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俺と不死鳥と異世界トリップ  作者: ネギ抜き
第1章 孤児院編
12/35

9 異世界の誓い

 森の深部から出た俺達は日が落ちて薄暗くなった空を飛んで何事もなく孤児院に着いた。

 マリアさんの『飛行』は歩くのが馬鹿らしくなるような移動速度だった。だって、歩いて1時間くらいはかかる距離が10分かからないんだぞ? さっきまでは冗談半分で覚えようか考えていたけど真剣に考えた方が良さそうだ。

 外にはシャロン達がいて中から食欲が湧くような匂いがする所を見ると食事を作って待っていてくれたようだ。

 笑って俺達を出迎えてくれたが、服が血まみれのトビアスと傷口を抑えていたせいで手が血で染まったシュレーダーを見て大騒ぎになった。

 シャロンとケインは急いで薬草や綺麗な布を取りに行こうとしたり、エリーはパニックを起こして止めても治癒魔法をかけ続けたり、トビアスの服を見てライオットが泣き出したり、騒ぎを聞いて起きたトビアスがシュレーダーに謝り始めたり、それはもう大変でした。俺とマリアさんで夕食を食べ終わったら説明するから落ち着けと宥めて一段落つき、夕食を食べてからお風呂に入った後に説明することになった。

 風呂で一日の疲れを癒した後、毎度おなじみの集会広場に集まりマリアさんがトビアスの怪我の経緯を話している。

「ーーーーーーーーとまあ、こんなことがあったわ。トビアスは何か身体に違和感とかある?」

「大丈夫! いつも通りだよ!」

「ベルも何か変わったことはない?」

「特にないよ。何かあったらちゃんと言うよ」

「そう。二人とも我慢したり、隠したりしないでちゃんと言ってね?」

「はい!(うん!)」

 俺とトビアスがマリアさんと話していると、なぜかニヤニヤしてるシュレーダーが気になった。

「シュレは何で笑ってるんだ?」

 周りも理由が分からず気になっていたようで視線がシュレーダーに集まる。

「喋ってて気づかねえか? ベルの話し方が他人行儀じゃなくなってるぜ? 俺のこともシュレにぃじゃなくてシュレって呼んでるし」

「「「「「「「「あっ!?」」」」」」」」

 言われて気がついた…… いつの間にか敬語使うの忘れてた。あの時は余裕がなくて素の口調になってそのまま意識しなくなってたのか。

「呼び捨てにしてごめんシュレにぃ……」

「ああーーーーー! そんな他人行儀な言い方はむず痒くなるからやめろよ。さっきのままでいいんだよ! これからはそういうの禁止な!!」

 口調を戻すと、猛烈な嫌悪感を見せるシュレーダー。

「でもみんな年上だし……」

「それじゃあベルは前の世界の家族にも敬語で話してたの? そんなことないでしょ?」

「うっ……」

 それを言われるとどうしようもないんだよな。

「みんなは昨日までのベルとさっきまでのベル、どっちのベルがいい?」

「「「「「「「さっきまでのベルがいいーーー!!」」」」」」」

 全員の返事に思わず苦笑してしまう。そもそも、何でこんな口調になったんだっけ? 確か前に一度この口調をマリアさんに注意されてタメ口にしたんだけど魔法とか教わっているうちにまた戻ったんだったか?

「分かった? 先に言っておくけど3度目はないわよ?」

 しかも、釘を刺されてしまった。俺って体育会系だし精神年齢でも年上のマリアさんにはちゃんと敬語を使いたかったけどしょうがないな。

「分かった。俺も気をつけるけど戻ってたら注意してくれよ?」

 みんなが笑顔で肯定する。これからはまた戻らないように気をつけよう。

「じゃあこの問題は終わりね。トビアスとベルの身体のことも言ったし、後はトビアスを治してくれた紅鳥とベルが武術を教えてくれるかどうかね……」

「紅鳥は現れるときに俺の腕輪が反応していたから何か関係があるのかもしれない。でも、危険はなさそうだからとりあえず保留でいいと思う。武術のほうは、シュレ達にも説明しないと」

 俺は大雑把に俺の世界の武術のことを説明する。

 シュレ達も興味を持ったらしく教えてほしいと言っている。

「シュレ達以外は知ってるとけど、俺の使っている武術はほとんど我流なんだ。だから、しっかりと教えられるかどうか分からない。それだけは覚えていてほしい」

 俺は先生に教えてもらったわけではなく、本に書いてある事を自分なりに思考錯誤して今の形になった。もちろん授業で習える基本的なことはしっかり覚えたし、友達に経験者がいれば聞いてみたりしてたけど、だから教えられるかってなると自信がない。出来る限り分かりやすく教えるけどね。

