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二十四 後輩と中間テスト中日

 中間テスト二日目の終わりを告げるチャイムが鳴る。

 先生の言葉とともに、生徒たちが一斉に筆記用具を置いた。


 今日は中間テスト二日目だ。二日目は二科目しかないため始業時間が遅い。

 そのせいか、昨日と比べると身体が軽い。


 このあとは、九条さんと莉子ちゃんとの勉強会だ。その前に学校近くのファミレスで一緒にお昼を取る予定となっている。


 純平の誘いを断り、荷物を持って教室を出る。

 どうやら九条さんと莉子ちゃんは早く終わったらしく、先にファミレスに向かっているらしい。

 早いな。






 



 ファミレスに着くと、すでに二人は席についていた。


「麻倉先輩、遅いですよー!」


 莉子ちゃんが席から手をぶんぶん振る。

 二人は向かい合わせで座っていたので、莉子ちゃんが九条さんのほうに移り、空いた場所に座る。


「ごめんごめん、二人とも早いね」


「それはもう! お腹ぺこぺこですもん!」


 莉子ちゃんがお腹を抑えながら言う。


「もう、莉子ちゃん、途中でパン食べたでしょ?」


「パンは別腹!」


 豪快なことを言う。

 普通はデザートとかお菓子じゃないのか。


「っていいからいいから、早く注文しましょ! ね? 先輩」


 莉子ちゃんからメニューをもらう。

 決めた、無難にハンバーグ定食にしよう。


「決まったよ。二人は決めた?」


「はい! 私は肉大盛り定食にします!」


 肉大盛り定食。一度純平が頼んでいるのを見たが、牛肉豚肉鶏肉が全て入ったミックス定食だ。


「それけっこう量多いけど大丈夫?」


「はい! 私食べるの好きなんで。というか食べないとどんどん痩せてしまうんですよね」


 まじ?

 特異体質か?


「莉子ちゃん、毎日陸上部なので毎日入っているんですよ」


 九条さんがフォローを入れてくれる。

 なるほど。だからか。


「そうです、毎日二十キロぐらい走っています。なのでエネルギーチャージです!」


 莉子ちゃんがピースする。


「テスト期間も走っているの?」


「もちろんですよ、一度でも走らないと体力が落ちてしまうので!」


「そういうものなのか」


「そういうものなんです」


 と、雑談に興じていたが、料理をまだ注文していないことを思い出して、慌ててテーブルのチャイムを押す。

 店員に注文して、料理を待つ。ちなみに九条さんの注文した料理は、サバ定食だった。


 平日なのもあってか料理はすぐに来た。

 食べながら今日のテストの感想を九条さんと莉子ちゃんが話し合う。どうやら二人とも手応えがあったそうだ。


 そんなこんなで料理を食べ終え、勉強を再開する。一応このファミレスは学校の近くということもあり、ある程度の勉強は黙認されている。


 三人黙々と最終日のテストに向けて勉強をする。

 時々、莉子ちゃんが難問にぶつかり、頭を掻きむしっていたが、それ以外は特に何か起きたりはせず、勉強会、そして中間テスト二日目は問題なく終わった。



 





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