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現実には逆らうな

この物語は詰んでいる。

未来の希望も過去の栄光もないこの人生。

人は人を嘲笑い、人は人を傷つける。

最後に骨となる物は敗者なのか。

死に追い込んだ奴が勝者なのか。

それは誰にも分からない。

どちらか片方がいなくなって証言のとりようもないのだから。

きっと世の中はこんなことの連続なのだろう。

弱者は消えない。勝者がそこに居続ける限り。



俺、川上翔太は思う。

この17年間という時間はあっという間なんかではなく、ただただ長い苦痛の日々だったと。

学校という無駄な時間を割く場所に強制的にいかされているのがその証拠だ。

人は言う、義務教育は中学までだから行きたくない奴は高校に行かなければいいと。

しかし、そう言っているお前も高校は出ているだろう。その先の大学まで行っている奴の言葉は信じられない。

というか、先生になっている時点で学校大好き人間じゃねえか。死んどけ。


そんな妄想をしながら俺は黙って授業に出ています。

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