 俺が教えたってことを伏せてもらおうかと思ったけど、自分がオリジナルだしすぐにばれるだろうと考えそれは言わないでおく。

「そのことなら心配は無いんじゃないかしら。さっきのアイキドウ?っていうのだけど意味は少し分かったし、もし分からなくてもベルに聞けば大丈夫でしょ?」

 マリアさんが明るい声でフォローしてくる。

「分かる範囲でなら。教える武術も、個人に合ったものを教えるつもりだから。そこは俺のほうでも考えておくよ」

「そしたら、武術の時間も新しく作ろうかしら……」

「出来ればそのほうが時間も取れるしいいと思う。もうそろそろ寝る時間だし明日また考えよう」

 話をしている間に眠気が来て、ライオとエリーが舟を漕いでいる。その他も欠伸をしたり背中を伸ばしたりし始めていた。今日は話を終えたほうがいいようだ。

 マリアさんもそれに気づいて笑いながら話題を終わらせた。

「それじゃあ今日はもう寝ましょうか。いろいろあったし私も疲れちゃったわ」

 そのまま全員で寝室に向かい眠ることになった。




 深夜、小さいほうをしたくなった俺は開き切らない目を擦りながら静かに部屋を出た。

 ここのトイレは和式でいわゆるボットン便所というやつだ。前の世界と違うのはボットンの中にしたものは魔石によって分解されてしまうということだ。少し匂いは残ってしまうがそこは換気するしっかない。女性陣は用を足すとマナで風を操って匂いを残さないようにしてる(アリス談)らしい。

 前の世界と違うといえばここの世界では1秒を『セコ』、1分を『リミ』、1時間を『ハウ』、1日を『ダイ』、1週間を『ウェイ』、1年を『ヤー』って呼ぶそうだ。1日は26時間、1週間は6日、1月は5週、1年は300日でちょうど10月になる。

 今まで24時間の365日で生活してきたので慣れるまでに時間がかかると思ったらこっちに来て5日目で慣れてしまった。幼児の適応力が高いのか、人間の適応力が高いのか分からないがすぐに慣れたのは良かったと思っている。

 トイレを終えた俺はズボンを上げながら部屋に戻ってまた寝ようとした。

「ふあ~~」

(お………ろ、…し…ん……、…いお…ろよ…)

 ん? なんか聞こえる?

 ………………気のせいか。

(…い……づけ…。ね…な、お…)

 やっぱり何か聞こえるな……

 でも、みんな寝てるしな。

(いい加減気づけよ、バカ野郎!!)

「うおおおお!?」

 どっかからハスキーな声が聞こえてくるぞ。どこだ、どこからだ!?

(お前の中からだよ!バカ野郎!)

 しかも、心を読まれているような返答まで聞こえてくる!? シュレ達は眠ったままだし幻聴か?

(それも含めて話したい事があるから院の外に移動してくれ! ここじゃあチビたちを起こしちまう)

 ん? 腕輪の宝石が点滅してる。

(そうだよ! 早く外に出てくれ。じゃないとずっと叫び続けて眠れなくするぞ?)

 分かった分かった。

 どこの誰だかわからないが、それは困るので仕方なく外に出る事にする。

 

 静かに外に出て誰もいないことを確認した俺はさっきの声に呼びかける。

 すると、腕輪の中心にある赤い宝石が淡く光り、俺の目の前に妖精みたいなのが現れた。

 身長は20~30cmで赤い頭髪、なぜか知らないが赤文字で前に大きく「絶対マケナ~イ」と書かれている黒地のTシャツに紺色のジーンズをはいて背中からは4対の羽が生えている。

 その異質な存在に少しの間頭が真っ白になった。

 だって、そのTシャツに書かれてるのって、某サッカー番組で活躍してるクモ男さんの名ゼリフじゃないですか……

 なんで異世界の妖精が俺の世界の服着て、そんなコアな服来てるんですか?

 俺その番組大好きなんでその服ほしいんだけど……

「そんなのマナを集めて作ればいいじゃねーか」

 妖精がさっきまで聞こえていたしわがれた声で話す。しかし、冷静さが欠けている俺は違うことに反応してしまった。

「えっ? 作れんの?」

「作れるんじゃね?」

 お前が作れるって言ったのに何で疑問形なんだよ!

