表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

「恋をする」シリーズ

モノクロ王女は薬学教師に恋をする 後編

作者: 雪ノ音リンリン

お待たせしました。「モノクロ王女は薬学教師に恋をする」後編です。




良く晴れた昼下がりのこと。イーズの誕生日を祝うため、今日は唇に紅を差し、いつもより念入りに髪に櫛を通してきました。最後に手鏡で確認をし、医学・薬学の学び舎シェステ学園に足を踏み入れた時。


「あなたが、例の平民王女さん?」


平民王女、とは私の経歴を揶揄した呼び名だということは知っています。陰でそう呼ばれていることも。ですが、面と向かって堂々と呼ばれたことは初めてで、思わずむっとしながら振り返る。


「どちら様でしょうか?」

「あーらアタシのことも知らないなんて、本当に平民なのね」


なんだこの失礼な縦ロールは。高揚していた気分が急降下するのがわかった。


「アタシはスーハン・ヤツルギ、カサートゥカ皇国ヤツルギ侯爵家の一人娘ですわ」


カサートゥカ皇国のヤツルギ家といえば、代々皇帝に仕える由緒正しき家柄だ。しかしなぜ侯爵令嬢がわざわざ私に?


「ご丁寧にどうも。私はソフィア・エレミエフです。急いでるので、これで失礼します」


面倒くさそうな匂いがこのご令嬢からプンプンするので、ここは戦略的撤退を試みる。


「あなた、イザーク先生の恋人なんですってね?」


まるで猫のようなツリ目で睨まれる。本題はこれか。これはつまり。


「イザーク先生は、アタシのものにするわ。あなたは邪魔だから消えて頂戴」

「はい?」


いきなり何を言い出すんだこの縦ロールは。頭の栄養全部その豊満なお胸に持ってかれているんじゃないのか。けしからん。

今日は休日のため学園には人はあまりいなかったが、いないわけではない。現にイーズは休日出勤しているわけだし。生徒も何人か見える。全員興味津々でこちらの様子を窺っている。この縦ロール、どうしてくれようか。


「ソフィー、どうしたの?」

「イー、「イザーク先生!」」


イーズが騒ぎを聞きつけてこちらに駆け寄ってきた。縦ロールの声がでかすぎて私の声がかき消されてしまった。なんだこの縦ロールは(4回目)


「だいたいの話は道すがら聞こえていたけど、僕はソフィアの婚約者だから。ヤツルギ嬢、君の申し出は()()()()断ったはずだよ」


・・・以前にも?私なにも聞いてないですよ?


「っ!アタシの申し出を断ったのは、この女がいるからでしょ!こんな平凡な女より、アタシの方が絶対いい女よ!」


イラッ


「アタシの方がぜったいぜったい、イザーク先生を幸せにできるわっ!」


イライラッ


「勝負よっソフィア・エレミエフ!どちらがイザーク先生に相応しいかはっきりさせようじゃない!」


ブチッと何かが切れる音がした。


「フフフッ上等よ・・・やってやろうじゃない」

「えっ待って二人とも。俺の意見は?」

「決まりね。明日の朝10時に此処で待っているわ」

「わかった」

「あれ?僕の声聞こえてる?一番の当事者のこと忘れてない?」

「首洗って待ってなさいっオーホホホホ」


私に喧嘩を売ったこと、あの縦ロールに後悔させてやろうじゃない。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



予定の10分前に到着したが、縦ロールは既に待っていた。意外と律儀なのね。


「逃げずに来たようで安心しましたわ」

「そちらこそ。で?勝負の内容は決まっているのですか?」

「3本勝負ですわ!」


へー。


「もっと盛り上がりなさいっ」

「やったー」

「キーッ」


ハンカチを食いちぎらんばかりに悔しがっている。こんな悔しがり方する人ほんとにいるんだ。さすが、幻の国の侯爵令嬢。


「まっまぁ、平民の無礼にいちいち目くじら立てても仕方ないわ。勝負の内容を説明するからよく聞きなさい」


勝負内容は、ブーケづくり、料理、プレゼント対決の3本勝負。どちらが作ったものかはイザークは知らずに判定する、というもの。


「こちらに花を用意させましたわ。制限時間は20分。それまでにイザーク先生が好むブーケを作るのですわ!」


だから学園の広場の隅に大量の花があったのか。あっ、あの花を用意してる人って、この前ルカ先生と歩いてた人だ。奥様だろうか?モノクロでもわかるくらいに美人だ。私もあのくらい美人だったらこんな茶番に付き合わなくても良かったのだろうか。・・・ないものねだりはやめよう。


「では、始めっ」


楽しそうだなー縦ロール。大量に並べられた花たちを前にして、立ち竦む。色の分からない私には不利なお題。他人の力を借りるのもダメなので、色を聞くこともできない。黒と白の強弱で作っていくしかない。


「あらら?平民にはやっぱり難しいですの?諦めてもよくてよ?」

「ご冗談を」


腹をくくれ!やるしかない!


