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少女達  作者: 睦月火蓮
一章 現在
1/10

世界

──私、文月カレンは…月夜美。という名の自称人工生命体の少女に連れられ…ある別の世界に来た。

そこには…


カレン「……建物…」


月夜美「合宿所だよ。色々あって自分の世界戻ってるから、今は皆いないんだよね」


カレン「……」


月夜美「さ、こっち来て。君に会ってほしい人がいるんだ」


よく分からないまま、私は月夜美に手を掴まれて引っ張られながら中に入った。


…なるほど。嘘ではないようだ。

中に入ってみると、大きい…何だこれ?(※エントランス)

まあそこから結構な数の扉が見えるし、此処は本当に合宿所のようだ。

…中はどんな部屋なんだろうか。


月夜美「あっ、カレンちゃん。一応言っておくけど、勝手に入ると怒る…ああいや、ヘンな仕掛けとかつけてそうだな…うん。まあ、勝手に入ろうとしないのが身の為だよ」


…どんな奴らだよ。


月夜美「ま、君に会ってほしい人も同じような部屋にいるから、部屋がどんなのかは分かるよ」

------------------------

…なんか知らないけど、月夜美ってのに抱っこされてる…。


月夜美「あはは、カレンちゃんって子供みたーい、妹にしたーい。ま嘘だけど」


…子供だし。二人の姉がいるんで間に合ってます。あと嘘かよ。


『…月夜美ー』


ん?


月夜美「はいはーい。今行くよー。…まったく、一番遠いのに急かさないでよ。ま、いっか。

 あ、カレンちゃん僕につかまって、さっさと移動するから」


カレン「……」


よく分からないが、そういうことらしいから襟にでもつかまっておくか…


月夜美「あ、そうだ。これ…」


…何だこれ、黒い布?…ん?


月夜美「…」


私が顔を上げると、月夜美の目つきが変わったというかなんというか…

片目で色が違うというか…?


月夜美「…持っていろ」


カレン「…?」


口調変わりました?あ、あれですか。「俺の邪気眼疼くぜ!」的な方ですか。


月夜美「…私はそんなふざけた性格はしてない」


…読心術?


月夜美「…面倒だ。さっさと行くぞ」


あ、そうですか。


月夜美「…『_________』──」

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