「だって、やったことないからわかんないじゃん?」

 俺の心の声と会話する妖精。突っ込んだら少し落ち着いてきた。

 とりあえず質問するとしたらこれしかないな。

「お前は誰だ?」

 妖精は「やっと本題に入れるぜ……」とつぶやいた後、俺の質問に日本語で答えた。

「俺はフェイって名前だ。ちなみに名前は自分で勝手に考えた。異世界では命を司る者として世界をコントロールしていた。お前の世界では、不死鳥≪フェニックス≫、鳳凰≪ガルーダ≫、朱雀≪すざく≫って色々な呼び方があったな。性別は無い。俺くらいの存在まで来ると不死だから、生殖行為がひつようにならないからそういう概念がない。今は男の状態だが女にだってなれるし別の姿になることもできる。年は不明。死なないからそんなの考えたこともないぜ。この世界では火、天、闇の属性を司ってるみたいだ。たしか、俺を悪魔的な呼び方でフェネクスっていうのもあったし闇もありか。とまあ俺の自己紹介はこんくらいか?」

 俺は完っ全にフリーズしてしまった。あなたは俺の世界で神話や小説とかに出てくるような伝説的存在でいらっしゃいますか~ 俺今までずっと不死鳥と鳳凰と朱雀は別の存在だと考えてました。そうですか、おんなじ存在ですか。神獣クラスなら日本語喋れても普通デスヨネ~。

「お前の事はもう知ってるから自己紹介はいいぞ。お前と俺は一心同体だからな」

 一心同体って何ですか? 俺何も知りませんよ?

「だからそれを説明するから早く外に行けって言ったんだよ。それじゃあ、俺が分かってること説明するぞ。まず、俺とお前が一心同体な理由は……」

「ゴクッ!」

 フェイは、続きを言いかけて、某クイズ番組の真黒司会者みたいに時間をとる。

「お前のせいだよ、バカ野郎!!」

「ええーーーーーー!?」

 まさかの俺が原因ですか!?

「お前がこっちの世界に来るときに、お前の存在に俺が巻き込まれたんだよ! そのままお前の存在と融合しちまった。お前の片目が赤いのと右手の腕輪は俺と融合した証みたいなもんだ。お前の身体能力が上がってるのとマナを多く扱えるのも俺の力が反映されてるからだ。後、この服装や姿はお前の記憶の中にあったものから作っている。情報の共用だな。いつもは、お前の中で演算装置的な役割をして、魔法を使うときのマナの操作を手伝って発動速度や威力を高めたり細かい作業こなしたり、思考速度を速めたりしてる。今は俺がマナで具現化してるからいつもと同じ速さでしか考えられないけどな。今の俺はあくまで分身であって本体はお前と同化してる。だから、分身の行動範囲はこの大きさだと本体を中心に半径10kmくらいしかない。人間サイズになると5km位かな。この世界にはマナキャンセルっつう能力もあるみたいだけど俺には効かないからそんな奴とやりあった時も気にするなよ。俺が分かっているのは今の所これくらいだ。一気に言ってみたがすぐに分かるとは思ってないし、後は時間をかけて理解してくれ」

 言い終わると俺の肩に座って休み始めた。

 要約すると、俺の能力が高いのはフェイのおかげで腕輪と赤い瞳はフェイが一緒にいる証明。俺の肩にいるフェイは分身であり本体は俺と融合してるためそんなに離れて行動できないということかな?

「そうそう。思ってたよりも全然頭の回転速いじゃないか。褒美としてお前の事はちゃんとダイゴと呼ぼう。後は、その腕輪はお前の意思に合わせて武器や盾にすることができるから今度使ってみな。もともとマナを物質化させた物だから飛び道具として使っても元に戻るし複数の装備も作れるから心配ないぞ。そのかわり俺と同じで範囲が限られてるから人の装備を作る時は注意しろよ。離れて戦ってたらいきなり相装備が消えたなんてことがないようにな」

「分かった。とりあえず、今やってみてもいいですか?」

「おう。お前の国の言葉だと『百聞は一見に如かず』だな! 俺もサポートしてやるから思い切ってやってみな!!」

 肩にいたフェイの身体が消えると、俺は立ち上がって棍棒をイメージする。俺がイメージしている棍棒は警棒のような片手で持てる短さではなく、棒に近いものである。重さはどれくらい動けるか分からないから2kg位、俺の3分の2位の長さで行くか。

 身体の中からフェイに「お願いします」と念じると腕輪が金色に輝く。腕輪から発せられた光が俺の手に集まり、約50cmの金棒に変わった。

 俺は、それを持って斜めに振ってみる。今の身体では力が足りず振りまわされるかと思ったが、木の棒を無造作に扱うように軽く使えた。そこから、回転運動や両手で回したり、片手で突いたりしてみたが、2kg程度では苦にならないようだ。

 やっぱりフェイの力は偉大だな。これに驕らないで練習しないと!

