愉快な五人の日常?!最終翻訳機将軍
俺は今混乱している。転校生、ハナヤ・アリス…日本語話せないらしい。何言ってるかわかんない。
(あ、あれは…将軍!最終翻訳機…将軍!)
「しょーぐーん!ヘルプミー」
「あ、シベリアか、どうした?」
「この子が何を言っているかわからない」
「アイドントスピークイングリッシュって言ったら?」
「言ったよ」
勿論言ったよ、言ったけど無理だったから将軍に聞いたんだよ。最早、相手が日本語話したら将軍にヘルプミーって言ってないよ。
「しょーがねぇなぁー、俺が変わってやるよ」
「ありがとう」
会長は、多分わかってくれる。英語話せないもん俺。
「no」
小声でアリスが言った。そして、俺の後ろに隠れた。
「どうやら、お前を気に入っているようだな♪」
「気に入られるような事をした覚えはないんだが」
「質問されたのを全てyesで答えたりしたか?」
「した」
「それだよ」
僕はいつも英語はyesかnoだけ言えば大丈夫!って言っていたが、最悪だ。
「あとは、頑張んな俺は帰る。じゃあな」
「バイバイ」
僕は、あと何時間この地獄を耐えればいいんだ。
「邪魔物はもういなくなりましたネ」
「え?」
ドン!
今の俺の状態は女の子に壁ドンされている。逆壁ドンかな。
「君、さっきの質問の意味わかってる?」
えー、わかってないです。