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少女達  作者: 睦月火蓮
一章 現在
2/10

会ッテホシイ人

…ん?あれ…ここ何処だ?


月夜美「…」


「…月夜美。また能力使用したな」


…?

目の前には、ベッドにいる…私より少し年上ってぐらいか。


月夜美「使ってない。発動しただけだ」


「…その言い訳は通じないと思うぞ」


月夜美「宝の持ち腐れ。ある能力を使わないわけにもいかないだろう」


「…月夜美…私は別にお前の『空間転移能力』を制限する気はないが、リミッター無しで使うのはどうかと思うぞ」


月夜美「…ふん」


…話についていけないんだか…。


月夜美「…普段使用しない分、たまにリミッター外して使用しないと、肝心の時に使えなくなる」


カレン「あ…」


あの黒い布、左目覆ってたヤツか…。


月夜美「ま、そういうことだよ」


あ、戻った…。


「お前の信念は知らない。…まあいいか……ん…ほっ!…むぅ」


月夜美「あーはいはい」


私を下ろして、あの少女のもとに向った月夜美。

…あれって…車椅子ってやつか?


「サンキューサンキュー」


月夜美「…日本語に訳したら変態っぽいよ…」


月夜美とそんな会話を交わし、私の方を向いて、あの少女がこちらに来る。


「申し遅れた。

 …私の名は睦月蓮花(むつきれんげ)。…本名ではないが、本名はとっくの昔に捨てた」


…笑った顔は、どこか悲しいものを感じた。

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