 フェイにありがとうございますと念じると棍棒は消えて再びフェイが姿を見せた。

「とりあえず、腕輪についてはこんな感じだな。何かあるか?」

「いくつかあるんですけど、まずは、トビアスを治してくれたのはフェイですか?」

「そうだ。お前がそう願ったからな。これから治癒魔法を使う時は火属性の魔法にしてくれ。今回は俺が具現化して使ったからいいが、いつもおれがいるとは限らないしな。水属性は相性が悪いからそんなに強力なのは使えないぞ。後は地属性もな。一般人よりは強いだろうけど他の属性程じゃないと思っててくれ」

「そうですか。トビアスを助けてくれてありがとうございました」

 俺は肩に座っているフェイに感謝の気持ちを伝える。

「気にするな。後、俺とおまえは一つなんだからそんなに畏まらなくていい。普段通りにしてくれ。じゃないとこっちも肩がこっちまう」

「わかり……わかった。次の質問だけど、俺達が元の世界に戻れる方法はある?」

「いや、これは分からない。そもそも、ダイキがなんでこの世界に来たのかが分からないからな」

「そうか。最後の質問だけど、彩花はこの世界に来ているか分かる?」

「来てるだろうな。俺の世界に麒麟っていう俺と同じ位の力を持つやつがいるんだがそいつの力を感じる。麒麟が来ているということは彩花も一緒にいる可能性が高い」

 俺は、彩花がいることがこんなに早く分かるとは分かっていなかったので興奮してしまいフェイを掴んで顔に近づける。 

「彩花は無事なのか!? 今はどこにいるか分かるか?!」

「おい、落ち着け! 麒麟が一緒にいるんだ無事に決まってる。場所はあいまいだが分かる」

「そうか! ならすぐに彩花を迎えに行かないと!!」

 善は急げと立ち上がった俺にフェイの巨大化した拳骨が俺の頭に落ちる。

「ーーーーーっっっっっ!!」

「だから落ち着けって!! 今行ったところでどうなるんだ? その容姿じゃ何もできないだろ!? 心配する気持ちは1つになってる俺が痛いほど分かってる! でも、新しくできた家族達を放って行くのか? どうせ時期が来れば勝手に会える! それにお前は彩花を信用してないのか!? してるだろう? なら落ち着いて冷静に考えろ!!」

 フェイの言葉で冷静さが戻る。確かに彩花は俺よりしっかりしてるし、今の俺では彩花の所に行こうとしても何もできない可能性が高い。フェイと同じくらいの力を持った存在が彩花を守っているなら大丈夫か?

「今はどんな事態にも対応できるように力をつけろ。その時が来たときに何もできませんでしたじゃ話にならねぇ。今日のトビアスの一件でそれが痛いほど分かっただろ?」

 そうだ。もしフェイがいなかったらトビアスは助からなかった。それどころか生活出来ていたかも分からない。

「そう気を落とすな。幸い、まだ時間はあるしやることも分かっている。今回はいい結果だったんだし、やれることをやっていけばいい。とりあえず学校を卒業するまでは力をつけようぜ? それにピースフルの学校に行けばきっと情報もたくさんあるだろうし、帰る方法が見つかるかもしれないだろ?」

「まったくフェイの言うとおりだな。俺もフェイの意見に賛成だ。ただしやるからにはトップを目指す! そうすればおのずと力が付いてくるだろう。 フェイ、こんな俺だが力を貸してくれるか?」

 そう言って俺は目の前にいるフェイに右手を出して握手を求める。すると、フェイの身体がまた光りだし、俺と瓜二つになった。

「当たり前だろ? 俺とダイゴは1つだ。助けないわけがない。お前が迷ったら相談に乗ってやる。幸い俺は人生経験豊富だからな」

 フェイは、フッと笑いながら握手に応じてくれる。

「これから長い付き合いになると思うけどよろしくな、フェイ!」

「ああ、こちらこそよろしく、ダイキ!」

 俺達は桃園の誓い宜しく異世界に誓いを結んだ。




 余談

「ちなみにみんなの前ではちゃんとベルって呼んでくれよ? 俺結構この名前も気に行ってるんだよ」

「分かった。気をつけるぜ」

「後、フェイも新しい家族になるんだからみんなに名前考えてもらおうぜ?」

「俺が考えたんだからフェイでいいだろ!? ダイキの中で暇を持て余してる間ずっと考えて決めた名前なんだぞ!?」

「はいはい。まずは明日フェイをみんなに紹介しないとな」

「クククッ、全員ビックリするだろうな。この世界じゃ俺は神に等しい存在だからな」

「そうか、じゃあ明日に備えて部屋に戻って寝るか。お休み、相棒」

「ああ、楽しみだぜ! お休み、相棒」

 二人は心の底から笑いあいながら孤児院の中に消えていった。





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