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第八章:糾弾

「皆さんがここにいる理由は分かりました。私の叔父があなた達を脅迫してここに呼び出し、あなた方を監禁。そしてあなた方が監禁されている間になぜか叔父は殺されていた。本来なら警察を呼ぶべき場面だったが、警察に知られると困る事情を抱えた皆さんは、警察を呼ぶのをやめ、犯人探しを始めた。そういうことですね。あなた方の言い分はよく分かりましたが、人が殺されている今、すぐにでも警察を呼ぶべきです。いいえ私が警察に直に電話します」

「別に警察を呼ばないとは言ってないんだけどな……」

 俺の小声の反論を睨みで封殺すると、金光彰子は毅然とした態度で言い切った。

「ですから今すぐに私の両手両足を縛っている縄をほどきなさい!」

 俺たち五人はそれぞれ顔を見合わせ、彼女の縄をほどかずにほっておくことに決めた。

 俺は目の前で縛られたままの少女、金光彰子を見つめながら、彼女発見時のことを思い返した。

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