壊れた主人と奴隷ちゃん
「ご主人様、あらすじだそうですよ!」
「……」
「え? 物語の一番面白そうな部分を紹介しつつ、続きが気になりそうな展開まで話す……?」
「……」
「な、なんて大雑把で曖昧な指示ですか! 全くご主人様は現場の苦労ってもんを知ってください!」
「……」
「とはいえ? この? ゆうしゅー、ぷりちー、さいきょー三拍子揃った奴隷ちゃんなら? 出来ないことはありませんけども?」
「……」
「ですがねご主人様! こちとら慈善事業って訳じゃあねぇんですよ! 頑張ったらご褒美の一つや二つ、いや三つくらいあって然るべきではないでしょうか!?」
「……」
「ふ、ふふふ…今更後悔しても遅いですよご主人様! その逞しい腕は今夜、私の枕になるのです!」
「……」
「そうと決まれば、ささっとそのあらすじっての終わらせましょう。この奴隷ちゃんにかかればちょいですよちょい!」
「……」
「えーとですねぇ、この物語はぁ……え? 文字数? もう終わり!? そんなの聞いてないですよ! あ、あぁっと、えっと、わ、私とご主人様が出会ったのは……じゃなくて……ま、待ってください! あぁ! 私のうでまく
「……」
「え? 物語の一番面白そうな部分を紹介しつつ、続きが気になりそうな展開まで話す……?」
「……」
「な、なんて大雑把で曖昧な指示ですか! 全くご主人様は現場の苦労ってもんを知ってください!」
「……」
「とはいえ? この? ゆうしゅー、ぷりちー、さいきょー三拍子揃った奴隷ちゃんなら? 出来ないことはありませんけども?」
「……」
「ですがねご主人様! こちとら慈善事業って訳じゃあねぇんですよ! 頑張ったらご褒美の一つや二つ、いや三つくらいあって然るべきではないでしょうか!?」
「……」
「ふ、ふふふ…今更後悔しても遅いですよご主人様! その逞しい腕は今夜、私の枕になるのです!」
「……」
「そうと決まれば、ささっとそのあらすじっての終わらせましょう。この奴隷ちゃんにかかればちょいですよちょい!」
「……」
「えーとですねぇ、この物語はぁ……え? 文字数? もう終わり!? そんなの聞いてないですよ! あ、あぁっと、えっと、わ、私とご主人様が出会ったのは……じゃなくて……ま、待ってください! あぁ! 私のうでまく
きっと物みたいに扱われるんだわ……だって私、奴隷だもの……
2023/08/06 02:15
これはもう奴隷ちゃんが美人なのは客観的視点から見ても揺るぎようのない事実であり自明の理、火を見るより明らかというものです!
2023/08/06 02:17
ふんっ!私の、とりゃ!右ストレートが、せいっ!火を噴きますからね!
2023/08/06 02:18
満面の笑みを浮かべ、喜んで受け取ります!例えそれがダンジョンの排泄物だったとしても!だって私、ご主人様の奴隷だから!
2023/08/06 02:20
因みご主人様がどんな決断を下そうと奴隷ちゃんは必ず付いてくるので安心して下さい!一緒に世界を滅ぼすのもいいですね!
2023/08/06 02:21
だからご主人様……今日は奴隷ちゃん、帰りたくないな……
2023/08/06 02:23
こんな日常がずっと続けばいいですね!
2023/08/06 02:24
あっ!部屋を飾り付けた方がいいんでしょうか?”おはよう記念日”とかいいですね!
2023/08/06 02:25
二人の再会
2023/08/06 02:26
羞恥の意識
2023/08/06 02:28
打ち過ぎた記憶
2023/08/06 02:29
救世の魔術
2023/08/06 02:30
時間魔術と不老不死
2023/08/06 02:31
眠りと目覚め
2023/08/06 02:32
(改)
見上げた空の下
2023/08/06 02:42