「あなた・・・それ、本気で選びましたの?」

「これが私の全力です」


縦ロール(名前忘れた)が私のつくったブーケを見て唖然としている。自分では力作なのだが、やはり配色がおかしいのだろう。私の目が色をうつさないことは近しい人しか知らないため、このお嬢様は何も知らない。知っててこのお題を出したなら、相当な策略家だが、この様子では知らないだろう。


「これではどちらが作ったものか、一目瞭然ですわ。・・・まさかここまで壊滅的な色彩センスだったなんて」

「選ぶのはあなたではなく、イザークですから」

「いいえ、この勝負引き分けと致しましょう」

「なぜ?あなたが勝てるチャンスじゃない」


自分から勝負を捨てるとは。本当に何がしたいのだろうこの縦ロール。


「アタシは正々堂々と勝負がしたいのですわ!目に見えた勝負はしたくありませんの!」


弱い者いじめは趣味じゃない、という意味かと思ったが、涙目になっているのを見るに、私が作ったものだと分かればそちらをイーズが選ぶと思ったのだろう。だから、引き分け。まぁいいけれど。


「次は料理で勝負ですわ!」


料理は色がわからなくてもできる。向こうの縦ロールを見ると綺麗に野菜の皮を包丁で剥いている。普通、貴族のしかもご令嬢は料理はしないものだが。意外や意外、慣れた手つきで調理している。まぁ苦手な分野で勝負してくるわけないか。


お題は「カレー」。同じものを作ってイーズが食べ比べをする。私はあまりイーズに料理を作ったことはない。せいぜいお菓子くらいだ。だから味ではどちらが作ったものかわからないだろう。


「い、いただきます」


イーズが居心地悪そうにカレーを食べる。最初に食べたのは縦ロールのカレーだ。


「うまい」


なんか悔しい。次に私が作ったカレーを食べる。


「うまっなんだこれっ!?」


ものすごい速度で食べ進めていく。うん、いっぱい食べる殿方は素敵よね。それが自分の手料理ならなおさら。


「ふふっ。口についてるわよ」


ハンカチで拭う。嬉しい、ものすごく。


「これ、ソフィーが?」

「えぇ、お口に合ったようでよかったわ」

「このアタシが料理で負けるなんて・・・嘘よ」

「お嬢様も食べてみます?」


皿を差し出す。それをひったくるようにして食べる。本当にお嬢様なのだろうか?


「・・・なんでこんなに美味しいのですか!?」

「以前、王城の料理長の手伝いや、町の食堂の手伝いなんかをしていまして」

「あなた、元は王女でしょう?それなのに手伝いなんて」

「元、ですから。今は平民ですよ」

「・・・この勝負、アタシの負けですわ」


素直に負けを認められるあたり、根はいい人なのだろうか?いや、でもさっき強引に引き分けにされたし・・・悪役になりきれないお嬢様的な?


「最後の勝負ですが、アタシが勝ったら一対一で引き分けですわ。だから、そのときはイザーク先生に決めてもらうことにしますわ」

「僕は初めから決めてたんだけど・・・」

「イーズは黙っててください」

「・・・はい」


縦ロールもイーズに告白していい返事をもらえるとは思っていないだろう。この茶番は縦ロールがイザークのことを諦めるために用意したものってところかな。だが、私はそこまでできた女ではない。完膚なきまでにこの縦ロールを負かす。恋心を粉々に砕いてみせる。最後の勝負、絶対に負けられない。


「プレゼントはこの学園都市にあるお店で買ったもの、それが条件ですわ」

「わかりました」


シェステ学園から出て、お店が多い通りに向かう。その道すがら、一人の女性に声をかけられた。


「君、さっきの・・・」

「あっ花屋の店員さん、先ほどはご迷惑をおかけしました」


あの縦ロールが。


「いや、それはいいんだが。間違ってたらすまないが君は、もしかして」


ーミハイル殿下の妹か?


