表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/17

11過去の話1

 「終わったな。」戦争が終わり待ちに戻って来た時にロイはいった、全体としてはとても大きな痛手を負ったが俺たちは誰一人欠けることなく生き延びた。「俺達が戦った時間はみんなと比べてあまり長く活躍は出来なかったがこの戦いで少しくらいは貢献出来ているはずだ。そして今回は危ないクエストだと思ったが誰一人死ぬ人が出なくて良かった、、本当に。」今回は他のパーティーよりもランクが高くなかった為危険な所には行かなかってのが俺達にとって運が良かった。。


 「そうね私達は私達でしかできない仕事をしたから貢献しましたよ。」スイも誰も死ななかった事に安堵しているようで心の底から安心しているようだった、リウもその言葉に続き「そうですね。私たちは頑張りました、はぁ~死ぬかと思った。」と言ってその言葉でみんなが笑った。


 「まあ、確かにそうだよな。俺達は生き残った、ただそれだけだよな。ところでリウのその傷大丈夫か?」リウが防御に失敗して腕に大きい傷を負ったみたいで応急処置の手当てをハナからしてもらってたのだが痛くなってないだろうか?


 そうすると「え?わたしの手当てが信用できなって言うの?」とハナが突っかかって来たので「おっ、そう聞こえていたのなら↓悪かったな↑」とイントネーションをおかしく返すと軽く笑ってくれて「ふっ、良かったよちゃんと元気そうで人が死んだのをまじかで見て気分悪そうにしてたかからな、お前のことも一応きにしてたんだよ。」流石このパーティーの医者だ色々と気にしてくれてたんだな。


 「ありがとな気にしてくれて、でリウは大丈夫なのか?」と聞くと「はぃ、骨は折れているようですがハナさんが処置をしてくれたので今は全然痛くありません。」と言っていたのでハナのほうを向くと親指を立てていた。俺は何も言わずまたリウの方を向き「それならいいんだ、だが無理はするなよ。」と言ったところでロイが話しづらそうに話し始めた。


 「みんな終わったばかりなんだけど少し聞いてほしい、今さっきボスを討し終わったがどうやらまだモンスターが残っているらしくてもう少ししたら残党戦が始まるらしい、これに僕は出ようと思っている。危険なのも承知だだけどこの街にもっと貢献したいだからヤロフ僕と一緒にきてくれないか、君とならどんな冒険も乗り越えられるから。勿論危なくなったら撤退する。」


 どんな冒険も、ねえ、俺はそんな事を全く思っていなかったがロイ一人で行かせるのも危険だと考えたので一緒に行くとにする、それに危なくなったらアレがあるからまあ死ぬことはないだろう、俺とロウでモンスターから逃げ切れなかった時はなかったし強い敵は恐らく倒しているだろう。なので一緒に行くことにした。他の3人も行くと言っていたが魔力を結構使っている事を指摘したら諦めたので2人で行くことになった。


 皆で今後のことを軽く話した後、俺達は残党を狩るために集まっている所に向かった。するとすでに人が集まっているようで恐らくリーダーか?が話し始めた。「よし、これで全員かな。まずみんなありがとう来てくれて。私はAランク冒険者のリーヒ・デルトだ。私達は先陣達のおかげもあり今回の戦いで勝利した、しかしその反面負傷者や戦死者も多く出た、そして戦闘が終わったようにも見えるがまだこの街の近くには危ないモンスターがいる、それを少しでも減らすのが今回の目的だ。それに高ランクのモンスターは軒並み倒したようなので危険度もそんなに高くないはずだ、だが危険な事には変わらないが誰かがやらなければならない、だから今戦力がある時に弱っているモンスターを狩る、勿論危なくなった時は逃げてもらって構わない。」


 俺たち話を聴きながら周りを見てみると4人パーティーで集まっている人達が多いが今回の場合ヒーラーやら魔法使いが逃げられるのが心配だったりする。俺たちを含めて十組くらいいるようだが全員生きて帰ってこれればいいと思う。


