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Episode7 地味男の勇姿を見守り隊! [デート編]6





 後日――。


 古びた喫茶店に相変わらず、いつもの面々が顔を揃えている。


「ねぇ、あれから田中ちゃん何も言ってこないけど、どうなの?」

(武瑠、何か聞いてる?)


 あのデートの日から、田中からの報告が一切届かなくなった。


「あ~、あれから歩莉さんとはデートどころか二人っきりにもさせてもらえないみたいだぞ。歩莉さんの知らないところで石川のオッサンに圧力を掛けられてるらしい」


「そんなの無視しちゃえばいいのにねー」

(タナカには無理でしょ。門吾の凄みには勝てないんじゃない?)


 だろうな、と思いながらも舞花はいつからタナカ呼びになった? とツッコミたくなる武瑠。面倒くさいからツッコまないけど。


「俺にお前を認めさせてみろ! とか言われてるらしい。あの時は石川のオッサンも娘の手前、ああ言うしかなくて仕方なしに“俺に態々許可取ってんじゃねぇ”とか言って格好つけたのかもな」


「それはそれは、前途多難って感じだねぇ。田中ちゃん、たぁいへん」

(ま、頑張るしかないわね)


「お前ら……、他人事感ハンパねぇな」


「だって、他人事だし」

(だって、他人事だし)


 やはり白崎姉弟きょうだいの真の目的は、田中の反応で遊ぶことであって、田中を応援する事ではない。


 ……憐れ、田中さん。


 石川には睨まれ、思い人とのデートはなかなか叶わず、終いには年下からイジられ遊ばれる田中を不憫に思いながらも、この地味男の勇姿を自分だけは純粋に応援してやろう、と心に決める武瑠であった。








【Episode7 地味男の勇姿を見守りたい!・・・おわり】

 ・・・But this story is not over yet.



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