と耳元で囁かれた。思わず目を見開く。ミハイル兄様を知っている人がいるとは。しかも、私の容姿から兄との関係を辿れる人、ということはかなり兄と近しい人のはずだ。そんな人がなぜ、花屋に。


「あぁすまない。うんざりする顔があまりにも似ていたものでな」


女神のように美しい人が花のように綻ぶ。男っぽい話し方も、様になっている。同じ女でも惚れそうだ。


「似ているかはちょっとわからないですけど、私は妹のソフィアです。えっと、」

「ラリーサ・スミルノフだ。よろしく、ソフィアちゃん」

「もしかしてスミルノフって、ルカ先生の奥様ですか?」

「あの御仁の妹ということは、知っててもおかしくないか」

「それもあるんですけど・・・あのイザークって知ってますか?」

「あぁ知ってるが・・・あっ()()婚約者って、まさかソフィアちゃんのこと?」

「・・・はい」


例の、ってなんだろう。


「イザーク君はうちの旦那様がよく酔い潰して連れ帰ってくるんだが、そのたびに婚約者が可愛すぎるって惚気られてね」


いたずらっぽく笑う姿も綺麗・・・じゃなくて、今なんて。顔が熱い。恥ずかしい~~。


「うんうん。確かに可愛いね」


なでなで、といつの間にか頭を撫でられていた。


「あっそうだ!私いま、」


イザークをめぐってとあるご令嬢と勝負していることを話した。


「若いっていいねぇ。それじゃあ絶対に勝たないとね。男性もののプレゼントなら向こうの通りにいい店がある」

「ありがとうございます!早速行ってきますね!」

「頑張ってね」


町の人に店を聞くぐらいなら問題ないはずだ。そう思い、通りに向かって速足で進む。


「放しなさいっ!この無礼者!」


裏路地から、かすかに女性の声が聞こえた。しかも、この声って縦ロールの声だ。どうする?誰か助けを・・・


「あっあの、どなたか・・・」


さっと顔を背けてその場を通り過ぎていく。みな見て見ぬふりだ。なんで、どうして?こうなったら、私が助けに行くしかない!裏路地に向かおうとすると、おじいさんに止められた。


「あいつらに歯向かうと殺されるぞ、お嬢さん」

「で、でも」

「噂じゃ、この国の元王族って話だ。関わらないほうがいい」

「元王族・・・?」

「あぁ平民落ちした王子が裏で幅を利かせているんだ」

「・・・それならば、なおさら私が行かねばなりません」

「あっちょっと待ちな!お嬢さん!」


優しく振り払って声がした裏路地に足を踏み入れる。元王族、平民落ちした王子。私が知る元王子で心当たりがあるのは2人、第二王子と第四王子である。身内の不始末は身内がするべき。壁に立てかけてあった箒を拝借する。武器はあったほうがいい。薄暗い角を曲がると見えたのは3人。縦ロールと顔も忘れていた兄二人。


「そのご令嬢から手を離してください」

「あ?誰だてめぇ」

「こんな所までのこのこ一人で乗り込んでくるなんて、とんだおバカさんですね」


どうやら兄二人は私が妹だということに気づいていないらしい。


「よく見たら、お前もなかなかいい女じゃねえか。ちょうど二人そろったし、今夜はこいつらでどうよ?」

「それはいい考えですね。どちらが先にこの気丈なお嬢様がたを泣かせるか勝負しましょうか」

「悪くねぇ」


下卑た笑いを浮かべる兄たちの懐に瞬時に潜り込み、二人の気色悪い顔を箒で思いっきり殴りつける。木でできた箒だ。かなり痛いだろう。二人が顔を抑えてよろめいた隙に箒を兄たちに投げ捨て、縦ロールの手を取って走る。


「走って縦ロール!」

「なっあ、え?は、はい!」


「待てやこのアマぁ!」


後ろから追いかけてくる気配がする。まずい、このままでは追い付かれてしまう!はやく人通りの多い通りへ!


「きゃああっ」


手を引っ張っていた縦ロールが転んだため、私も一緒につんのめって転んでしまう。


「手間ぁかけさせやがってよぉ」

「これは躾のしがいがあるというものです」


まずい、まずいまずい!さっきので足を痛めてしまった。もう一歩も歩けそうにない。せめて、縦ロールだけでも逃がさないと!地面の砂を兄、いやこいつらに投げつける。


「逃げて!」


縦ロールに向かって叫ぶ。


「必ず、助けを呼んで戻りますわ!」


背中を向けて走り出した背中を見ていたら、後ろから髪をものすごい力で引っ張られた。


「俺たちをコケにしやがって!俺は王子だぞ!」

「元、でしょう?」


痛む頭皮に顔をしかめながら、話す。


「うるさいっ!!お前に何がわかる!平民のくせに何が!」


地面に放り投げられた拍子に石に頭をぶつけ、血が垂れてくる。


「楽に死ねるとは思わないでくださいね」


憤怒の表情でこちらに向かってくる。その姿が、昔襲われたオオカミの姿に重なって見えて、恐怖ですくみあがる。たすけて、助けてイーズ!