 話を聞きながら周りをみてみると俺たち以外に少数のパーティーはおらず「やっぱ、俺等みたいに2人だけはいないっぽいな、やっぱり俺らって可笑しいのかもな。」俺は笑いながらロイに話しかける。


 「でも俺たちは冒険者を始めたころなんて2人でどうにかしてきたし今でも俺はお前のことを信じている。でも、俺お前のことを信用しすぎて可笑しいなんて思ってもいないよ。それに俺達には俺達の戦い方があるから頑張ろうぜ。」拳を俺の方に出してきたのでグータッチをし笑いあった。


 俺達で話していると「では、健闘を祈る。」と聞こえたので森の門の方に向かっていく。歩いている最中に話し「今回は、街を守るために招集されてあまりお金は期待できなかったが今回ので元くらいは取れるだろう。」こういうのは支出が高すぎて元が取れないのは有名な話なので冒険者はクエストを受けなければ良いのだが誰ががこういう事をやらないと自分がいた故郷に誰も助けに来てくれないということが発生するので勿論嫌だが行かざるおえないと思っている、俺の場合は。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 「モンスターは弱いが半端ない数いるが他のメンバーは大丈夫なのか?」今までこなしてきたクエストより数は格段に多いが強いモンスターは軒並み倒していったようで俺らにとってはそんな難しいクエストでは無かった。


 「僕達でこんなに倒しているんだ、他の人はもっと倒しているか逃げているだろうね。」そんな事を話していると俺の採取用のバッグの中がパンパンになってきたので一旦帰ることを提案する。


 「おい、バッグがパンパンだ。そろそろ帰ろう。」体感2時間くらい殺して回ったから疲れたな。数にして恐らく100くらいか?剣を次々と交換していったので切れ味が下がる事もなかったのがここまで出来た理由だ。


 「ああ、そうするか。」ロイと二人で話すとす遠くから悲鳴が聞こえたのと同時に何か嫌な気配がした。何の魔力も感じないのだがなんだか嫌な気配だ、こんなのは初めてだ。


 「お兄さん達早くにげたほうがいいよ〜。もう少しで魔王候補がこっちに来るから。」どっかから声が聞こえたので周りを見てみると木の上に人が座っていた。


 「ヤッホ〜、君たち運が悪いね早く撤退すれば良かったのに。」そう言って木から降りてきた。「これ記念にあげる。」手渡されたのは月落ちる占いと書かれた紙だった。「おい、」それを見てもう一度顔を上げると誰もいなくなっていた。


 「今のはなんだ?魔王候補ってなんだよ。それにやっぱり嫌な感じがする。」意味が分からないことばかり起きてイライラしていると悲鳴が聞こえた方向を向くと見えないが何かが歩いてきてるような気がしたので俺が臨戦態勢をとるとロイもかまえた。


 俺の魔力探知はスキルしかも特殊スキルなんで頑張って習得したものよりも恩恵がデカいのでロイよりも早く気ずけた、そして今回に関しては初めての体験でそいつからは魔力を全く感じなかった、だが逆にそれが不自然だったから分かった、まるでその空間に何もなかったようで。そして近くでそれが止まった一分、二分、三分と時間がたちロイは剣を閉まった。


 「ふう〜、今回は久しぶりにクラヨイの予想が外れたね。本当に魔力探知の精度が良いから今構えたのには正直ちょっとビビったよ、ふぅ~、、ここは助けずに帰ろう。」ロイが冒険者の声で言ったときにそれが動きロイの首元めがけて襲いかかってきた。それに気づいた俺は声を掛けるより早く動きロイを突き飛ばした。


 「おわっ、」いきなり突き飛ばされて何があったのか分からないロイは変な声を出して倒れた。そして目の前には二足で立っているモンスターがいた。全身真っ白で顔、身体、腕、足どれをとっても人間みたいだ。だが生殖期はなく、毛も無く目も無く口から垂れているのは固まった血のようなものがついていた。


 起き上がったロイはそれを見て直ぐに臨戦態勢をとってくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