの子にはかなわないわね……)


 ダイキの自分以上に大人らしい行動にマリアは感心するのだった。




   ♦♦♦



 ダイキが頭を下げるとマリアはまた苦笑してしまった。


「それで、その女性は一体誰なのかしら?」


「この女性≪ヒト≫は… 

 前にも話したと思いますが、俺が前の世界で付き合っていて、もしかしたらこの世界に来ているかもしれない一番大切な人です。

 名前は彩花って言います」


「そう…… この人があなたが探している人ね。

 綺麗で優しそうな顔をしているわね」


「はい。僕の自慢の彼女です!」


「私も出かけた時に知り合いに聞いてみたりするけど早く見つかるといいわね」


「ありがとうございます。よろしくお願いします」


 そう言うとどちらもしゃべらなくなってしまった。


(しんみりした空気になっちゃったな… 話題を変えないと…… そうだ! お風呂作らないと!!」


 ダイキは、この微妙に気まずくなった空気を打破するために話題を変える。


「それで、魔法も成功したのでお風呂作りに行きたいんですけど、どこなら大丈夫ですか?」


「あっ、そうね…… 孤児院の西側なら何もないし大丈夫よ」


「わかりました! それでは楽しみにしていてください!!」


 ダイキはマリアに一言言うと孤児院の西側に駆け足で向かった。



   ♦♦♦



 目的地に着いたダイキはどのような風呂にするか考えていた。


(風呂の形はどうするか… やっぱり露天か。

 浴槽はひとつで間に壁を作って男湯と女湯を分ければいいか。

 後は脱衣場も作らないと………)


 とりあえず、考えがまとまったで建物と浴槽を作り始める。

 いつものように臍下の一転に力を集中させて力を抜く。

 本来は、自分でマナを作ったほうが地面になじみやすいのだが、今回は使うマナの量が多いため体外マナを使うことにする。

 まず、周囲にマナが漂っているとイメージして、それを吸い込み体内に取りこむ。取りこんだマナは、足を通して地面に流していってマナがイメージと重なるまで流しながら調整する。

 そして、イメージとマナの流れが重なった瞬間に流すのを止めて魔法名(勝手に自分で命名)を叫んで魔法を発動させる。


「ムーブアース!!」


 地面が緑色に強く発光しながら一部屋だけの建物に変化した。

 その向こうでは、20人が一気に入れるくらいの大きな浴槽が出現し、建物と浴槽の真ん中に大きな壁が出現して二つの部屋と浴槽に分けた。


「形はこれで大丈夫か… 

 後はお湯を張ったときと雨が降っても部屋が崩れないように浴槽と壁の表面を漆喰≪しっくい≫に変化させるか。

 本当なら海草抽出物が必要だけど魔法だしなんとかなあるだろ」


 出来上がった建物と浴槽を緑色の光が包み込む。光がおさまるとさほど変りのない入口が2つの白い建物が残った。


「たぶんこれで大丈夫だろう。

 それにしても、さすがに上級魔法なだけあるな。

 身体じゃなくて精神が凄い疲れた…

 ここからお湯を張ると倒れちゃいそうだし、ちょっと休憩しよう」


 多くのマナを使った反動か膝が笑ってしまい、地面に座り込む。



   ♦♦♦



 そのまま、休憩していると森に行ってたメンバーが戻ってきた。


 いきなり知らない建物が建っているのて驚いてアリスがマリアを呼び行ったのか孤児院に行き、ほかのメンバーは警戒しながら建物に近づいてきた。そこで座り込んでいる俺に気がついたシュレーダーが急いで俺の元に駆け寄ってくる。


「おいベル大丈夫か!? いったい何があった?」


 ちなみに、ベルはダイキの愛称だ。

 もともとエリーがベル君って呼んだのが始まりで兄弟はみんなベルって呼ぶ。

 兄弟の愛称は、アリスはアリス姉≪ねえ≫、シャロンはシャロン姉、シュレーダーはシュレ兄≪にい≫、ケインはケイン兄、エリーはエリ姉、トビアスはトビ兄、ライオットはライと呼んでいる。