「ソフィー!!!」


後ろから愛しい人が自分を呼ぶ声が聞こえた。


「イーズ・・・?」

「もう大丈夫、大丈夫だから」


動けない私を背中に隠しながら、イーズが大丈夫、と。そう言って、あいつらと対峙する。


「なんだお前?殺されてぇのか!」

「いや、殺されたくはないけど」

「バカにしてんのかっ!」

「バカに、というか今までにないくらい殺意を抱いてる」


そう言ってイーズは殴りかかってきた二人にむかって小瓶を投げる。蓋を外した状態で投げたそれは、二人の顔にちょうど液体をまき散らして。


「痛ってぇえええええええっ!!!!!!」

「うあああああ!」


二人の阿鼻叫喚に驚いていると、膝裏にイーズが手をまわして、お姫様抱っこをされた。


「逃げるよ!」

「へっ?」

「待てごらあああ!」

「ひぇっ!ラリーサ姉さん!頼みます!」

「あぁ任せとけ」


えっ?ラリーサさん!?なぜあなたがここに?というか任せとけって、えっ!?しかもラリーサさん丸腰!?

イーズの肩越しにラリーサさんを見るとちょうど二人が吹っ飛んでいた。へ?吹っ飛ぶ?人間ってあんなに飛べるんだね・・・。綺麗な放物線を描いて地面に落ちていく。それをなんとなく目で追っていると、視点が急に下がった。


「良かった・・・本当に、よかった」

「イーズ・・・心配かけてごめんなさい。助けに来てくれてありがとう」


イーズが私を抱えたまましゃがんだ。震えるイーズを力いっぱい抱きしめて、謝罪とお礼を言う。暴力沙汰は苦手なのに、こうして助けに来てくれた。震えながらも守ってくれた。腕の中の存在が愛しくて愛しくてたまらない。


「こほんっ」


頭上からわざとらしい咳払いが聞こえた。見上げるとそこには、少ししおれた縦ロールが。そうだ、謝らないと。イーズから離れて、地面に額をこすりつける。


「怖い思いをさせてしまって、本当に申し訳ございません!」

「なっ頭をあげてくださいまし!悪いのはアタシ、」

「違うんです。あの二人は、私の、兄なんです。身内が、本当にひどいことを」


ぐいっと下げていた頭を無理やり上げられた。目の前には涙を流す縦ロールの姿があった。


「謝るのはっアタシの方ですわ!本当に本当に今までごめんなさい!!」


つられていつの間にか私も泣いていた。


「それとっ助けに来てくれて、ありがとうございます!!」


ぎゅっと抱きしめられる。私も負けじと抱きしめ返す。


助け(イザーク)を呼んでくれてありがとう!縦ロール!!」

「それはあなたがアタシを逃がしてくれたからですわ!っていうかアタシの名は縦ロールではありませんのよっ!」


二人で泣きじゃくりながら、ぎゅうぎゅうと抱きしめあう。


「ひっく、そろそろ彼氏さんに返さないといけませんわね」

「ぐすっ、え?」

「気を使わせて悪いね、ヤツルギ嬢。そういうことだから僕の可愛い婚約者殿はもらっていくね」


というとまたもやお姫様抱っこをしてイーズはその場を離れていく。


「手当しないと」

「え?・・・あ」


自分が怪我をしていたことも忘れていた。


「ねぇイーズ。愛しているわ」


いつもより近いその顔にキスをする。この腕の中にいると守られていると自覚できる。安心する。もう怖いことはないのだと、あの夜のように一人で震えることはもうないのだと体と心が理解する。


「僕も、世界で一番愛してる」


イーズが顔を()()()にして言った。


「イーズの瞳はこんなにも綺麗な青柳色だったのね。それに顔が真っ赤よ?ふふっ」

「っ!!ソフィーまさか、色が」

「えぇ!見えるわ!あなたの青柳色も、太陽の赤も、空の青もなにもかも!!世界はこんなにも色鮮やかで、美しかったのね!」


モノクロの世界はもう終わった。イーズが私に色を見せてくれた。


「私ずっと、あなたの色が見たかったの。同じ景色を見たかったの。イーズが私に色を見せてくれた」


イーズは静かに泣いていた。その涙は光を反射してとても綺麗で。いつまでもいつまでも拭っていたのだった。





ルカがラリーサを迎えに行ったあと、花屋の老夫婦にルカについて行きたい旨を伝えたところ、「移店するか」と言ってホワール王国の店をたたんで学園都市に花屋を開きました。


ちなみにソフィア達を襲ったあの二人は後でエドとミハイルにギタンギタンのぼっこぼこにされます。


ここまで読んでくださったみなさんに感謝を!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