 説明している間にみんながダイキを取り囲んでいる。

 とくにエリーが泣きそうになりながらダイキに抱きついてきている。


「これを作ったせいで疲れてるだけだから大丈夫だよ。

 これは、僕が作ったもので安全だから警戒しなくてもいいよ」


「これを作った!? まさか魔法でか?」


 シュレーダーが驚いた顔をしている。この顔を見たのは何度目だったかな…


「そうだよ。魔法はさっきお母さんに教えてもらって、ここに作っていいって言われてるよ」


 すると、孤児院からアリスとマリアがやってきた。


「まさか、こんなものを作るとは思わなかったわ。

 魔法力だけならすでに私を越えているわね……」


 来て早々マリアはそんなことをつぶやいていた。


「そんなことないですよ。

 僕も一回作っただけで立ち上がることができないくらい疲弊してしまいました。

 これからも頑張ります!」


「これを作れる時点で私より上なんだけどね……」


 そう言って、ダイキが作ったものを見つめている。

 そんなマリアにシャロンが建物について質問した。


「ベルがこの建物をお母様に作っていいと言われたそうですが本当ですか?」


「本当よ。ただしもっと小さいものが出来上がると思っていたのだけれどね」


「これは、何のために作ったのですか?」


「この建物は、身体を洗ったり疲れをとったりする場所みたいよ。そうでしょ?」


 マリアはそう言ってダイキに話を振ってくる。


「そうです。

 それでお母さんに頼みたいことがあるんですけど、この建物に水を上から降らせてもらっていいですか?」


「いいけど、そんなことしたらせっかく作った建物が濡れて壊れちゃうわよ?」


「そうならないように造ったつもりなので大丈夫だと思います。

 もしだめなら今度は木で立てようと思っているので気にせずにお願いします」


 ダイキの返答にマリアは頷くと建物の上に大きな水玉を作り雨のように降らせた

 建物は水にぬれても崩れず、形状を維持していた。


「水にぬれても形を変えないなんて、いったい何をしたの?」


 建物の状態が変わらないのに驚き俺に尋ねてくる。


「説明すると長くなるので簡単に言いますが、建物の壁を違う物質に変化させています。

 その物質は前の世界では一般的に使われている技術の一つです」


「そうなの… 確かにこれを見るとあなたの世界が発展しているのも頷けるわ」


「ちなみに、これよりもっとすごい技術は数多くあります。それも後日お話します」


 そこまで話すとやっと動けるくらいまで体力が回復したので、建物の中に入っていく。

 建物の中は、できたばかりのため物は置いておらず浴槽に続く扉だけがある。


「ここには、今度着替えを置く場所を作っておくのでもう少し見栄えが良くなると思います」


 そう言うと、扉を抜けて浴室へ向かう。


 浴室は、漆喰が塗られているため全体が白出来ていている。


 初めての浴室にみんなが口をあけながら見まわしている。


「それではこれから、お湯を作るのでちょっと待ってくださいね」


 ダイキは、そういうと大きな水球を作り出し、その水を火球で熱した。

さすがにこれくらいは慣れたのか、それとも浴室のインパクトのせいか同時魔法を見せても動じなくなっていた。

 ちょうど40℃くらいの熱さになったのでその水球を浴槽にに落として、手を入れてみた。


(うん、ちょうどいい熱さだな。やっぱりお風呂はこの熱さじゃないとな!)


 温度を確認した俺はみんなのほうに振り返った。


「これがお風呂です。気持ちよさを言葉で説明しても分かりにくいと思いますし、身体で体感してください。

 母さんたち女性はこっちの湯船に入ってください。

 シュレ兄達は隣にもお湯張るんで僕と一緒にそっちに入ってください。

 もちろん服を脱いでですよ?

 時間は30ミニ位がいいと思います。では御寛ぎください」


 そう言ってダイキは隣のお湯を張った後、身体を拭くものを取りに一回孤児院に戻り、マリア達はそのまま風呂に入った。




 結論から言うとお風呂は大盛況で特に女性組のハマりようは凄かった。

 もともとは、毎日身体を洗いたかったようだが川まで行っても安心できなかったのが、部屋の中でできるようになったのと、お湯がすごく良かったらしい。

 これから入る時はダイキかマリアかアリスがお湯を張ることになった。


 余談として、初めてのお風呂に興奮した女性組(マリア含む)は話に夢中になって、男子組はすぐに風呂から出たライオットを除くシュレーダーが我慢大会を開いたせいで完全に湯だってしまい、身体を拭いたり(女性組の身体を拭くときは湯だってなかったライオにも手伝ってもらった)、服を着せて看病したりと大変だった。




 ダイキはその騒ぎが収まってから風呂に入ったが、改めて風呂という文化と良さを知った今日この頃だった。

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